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シリーズ01.Compass Lab編|第1回:はじめての打ち合わせ【Studyplus for School導入物語】

Studyplus for School導入物語とは?

Studyplus for Schoolは、生徒さんの学習管理やコミュニケーションの面で学習塾をサポートするICTツールです。本シリーズでは、特にStudyplus for Schoolの「導入」に焦点を当て、すでにStudyplus for Schoolを活用している塾の方が、どうのような経緯で導入にいたったのか、お問い合わせから導入、その後実際にStudyplus for Schoolを活用していただくまでの流れの中で、スタディプラスの担当者がどのようにサポートをしてきたかなど、実際に行われている定期的な打ち合わせの模様を通してご紹介します。

今回の記事で登場されるのは、鳥取県にある学習塾「Compass Lab」の山田先生と、サポート担当である、スタディプラスの池上です。

開塾と同時にStudyplus for Schoolを導入するメリット

きっかけは、弊社が開催する製品紹介セミナーにご参加いただいたこと。
「ぜひトライアルしたい!」とすぐにご希望いただき、打ち合わせが始まりました。
山田先生はどのような経緯からStudyplus for Schoolに興味を持ってくださったのでしょうか。打ち合わせは、そんな会話からスタートしました。

山田先生:Compass Labの山田です、よろしくお願いいたします!

Compass Lab 山田先生

池上:よろしくお願いします!先日は、「初めてのStudyplus for Schoolオンライン体験会」にご参加いただき、ありがとうございました。こちらのイベントへの参加には、どういった経緯があったのでしょうか?


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Studyplus for School CXプランナー池上

山田先生:Studyplus for Schoolに興味があり、機能を知れるイベントがあると知って申し込みました。これまでの経緯を簡単にご説明すると、私は個別指導塾で経験を積んだ後、もっと色々な面から生徒の成績を上げるサポートをしたいと思い、鳥取県でCompass Labを開業しました。内容としては通い放題にしており、毎週6日間通塾することも可能です。新しく塾を始めるにあたり、授業だけで成績アップを図るのには限界があるので、自宅学習も面倒を見たいと思いました。そのためのツールを探していたところStudyplus for Schoolを知ったという流れです。

池上:なるほど、これまでのご経験から、授業だけでは限界があると感じていらっしゃったんですね。

山田先生は個別指導塾を経験後、地元で塾を開業されたばかりとのことでした。開業前、開業直後の先生からお問い合わせをいただくことは少なくありません。山田先生の目指す理想の塾の姿、オペレーションとは・・?池上がどんどんヒアリングしていきます。

山田先生:他にも課題はあり、「宿題をやってきなさい」と言ってもやらない生徒もいますし、特にコロナ禍では生徒と会えず、コミュニケーションもうまくとれませんでした…。また、休校の連絡を電話で行っており、負担に思っていました。もっと業務をデジタル化したいと思っていたこともStudyplus for Schoolに興味を持った理由の一つです。

池上:生徒さん全員に電話をするのは大変ですよね。最近ではDXという言葉もよく使われるようになりましたが、業務をIT化・効率化して生まれた時間で、先生が本当にやりたいこと、時間をかけたいことに取り組んでいただきたいと思っています。

山田先生:実は当塾は先週開塾したばかりで、すぐにでも使ってみたいのですが…大丈夫でしょうか?

池上:もちろんです!それでは早速トライアルを始めて、本当にCompass LabさんにStudyplus for Schoolがフィットするかを、実際に使いながら検討していただければと思います。

前職で感じた課題感から、開塾後すぐに使い始めたいと言ってくださった山田先生。塾によっては、年度の途中での導入が予算の関係で難しいケースもありますが、開塾されたばかりとあれば、問題なく始められそうです。また、保護者の方や生徒さんに対しても「当塾は、Studyplus for Schoolを使う塾です」と最初からアナウンスできる点もメリットです。

山田先生:塾は私一人で運営していくこともあり、Studyplus for Schoolで色々と効率化したいと思っています。それに、面談記録が残ったり、受験間際に自分の勉強を振り返って自信をつけてもらったり、色んな面で効果があるのではないかと思っているので、とても楽しみです。

池上:では、よろしければこの場で早速アカウントを作りますね。これで、先生はすぐにログインできる状態になります。

山田先生:お願いします!

早速、実際の画面を一緒に見ながら、機能についても池上から説明していきます。

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トライアル用にその場で発行されたサンプルアカウントの画面キャプチャ

自塾「Compass Lab」に込めた想いとは?

池上:前職での課題や、自塾で今後実現したいことは他にもありますか?

山田先生:生徒が自分の勉強を振り返って、弱点と向き合う、ということをさせたいです。また、入試問題では思考力や表現力を問うものが増えているので、授業の要約として記録をつけ続けることで国語力を上げられるのではないかと思っています。

池上:色々な塾の生徒さんを見ていると、記録をつけ、振り返りを言語化することで国語力が鍛えられ、PDCAサイクルをうまく回せるようになった子は、成績が上がっていますね。Studyplus for Schoolを使うことで、実現できると思います!

振り返り、そしてその習慣化…。まさにStudyplus for Schoolが大切にしているコンセプトです。塾名「Compass Lab」には、それらを重視する先生の想いが込められていました。

山田先生:勉強を習慣化して自立するということは大人になっても役立つスキルです。当塾では体験期間に、いつ何を勉強するかを生徒自身に決めてもらいます。入塾後もそのスタイルで勉強していきます。こうしたやり方は卒業後も役立つと思っており、その気持ちをロゴに込めています。

そんなCompass Labのロゴはこちら。

山田先生:まず「Compass」には、志望校合格に向かってコーチングしていくこと、受験勉強という長い道のりで迷わないよう導くという意味を持たせています。
「Lab」はLaboratoryの略で、研究所という意味があります。生徒には映像授業を使って、研究するようにしっかり勉強してほしいです。また映像授業の中の先生と私、2人で1人の生徒を見ていくため、通常とは逆の形の「1対2指導」になります。そういった新しい勉強の仕方を、私自身も学びを研究するという意味もこめています。
生徒の学びにも私の学びにも、学習内容を細かに振り返ることができるStudyplus for Schoolが必要です。また、Studyplus for Schoolは他のICTツールと連携ができると聞いたのですが…。

池上:はい!連携機能は効率化に非常に有効で、連携している映像授業を視聴すると、自動で記録がつけられます。

山田先生:当塾はスタディサプリの映像授業を使う予定です。また、モノグサも導入しますがこちらは連携していますか?

池上:現時点では連携していないですね…、ただ導入塾さまでモノグサさんを使っているところは多いです。

失敗事例を共有することでStudyplus for Schoolの継続的な成功を目指す

お話を伺えば伺うほど、先生の目指す学習塾の姿がStudyplus for Schoolととてもマッチしていると感じられてきました。

山田先生:私も塾を運営するうえで、絶対に使いたいと思っています。ただ、なにせまだ開塾したばかりで生徒数がとても少ないです。

池上:だからこそ、Studyplus for Schoolを入れ込んだオペレーションを組んで生徒を迎えられるという点はメリットですね。

山田先生:そうですね。そして、面談や保護者とのコミュニケーション機能もあるとのことなので、それらを含め、ほとんどすべての機能を使うオペレーションを組んでいきたいと思っています。

学習管理機能だけでなく、面談管理や保護者コミュニケーション機能も使いたいとおっしゃってくださった山田先生。塾のオペレーションにStudyplus for Schoolをどう組み込むか、ポイントを池上が解説します。

池上:オペレーションを組む上で大切なことは、使い続けてもらえる仕組みを作ることです。せっかく導入しても生徒さんが使わなくなることが一番もったいないため、いかに使い続けてもらうかを考えていくかが大切になります。
まずは御校でどのようにStudyplus for Schoolを使うか明確にし、言語化しておきましょう!

山田先生:はい。記録づけは宿題として必ず行ってもらい、それによって弱点ややるべきことをか、やらないといけないことを自分で見つけ、取り組んでいきたいと思っています。

池上:すでにルールは決められているんですね!弊社から導入塾さんへお渡ししている資料もあるので共有いたしますね。

先生方にお渡ししている資料には、生徒さん用や保護者様向けのものもあり、入塾時の案内用にすぐにご利用いただけます。また、Studyplusで学習記録をつける際のルールに関する資料もあるので、利用開始時に、教室に掲示いただいています。
ルール作りと同時に、大切なのは生徒へのStudyplusの定着です。過去、池上はどんな失敗事例を経験してきたのでしょうか。

池上:最も失敗事例として多いのは、「記録をつけなよ」って言って、投げっ放しになってしまうケースです。また、アプリ慣れしてない生徒さんが使い方がわからず放置してしまうこともあるので、塾にいる時間で先生と一緒に使い始めて、基本的な操作を教えた方が継続します。

入塾の際には、生徒登録、生徒連携、保護者LINE連携をその場で完了させるとスムーズですね。家庭に持ち帰ってもなかなかやってくれないことが多いので、塾にいる間に終わらせることがポイントになります。
運用が始まったら、できるだけフィードバックを送ってあげると記録の継続率が上がります。

山田先生:なるほど、早く使い始めて、フィードバックをしていきたいですね!

池上:そして、定期的な振り返りも必要です。Studyplusの記録に基づく会話をする時間を必ず設けていただきたいです。
生徒面談や三者面談では、アナリティクス機能からグラフ化されたデータを見せて、それをもとに話すというやり方がおすすめです。

山田先生:このデータは、たしか保護者に送ることもできるんですよね?

池上:はい!LINE連携機能で、アナリティクスのデータを送れます。LINEボタンを押せばワンクリックでグラフページが表示されて、すぐに送信可能です。

保護者LINEとの連携機能で、
生徒のアナリティクス情報を保護者のLINEにワンクリックで送信が可能

山田先生:これはいいですね。私は、塾は保育園に似ていると思っています。というのも、料金を支払うのは保護者なのに、実際に保育園で何が行われているかは子どもしか知らず、保護者は把握できない状況と似ているからです。塾も何が行われているかは生徒しか知りません。しかし、こういったデータを送ることで、様々なことが見えてくるようになると思います。

池上:いいたとえですね、本当にそうです。年次が上がって高校生くらいになれば細かい情報を求めない保護者の方も増えますが、それでも料金を支払う以上、塾に通わせたことによるメリットが見えないとネガティブなイメージを持たれる可能性はあります。

山田先生:LINEをやっていない保護者の方もいますが、そういう場合はどうしたらいいですか?

池上:アナリティクスのデータはPDF保存できるので、添付してメールで送れます。

山田先生:それなら、スマートフォンを使っていない方に対しても問題なく情報共有できますね。初回の打ち合わせでお聞きしたかったのは、このくらいです!

池上:ありがとうございます!では、まずはトライアルでお使いいただいて、先生が本当に使いこなせる状態になった上で正式導入していただきたいと思っています。一旦は9月末を目途に、先生が問題なくStudyplus for Schoolを使えるようになるよう、一緒に頑張っていきたいです。定期的に進捗を伺いたいので、2週間後にまた打ち合わせをさせていただけますか?

山田先生:はい、ぜひお願いします。

池上:ありがとうございます。ではこの後、早速議事録や使い方の説明動画などお送りするので、お時間のあるタイミングでゆっくりご覧ください。

山田先生:わかりました。ありがとうございます!

池上:では引き続き、よろしくお願いいたします!

先生の目指す塾の方向性と、Studyplus for Schoolの機能がマッチしそう…!という期待感が高まる、初回の打ち合わせとなりました。
これから、実際に先生が、そして生徒さんがStudyplusを使い始めることになります。果たして、オペレーションはうまく行くのでしょうか?

次回はその後、実際にStudyplus for Schoolの運用を開始した山田先生との打ち合わせの様子をご紹介します。
お楽しみに!

Compass Labについてはこちら

Studyplus for Schoolについてのお問い合わせはこちら

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