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Studyplusで生徒が勉強計画を共有し、やらざるをえない状況を作る(後編) |沖縄ブロードバンド予備校

Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。今回は、前回に引き続き沖縄ブロードバンド予備校さんの町田塾長にお話を伺います。Studyplusを導入されたきっかけや効果などについてお聞きします。

生徒の特性によって出来上がるグループが変わる

—開塾直後は集客にご苦労されたとのことですが、生徒が増えてからは運営方法などは変わりましたか?
色々と試行錯誤をして、集中勉強会をやってみたり、単に自習させるというだけではなく、試験前の対策もしていました。もちろん、ブロードバンドの講座も観せていました。

生徒の属性としては、那覇国際高校の生徒が大半でした。だから試験の日程もほぼ同じでやりやすかったといえばやりやすかったです。男女比は4:6くらいの割合で、女子が少し多いくらい。

クラスにリーダーシップのある男子がいてくれると非常にいい状態が作れます。生徒の層によって教室の雰囲気も変わりますが、那覇国際は一定レベル成績がよくて良かったです。

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—どんな生徒がいるかによって、どんなグループが出来上がるかは変わりますよね。
はい。男子1人に女子39人という年もあって大変でした。なあなあになる部分もあったし、うまくこっちもコントロールできなくて。だから男子と女子の割合、あとリーダーシップのある子たちがどれだけ来てくれるかってところが非常に大きいですよね。

—最近の傾向はいかがですか?
去年、一昨年と上手くいってました。今年は高3が一気に増えてしまって。今まで55人くらいだった高3生が、80人くらいになってしまっています。その分、高2が少なくなっているので、そこはちょっと手を打たないといけないところです。

グループミーティングで勉強時間を宣言する

—Studyplus導入のきっかけについて教えてください。
当時、開塾して時間が経ちやっと生徒の人数が増えてこともあり、客単価を徐々に上げていかないといけないと考えているところだったんです。もちろんただ上げるのではなく、その分塾として役割を果たさなければなりません。

そこでやっていたのが、勉強時間の管理です。最初は自己申告で勉強時間を一覧表にして作って書き込んだり、音読の時間を書き込んだり、アナログ的にやっていました。もうちょっと何かないかなと思ってたところで、Studyplusを知ったんです。

—Studyplusはどのようにお知りになったんですか?
うちの塾に入ってくれた生徒が自分でStudyplusを使っていて、その話を聞きました。高2の7月の模試で那覇国際でトップになった子です。
 
彼から話を聞いて私も調べてみて導入させていただいたんですが、その後一度お休みしました。しばらく経ってLINEと連携すると聞き、去年の秋ごろ再開しました。以前と比べるとリニューアルで機能が増えてとても使いやすいですね。

—ありがとうございます。Studyplusはどのように活用いただいていますか?
基本的には勉強時間の管理です。うちでは毎週、生徒複数名でのグループミーティングをしているのですが、そこでStudyplusを有効に使うために今週はどれくらい勉強するのか申告させているんです。

―申告させることでどういったメリットがあるのですか?
事前に申告させるので、自分がどれくらいやるかを他の人と共有するわけです。それを表にして、申告時間と合うかどうかもチェックしています。

勉強した時間はStudyplusの記録でわかるので、やりましたと言っても記録がなければやってないのと一緒です。

—グループミーティングはどのくらいの頻度ですか?
高校2年生が木曜日の8時から、高校1年生が金曜日の8時からやっています。高3はもうやっていなくて、どんどん自分で走っている形です。高校2年まではグループミーティングをやって、高3になったら個別面談という流れですね。

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—では先生との週1の面談がチューニングポイントですね。
はい、高3はそうですね。高1、高2でグループをやっているのは集客のためでもあります。グループミーティングをやってみるとすごく評判がよくて、口コミで生徒が来てくれるんです。単に一人で予備校に行って予備校の講座をサーバーで観てというのではなく、グループでやってチーム感を得られるので。

—グループミーティングの内容を詳しく教えてください。
高1高2の場合は、まず勉強時間の申告と、勉強時間の先週のチェック、あとは単語のチェック、基本的な文法のチェックです。数学は今どこまで進んでいるのか、理解度はどうなのかをチェックします。最後に今までの先輩たちの話を私の方で紹介して、成功パターンだけではなく失敗パターンも言ってあげています。時間は、1時間くらいです。

一番重要なのが、Studypluslに勉強計画という項目を作らせているんですよ。生徒が独自教材で。これが非常に重要で、考える習慣づけをやっています。

—勉強計画を立てる時間をきちんと取られてるのですね。
やっぱりStudyplusは勉強している生徒がパッと見て分かりますよね。色分けがまだらな生徒はちゃんとやってる。一色だけになっている生徒はほぼやってないなと。そこで判断ができます。

入塾前の生徒ともStudyplusを使って交流

—面談は生徒さんと1対1もありますか?
はい。面談フォームは決まっていて、模試の1か月前くらいにやって、何点にするのか話します。やる気だとかモチベーションというのは横に置いておいてますね。

面談でも勉強時間だけ聞くのはよくありますが、あくまで結果を出すために「何してるの?」っていう会話に絞られていくと。面談をやって、考えている子と考えていない子はコミュニケーションの質で分かりますよね。

ある程度考えている子は、やるべきことが明確なので面談といっても5分、10分で終わります。数字の出ない子、やるべきことが不明瞭な子にはだいたい30分くらい時間はかかる場合もあります。

—その時間も一つの判断材料になるわけですね。
はい、それからうまくいくかどうか分からないですけど、今高2を募集しているので、高2の那覇国際の子と友達になって。正規入会になった子は、Studyplusに入れて「この子勉強もすごいちゃんとやってるし、良さげだな」と思ったらちょっとフォローさせてもらうという。名前は、ブロードバンド予備校塾長とか。

向こうも私にいいねをくれたり、一生懸命頑張ろうねというようなちょっと柔らかい話をして。ある種のスカウトですね。

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—入塾前から知ってもらえますね。
そうです。その生徒はここでグループミーティングやってることも知ってる状態です。今の生徒で一回問い合わせがあった子は、友達になって入会するパターンが多いんです。

だからその生徒のこともタイムラインを見ていいね押したりして、入会したときにある程度把握できていて「お待ちしていました」という状態で。入塾した段階でアドバイスができるようにします。やっぱり生徒は、自分のことを知ってくれる人がいるといいんですよ。

チラシを効果的に配り高校生の興味を引く

—沖縄ブロードバンド予備校さんはコミュニティー作りがすごく上手ですよね。
楽しいのが一番
です。来週、校門配布でチラシを配りに行くんですが、もう楽しくて。そこで、チラシの中にチョコボールを入れるんです。で、事前にグループLINEで「那覇国際高校に撒きにいくぞ」と今の生徒たちに言って、「欲しい友達にはみんな声をかけておけ」
と。

そうすると400枚がものの15分くらいでなくなります。「私がいちごがいい」「私はチョコがいい」と殺到するんですね。そこに紹介カードだとかを入れて、どれだけ集客できるかです。チョコボールなんか、結構ツイッターで回ったりするんですよね。

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—たしかにSNSにあがりそうです。
この前、教頭先生まで取りに来ていましたよ。「今うちの生徒何人くらいいますか?」「これくらいいます」「よろしくお願いします」と。「本当に、周りの予備校は高いですよね」という話でしたが、「うちは月謝制でやっていますから」と。
  
—特に生徒さんがしっかり自立していらっしゃるのが特徴ですよね。
よくランチェスター経営とかいうじゃないですか。でもやっぱり僕らみたいな個人事業主は一点で勝負しないと。面でやろうとするとダメですよね。

―本日は貴重なお話ありがとうございました!

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