管理ツールではなく、生徒の自立を促しステージを上げるための手段として活用 Customer Story#8|立志
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管理ツールではなく、生徒の自立を促しステージを上げるための手段として活用 Customer Story#8|立志

Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。第8回は、京都と兵庫で地域密着型の個別指導専門学習塾を運営する株式会社立志の代表取締役の岡田 英佑先生にご登場いただきます。

2018年度Studyplus for School Award Most Valuable Schoolを受賞されたときのご講演と、インタビューで語られた内容をまとめます。

生徒の人間的成長を求める、塾におけるCSRの価値

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ーまずは塾について改めて教えていただけますか?
はい。株式会社立志という京都府で塾をやっている会社です。31年経営していて、私は2代目で、先代から受け継いで5年ほどになります。生徒数は2000人弱で、高校生500人前後がStudyplus for Schoolを導入しています。

高校生に対して色々な課題があり、ずっと悩んでいる中で、今Studyplus for Schoolを活用している状態です。

ー岡田さんは、塾を受け継がれるまでは、教育とは離れたところにいらしたんですよね?

私は新卒で東京の商社に入社し、5年間営業をしていました。いまいち仕事のやりがいを感じられずにいた中で、10年前に父が病で倒れたことをきっかけに、京都に戻って2代目として就任しました。そこから試行錯誤を経て「自分の人生に責任を持てる人を育てたい」という理念を掲げ、現在に至ります。


ーぜひ、岡田さんが教育業界に入ってからの10年のお話を聞かせてください。

10年前、福知山教室の生徒数は80人くらいでした。生徒の成績はしっかり上げられていたのですが、それはすごく疲れることで自分にとって真のモチベーションにならず、悩んでました。

私が気付いたのは、塾業界の悪しき習慣です。働く環境が良くない、授業料だけ高くて成果の出ない場面が多い、単なる塾の機能だけではお金稼ぎにすぎないといったことが挙げられます。そうではなく、CSRを果たさなければと思うようになりました。

生徒にどんな価値を提供するか、あり方を定義するために、言葉と向き合い続けました。

ー塾の機能以外のCSR的な価値とはどんなものでしょうか?

僕らの理念に「思考して主役たれ」というものがあります。生徒たちには、自分で自分をモチベートできる人間になって欲しいです。

そしてその手段は、「生徒に自信をつけてもらうこと」と「考えるだけの機会を提供すること」。結果として、生徒が自分の人生について考え出す、自立した状況を塾でつくりだしたいと思っています。

ー生徒の人間的な成長を促したいということですね。

社会に出て成長して前に進むためには、自分の至らない部分や嫌な部分を、全部認めたうえで積み上げていくしかありません。それを高校生のうちにどれだけの深さでできるかが、塾で目指す究極の形だと思っています。

私たちは生徒をモチベートしたり刺激を与えたりはできますが、そういった外的なモチベーションは長続きしません。だから、生徒は人からモチベートをされることを期待してはいけないのです。

自己を理解していくことで、生徒たちは自分を俯瞰でき自己肯定感を高めていけると思います。

Studyplusに記入できている状態を自立と定義する

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ー自己理解を促す方法が気になります。

本質的であり続けようという意識が重要です。塾の仕事というのは成績を上げるということなのでコミュニケーションは手段。メタ認知の促進が伸びるための第一条件です。

塾運営をしていると、どうしてもコンテンツに目がいきがちです。ある意味短絡的な提案が多いですが、本来はものごとがうまくいくためのコンテキストを重視するべきだと思っています。

ーその中で、Studyplusはどのような立ち位置で運用されていますか?

高校生に関してはStudlyplusに記入できている状態を一旦は「自立」と定義しています。学習に対して自覚的であることが自立です。

Studyplusを入力することで、自分の日々の勉強を振り返ったり苦手な部分を把握することができますよ。


ーそのようにStudyplusを理念を達成するための手段として定義いただいているのはありがたいです。

そういう意味で、上辺だけのコミュニケーションや学習管理として使っているのではありません。Studyplus for Schoolは、生徒の人生に寄り添うためのツールだと思っています。

導入して成功するかしないかは、塾の哲学とか方針によると思っているので、導入を考えている塾にはぜひそこを意識していただきたいです。

Studyplusで集めたデータをもとに生徒に学習を促す

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ーStudyplus for Schoolの活用について、今後もっとこうしていきたいというのはありますか?

データ分析です。どれくらい勉強すれば、どのくらい成績が上がるのか、そういった数字を明確にしたいと思っています。

もともとStudyplusを導入したのも、データを蓄積する必要があると強く感じていたからです。

ーあたらめて導入のきっかけを聞かせてください。

生徒に「やればできる」と言ったり、試行し始めるだけの根拠となるデータが、まずは必要だと思っています。課題解決のためには仮説をまず立てますが、その仮説を立てるためにはまずデータ集めをしなければなりません。Studyplus for Schoolはそのデータ集めのために利用したいと思い使い始めました。

もともとデータを集めるきっかけとなったのは、スタディサプリを運営しているリクルートが、精度の高い情報を集め始めているということが明らかになって来たことです。

資金力やデータ量では勝てないですが、生徒たちが実際にイメージできる
先輩のデータや、身近な例としてのデータであれば、生徒たちは納得して
計画を立てたり勉強を始めることができるのではないかという仮説があり、Studyplus for Schoolを利用しはじめました。


ー導入して1年、いかがでしたか?

実際に思い通りに使えているのか?といわれると、理想としている使い方からは程遠い精度の情報しか手に入っていません。小さな成功として、データから生徒たちの行動の修正をかけることができることもあります。

まだまだ思い通りにはいっていないのが現状で、自分たちがやりたいことをできるかというのは、今年度以降さらに挑戦していく部分になります。


ーデータ出力や分析など、今年もお手伝いできればと思います。最後に、塾としての展望などを教えてください。

現在、社員が40人、生徒は2000人弱になりました。完成された組織ではないがゆえに、変化も厭いません。このあとさらに飛躍できる組織だと思っています。

だから自分たちはチャレンジし続けて、まずは京都でナンバーワンなっていきたいと思います。

ーありがとうございました!

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