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【Member Interview/セールス】熊村拓也

Studyplus for Schoolにはどんなメンバーが在籍してるんだろう?お仕事の合間にちょこっとだけお時間をもらって、インタビューをするコーナー。
今回は、2022年4月に入社した熊村さんに、なぜスタプラに入社したの?いま、どんなことをしている?など、ざっくばらんに聞いてみました。

熊村拓也(くまむら・たくや)
秋田県生まれ、宮崎県育ち。東大受験を試みるも、2時間睡眠学習をした結果、1ヶ月で体調を崩し断念。大学ではアメリカの歴史を専攻。銃の歴史を学ぶためテネシー州へ留学後、日本のNPO法人に参画したい気持ちが強まり留学を切り上げ帰国するという猪突猛進タイプ。
学生時代から教育の地域格差をなくしたい想いからスタディプラス株式会社へ入社。現在は、セールス担当として新規顧客向けセミナーなどを担当。

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目を引く異色のバックグラウンド

ーー今日は熊村さんについて根掘り葉掘り聞き出せたらと思います。よろしくお願いします。

熊村:よろしくお願いします!

ーー東大受験を目指されていたんですね!

熊村:はい。親戚が関東に多くいたこともあり、関東にある大学へ行きたいと思っていました。でも、大学についての情報が手元に何もなく…地図を開き、知っている地名を元にコンパスで円を書きその中にある大学が東大だったんです。

意気込んで勉強を始めたものの、睡眠時間を削りすぎた結果、1か月ほどで体調を崩してしまい断念してしまいました。

それでもやはり大学の情報は少なかったため、地元宮崎県出身の教授がいるからという理由で進学先を選びました。アメリカの歴史を専攻していたのですが、学んでいくうちに日本人には馴染みのない銃の歴史についてもっと知りたくなり犯罪率が高いと言われるテネシー州へ留学を決めました。

実際、在学中にカフェテリアで発砲事件があったり、周辺での事件を知らせるメールが頻繁に届き安全ではありませんでした。笑

ーー怖いですね…その後、留学期限前に帰国されたのはなぜですか?

熊村:留学中にオバマ大統領の2回目の選挙があり、アメリカ人の選挙熱にとても影響を受けました。その時に、日本のNPO法人が若者の投票率を上げるための取り組みをしていることを知り「どうしても参加したい!」と思いたち、帰国しました。

大学からはこっぴどく叱られましたが、とても良い経験ができたと思っています。

生まれた環境による教育格差をなくしたい

ーー面白い経歴を持つ熊村さんがスタディプラスへ転職しようと思ったきっかけはなんでしょうか?

熊村:冒頭の話と関係するのですが、生まれた地域・環境によって選択肢が狭まること、将来できることが限られてしまうことに対する違和感がずっとありました。加えて、勉強してこうなりたいといったロールモデルが近くにおらず、自身が学びに対して悩んだ経験から地域格差を埋めるため教育×IT業界に携わりたいと思っていました。

中でも、スタディプラスは学力向上だけではなく、自立性を高めるツールであることから、社会人になっても役立つスキル・考え方を身につけることができると感じたため、一員としてこのサービスを全国にもっと広めたいと思いました。

ーーこれまでも教育関係のお仕事をされていたのですか?

熊村:1社目は、製菓関連の専門校です。高校で進路選択をする際に、今よりも情報量が少なく、身近にある美容師・教師・保育士といった職業から選択する友人が多かったため職業教育(キャリア教育)に興味があり入社を決めました。

その後、職業教育を知るには自身が職業について知識だけでなく、経験も積む必要があると考え、食品(洋菓子)会社へ転職し、自社ブランドの拡販や卸売の事業責任者として企画から製造委託・営業・販促の全てを経験しました。

ーー異業種への転職は大変ではなかったですか?

熊村:大変でした。特に、新型コロナウイルスが感染拡大し始めた時期には、過剰在庫にどう対応したら良いのか頭を悩ませる日々が続きました。でも、いつもは猪突猛進タイプの自分でも、この時ばかりは攻めてばかりでは解決しないことを知り、守りの大切さを学ぶきっかけにもなり勉強になりました。また、お客様含め関わる全ての人たちが喜ぶ姿を見ることや、一緒に働くメンバーの成長を感じる事が嬉しく、改めて自分は「人が好き」だということにも気づくことができました。

2社目でも、一通りの経験を積めたため、改めて教育業界に戻り、以前から抱えていた教育に関する課題解決と合わせてより多くの学生をサポートしたいと想い入社を決意しました。

勉強中だからこそ自分にしかできないセールスパーソンに

ーー実際に働き始めてみていかがでしょうか?

熊村:前々職も前職もリモートワークではなかったことと、自身の性格上、働く環境に慣れるまでに少し時間がかかっています。。。でも、みなさん本当に優しくサポートしてくれるので、焦らずもなるはやでワークスタイルを確立したいと思っています。

現在は、自社理解やサービス理解、競合ツールのリサーチをしながら、カスタマーサクセスのみなさんの打ち合わせに同席させていただいています。知れば知るほど、魅力的だなと感じますし、新しく立ち上げるセールス部門の担当でもあるため、責任感を持って日々の業務に取り組んでいきたいと思っています。

ーーどんなセールスパーソンになりたいですか?

熊村:これから届けていきたい先生方のことを考えると、より分かりやすい表現で、相手の立場に立った説明や情報提供ができるようになりたいと考えています。

近年は特に、カタカナ用語や略語が当たり前のように使われていますが、分かりやすさを考えると多用するとかえって誤解や理解不足を招きかねないと思っています。自身が、今学んでいる立場でもあるからこそ、誰でも理解できる説明を通してより多くの先生方のお役に立ちたいと思います。

ーー人想いな熊村さんの今後がとても楽しみです!ありがとうございました!

編集あとがき

安全大国日本とはかけ離れた米国での留学中
19歳の友人から
「キミは将来何に貢献したいの?」
と聞かれたことがとても衝撃的だったそう。

今回のインタビューを通して
「どの会社に入りたいのか」「何になりたいのか」ではなく
変化の激しい社会に流されずに自分らしく生きていくためには
「何に貢献したいのか」を明確にできる問いかけを
子ども達に投げかけていくことで
熊村さんのように意思の強い人になれるのかもしれないなと
気づきを得ることができました。

みんなにも読んでほしいですか?

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