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<タイムライン機能&アナリティクス機能>生徒の学習内容の把握・分析して、コミュニケーションが必要な生徒にポジティブな声かけをする|俊英館【Studyplus LIVE!】

Studyplus for Schoolをよりご活用いただくため、2021年10月に「Studyplus LIVE!」と題して導入校様向けに計12回のオンラインイベントを開催いたしました!

今回は、その中から、「【機能別】Studyplus for School体験&活用相談会 『タイムライン機能&アナリティクス機能~学習管理の基本機能をマスターしよう~』」をテーマとした回をご紹介します。

Studyplus for Schoolの数ある機能の中でも、タイムライン機能とアナリティクス機能はどのように役立つのか、俊英館の井上先生にお伺いしました。

<今回のトーカ―>

【ゲスト】 井上先生:俊英館 高校部担当
鷲巣さん
【司会】鷲巣:スタディプラス株式会社 For School事業部 カスタマーサクセス担当

生徒の記録を確認・承認できる機能と学習状況を分析できる機能

-本日のテーマは、【機能別】Studyplus for School体験&活用相談会 「タイムライン機能&アナリティクス機能~学習管理の基本機能をマスターしよう~」ということで、俊英館の井上先生にお話を伺います。
Studyplus for Schoolを導入したものの、まだ機能を使いこなせていないという方向けに、タイムライン機能とアナリティクス機能を実際にどのように現場で活用しているのかをお伺いできればと思っています。井上先生、どうぞよろしくお願いいたします。

井上:よろしくお願いいたします。

-まずはアナリティクス機能とタイムライン機能について動画にてご紹介いたします。

-井上先生は、これらの機能を使っていらっしゃいますか?

井上:私はアナリティクス機能とタイムライン機能は毎日チェックしていて、仕事の始めに「いいね」を押し、生徒一人少なくとも一つの投稿に対してコメントは必ずつけています。コメントの内容は、「この調子で頑張ろう」など一言添える程度です。ですので、高校生は30人ほど在籍していますが、15分程度で終わります。

タイムラインに投稿がない生徒は記録がないということなので、数日記録がなければ個別にメッセージを送っています。

-ありがとうございます。こちらがそのメッセージ機能の画面です。生徒に個別で送ることもできますし、一斉送信にも対応しています。LINEとは異なり生徒とのやり取りを他の先生方とも共有できるため、出勤されていない先生に向けたメッセージに、他の先生が答えることも可能です。

-こちらは保護者へのメッセージ機能の画面です。同様に、個別と一斉の送信がそれぞれ可能です。

タイムラインの内容からモチベーションアップを図る

-ここからは井上先生に、Studyplus for Schoolの活用についてより詳しく伺っていきます。先ほどタイムライン機能についてお話いただきましたが、具体的にどのように利用されているか教えていただけますか?

井上:タイムラインをチェックし、勉強時間が短い生徒には「もう少し増やそう」などと送ったり、「単語の勉強時間はこれくらいだと長過ぎますか?」といった相談が来ることもあるので、それに対してアドバイスしています。すぐに答えることもあれば、少し時間がかかりそうな内容には「次に来た時に話そう」と返信することもあります。

また、生徒一人ひとりの性格を把握した上で、コメントの内容や口調を変えています。ただ、まずはモチベーションを上げることを大前提としているため、どの生徒にもせっかく入力してくれた記録を否定するようなことは絶対にしません。「今日、記録待ってるね」「記録してくれたらうれしいな」と伝えています。

-声のかけ方については、どの塾さんでも悩まれるポイントですね。記録がなければつけてほしいものの、どうやって伝えたらいいのでしょうか?

井上:私は、アナリティクス機能の画面で青く表示されている生徒を中心に声かけしています。記録をつけている生徒とはタイムライン上でコメントのやり取りができているため、そこでコミュニケーションが取れない、つまり勉強ができていない生徒を優先的にチェックします。

ただ、校舎運営などの業務もあるので、バランスを考えながらやっています。

-その他アナリティクス機能の画面では、どんな部分に注目していますか?

井上:科目のバランスは見ていますが、それについて指摘することはありません。生徒ごとに頑張りたい科目はそれぞれ異なるため、全員がまんべんなく勉強できていれば良いとは限らないからです。ただし、受験科目にまったく手を付けていないなど、気になるところがあればアドバイスしています。

学習の進み具合は、アナリティクス機能の画面よりタイムライン機能の画面の内容で把握しています。例えば、ウイングネットの講座をどこまで見たのかをチェックし、あまりにも遅れているようであれば、メッセージを送っています。生徒の勉強内容や進度把握はタイムライン機能の画面、科目のバランスなどはアナリティクス機能の画面で把握します。

-メッセージ機能の活用はいかがですか?

井上:保護者に対しては、あまり頻繁にではなく月に1~2回ほど情報共有のために送信しています。内容は、「今週は毎日これぐらい勉強していました」といったことです。

数字にこだわるというより、共有すること自体に意味があり、安心材料になります。もともと、校舎LINEはあったのですが、Studyplus for School導入後、LINE連携を開始してからはコミュニケーション量が増えました。

-生徒へのメッセージはいかがでしょうか。機能としては、文字だけではなくファイルが送れたり、Zoomと連携してURLをその場で発行することもできます。

井上:当塾の場合、授業に関することや、質問対応は基本的に対面で行っているため、学習状況の管理や進捗把握のためにアナリティクス機能の画面やタイムライン機能の画面を主に使っています。

一日の中でStudyplus for Schoolの活用をルーティン化

-御校ではStudyplus for Schoolの意義づけがとてもお上手だという印象ですが、何か工夫されたことはありますか?

井上:特別なことはやっておらず、導入時に生徒と保護者の一人ひとりに連絡をしました。スタディプラスさんがご用意されている以下の説明用の資料をお見せして、どういったものか丁寧に説明しました。また、「お子さんの勉強時間や内容をこまめに共有できるようになります」ということもアピールして、理解を促しました。

-ありがとうございます!ご活用いただけていてとても嬉しいです。最後に、現状の業務の中にStudyplus for schoolをどのように取り入れたら良いのかお悩みの方もいらっしゃると思いますので、井上先生の1日の流れを教えていただけますでしょうか。

井上:今のところ、スライドにあるようなスケジュールでStudyplus for Schoolを使っています。14:00~の部分に書いてあるように、週に一度はアナリティクスを教室に掲示しています。これを見て、「今週は何位だった」とモチベーションに繋がる生徒もいれば、あまり気にしていない生徒もいますが、意外にも高校3年生ばかりがランクインしているわけではありません。高校1年生、高校2年生が多く入っているとそれが受験生にとってはいい意味でプレッシャーになっています。

基本的にトップ10だけ掲載し、トップ3の生徒には蛍光ペンをひいて目立つようにしてあげますが、この作業自体は1分もかかりません。

-Studyplus for Schoolのアプリだけでは、自分の勉強は可視化できても周りとの差はわからないので、ランキングを作ることで自分の位置がわかりますね。スケジュールを拝見すると、16:30からは授業となっていますがそこではタイムラインなどをご覧になっているのですか?

井上:はい、タイムラインを見たり、連絡が来てないか確認したりします。それから授業後に、「いいね」をしたりコメントを書いたり、その日に塾に来ていたのに記録がない生徒には声かけをしたりします。いつまでに記録をつけるというルールは設けていませんが、時間が経つと忘れてしまうので、基本的にはその日中につけてもらうようにしています。

記録を見ると5分程度のものがあり、コメントまで読むと「すみません、寝ちゃいました」と書かれている場合もあります。そういうときは、「次からは眠くならない時間でやろうね」と返します。

-ありがとうございます。一日の中で、それぞれのタイミングに応じてさまざまな形でStudyplus for Schoolを活用いただいているんですね。

井上:はい、今回のテーマとなっているタイムライン機能とアナリティクス機能を中心に、生徒の学習状況把握や進捗管理、モチベーションアップなど、多様な用途で利用しています。今後も、生徒の学習に役立つようしっかり活用していきたいです。

-井上先生、本日は貴重なお話をありがとうございました。

Studyplus for schoolでは、専任の担当が一つにひとつの塾や学校に合う使い方を共に考え、しっかりとサポートさせていただいております。

気になることや分からないことがありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。


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