プログラミング学習を通してキャリアの可能性を広げる|TechAcademyジュニア【EDX EXPO】~プログラミング部門~
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プログラミング学習を通してキャリアの可能性を広げる|TechAcademyジュニア【EDX EXPO】~プログラミング部門~

新型コロナウイルス感染拡大を受けて、あらゆる産業でアナログからデジタルへの転換、サービスのあり方、働き方の見直しが迫られています。

教育業界においても、少子化、採用難、地域格差、そして、新型コロナウイルス感染拡大と社会課題が広がる中で、未来の教育のあり方、先生の新しい働き方の模索が加速しています。

Studyplus for Schoolでは、教育(Education)とデジタルトランスフォーメーション(Degital Transformation※略称DX)をかけあわせた「EDX」を標語に、未来の教育のあり方、先生の新しい働き方に挑戦する教育事業者を広く発信するEdTechオンライン展示会「EDX EXPO」を定期開催しています。

ここでは、2020年11月に第二回目として開催いたしました「EDX EXPO」の様子をご紹介します。今回は、プログラミングスクールTechAcademyジュニアを運営するキラメックス株式会社の加藤様と平賀様の講演内容です。講演では、実際の教材を使用し、模擬授業を行って頂きました。その模様もお伝えします。

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子どもには楽しさを、保護者には必要性を理解してもらう

事前配布用パンフレット-1

TechAcademyジュニアでマネージャーを務めています、加藤です。2020年度から、小学校でプログラミング教育が必修化されました。そこで今回は、弊社コンテンツディレクターの平賀に、模擬授業をしながらTechAcademyジュニアについてご紹介させていただきます。

TechAcademyジュニアの平賀です。私は、コンテンツディレクターとして、Scratchというプログラミングに限らず、ゲームアプリやウェブアプリなど、子どもたちの可能性に応じて多彩なカリキュラムを用意しています。

算数プログラミング教育体験 (1).pptx-3

本日は、小学校5年生の算数をテーマにしてTechAcademyジュニアという教材をご紹介していきます。今回のコースの目的は、こちらの通りです、子どもには、プログラミングをやってみると楽しんでもらえるのですが、保護者には、なかなかその実感を得てもらうことができません。だからこそ、「保護者」というワードを目的に入れています。

ゴールも、保護者と子どもそれぞれに設定しました。保護者は、子どもが楽しいと言っただけでは、なかなか踏み切れません。学習機会を与える重要性を感じていただく必要があります。子どものゴールは、嫌いだった算数を生き生きと学ぶ状態です。この2つを達成できれば、このコースは大成功です。

算数プログラミング教育体験 (1).pptx-4

今回のコースは、このような前提の元で実施します。ハンズオン形式で実施しますが、子どもだけで自立学習するというより、保護者も一緒に参加していただきます。勉強嫌いの子どもでも、プログラミングというツールを使えば前向きになれることを理解していただくためです。

実施時間は60分ですが、もう少し長く時間を設けると、子どもたちが生き生きする姿をたくさん見ることができます。

算数プログラミング教育体験 (1).pptx-5

弊社では様々なコンテンツを用意しています。「おにごっこゲームをつくろう」というコースもあるのですが、子どもはゲームを作ることに対して前向きです。その中で、「楽しい」と言ってもらうことを重要視しています。

ここからは実際に、体験コースでどんなことをしているのかご紹介していきます。コースの中では、いくつかのレッスンに分かれており、レッスン1ではインプットをします。例えば、算数で習う角度について知らなければ、このコースを理解することは難しくなります。そこで、学年問わず必要な知識を学びます。

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これが実際の画面です。緑色の旗を押すとプログラムが実行されて、2、3、4などの数字をドラッグすると図形が描かれ、スペースを押すと対角線が引かれます。これを使いながら、五角形の内角の和は540度であることをインプットしていきます。

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レッスン2では、正多角形を描くプログラムを実際に作ってもらいます。まず、正三角形を描くプログラム、次に正五角形を描く手順をまとめて、最終的には正五角形が描ければクリアです。チャプター3の「挑戦しよう」では、幾何学的な模様を描きます。

そして最後にTechAcademyジュニアの教材を紹介して終了です。

プログラミングに必要な基礎知識をインプットする

ここからは、実際に模擬授業でどのようなことを話しているかをご紹介します。まず最初に見せるのがこの画像です。

算数 ✖︎ プログラミング.pptx-3

この2つの図形の違いを生徒に質問すると、「左側が丸で、右側が四角」と答えてくれます。

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次に、角について説明します。図を見せながら、角の大きさの違いを明らかにします。

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単に説明をするだけではなく、角度の概念が実社会に繋がっていることを伝えることもポイントにしています。左から1番目は伊能忠敬で、日本地図を作るのに角の概念を使ったことを説明します。

2番目は測量、3番目はGPSです。それぞれ、建造物を建てたり位置情報を得たりするのに角度が必要です。4番目はコンピュータグラフィックで、ゲームにも角度の計算が必要になります。5番目は大学の研究者です。

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こちらは実際の操作画面です。画面右上方にある緑色の旗をクリックすると、右側の白い四角の中に数字が出ます。ドラッグすると線が引かれ、このような五角形を自由に作成できます。これは事前に私がプログラムをしておいたからです。

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ここからは、実際に生徒が手を動かします。まずは正三角形を描くプログラムの作成です。緑色の旗をクリックすると、テックアカデミーキャットというキャラクターが現れます。このキャラクターは画面左側の指令に従って動きます。

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このアカデミーキャットを動かしながら、正三角形を作ります。生徒に試行錯誤してもらいながら、正三角形を作るには一つの角の大きさを120度にすることを見つけてもらいます。

その後、生徒には、五角形の作成をしてもらいます。そこでまず、プログラミングのテクニックとして、「同じことの繰り返し」の命令の仕方を教えます。

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生徒たちはランダムに数字を入力して、一つの角度を何度にすれば五角形が作れるかを考えます。何度かやっていると、必ず正解にたどり着く生徒がでてきます。

授業プラスアルファの学びを目指す

お子さんも自分で試してみたがるため、最後はいろんなものにチャレンジしてもらいます。

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例えば、こういった三角形を提示するのもいいでしょう。これは変数を使わないといけないため、よく知っているお子さんしかできません。ただ、見よう見まねで一生懸命作る過程は楽しいようです。

そうやって楽しんでいる過程を見ることで、保護者も「算数とプログラミングはこんな風に学べるのか。うちの子にもプログラミングの学習機会を与えることは、すごく意味のあることなのではないか」と感じていただけます。

子どもにとっても、従来の一斉形式で黒板を使った授業を受けるより、算数を学ぶハードルがすごく下がります。学習効果も高まりますし、プログラミング的思考も得られます。

私たちは、コンピュータを使って、テクノロジーを活用した人材を育成したいと思っています。そして保護者に、プログラミング教育の必要性と重要性を分かってもらうため、その入口としてこうしたコンテンツを開発しました。

今後は教育の現場で、理論的なことを理解する授業と、今回のように探索的な授業の2種類が行われると思います。これは、先生によって変わってくるでしょう。

また、学校では、基礎として三角形や五角形を描くことがゴールになると思います。しかし、私たちは、もっとクリエイティブなところを目指しています。例えば、今回の授業の延長で、三角形が大きくなるような模様をつけたら、それがひとつのアートになります。そういったプラスアルファの部分を学べるコンテンツを用意しています。

学校の授業のためにプログラミングを学ぶというよりも、プラスアルファとしてアート作品を作ったり、アプリケーションを作ったりという点が、民間教育でプログラミング教育をする価値です。

プログラミングを学ぶことで広がる可能性

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私たちの強みは、初心者から上級者レベルまで対応できることです。例えば、高校で学習するRubyやJavaScriptまでステップアップできるようになっています。また、基本的には子どもたちが一人ひとり、自分のペースで進めていくスタイルです。

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パソコン1台でできるため、教室のスペースを有効活用できます。特に何も使っていないスペースがあれば、そこを使って稼働率も上げることができます。中には今回の模擬授業のように集団指導している塾もありますし、それぞれのスタイルあわせることが可能です。また、最近新しく自宅学習機能を実装しました。

今後もウィズコロナという状況が続く中で、新しい学習形式が一般的になって行くと思います。そこで私たちも、自立型スタイルを活かし、自宅でも同じような学習ができるようにしました。

これにより、例えば、インプットは自宅で自分のペースで取り組み、塾では成果発表をしたり、みんなでアクティブラーニングをしたりという使い分けもできます。また、塾で学んだことを復習することも可能です。先生の方で、どこまでレッスンできるか制限もできるため、計画を縦ながら一緒に進めていくことが可能です。

今後、小・中・高では、プログラミングがどんどん広まっていきます。大学入学共通テストの情報科目で出題することも検討されています。これが正式に決まると、プログラミング教育の市場は、現在の100億~200億から500億~1000億程度になる可能性があります。

私たちはこの先、プログラミングを通して自分のキャリアを選択できること、テクノロジーは可能性の幅を広げることを伝えていきたいです。

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大吉!いいことあるよ!
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