
Studyplusの導入でよりピンポイントなコミュニケーションがとれるように(後編)|自立学習塾にいみ塾
Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。今回は前回に引き続き自立学習塾にいみ塾代表の新見康之先生にお話を伺います。自立学習塾にいみ塾さんではStudyplusを導入したことにより、よりピンポイントなコミュニケーションが実現されたとのこと。他にもどういった使い方をされているのか、詳しくお伺いします。
Studyplus for Schoolの記録を、
先生がさりげなく共有する
―生徒さんはStudyplusの記録をどのようにつけていらっしゃるんですか?
生徒が塾にいる間はパソコンでつけています。家でつける場合はほとんどスマホで、タブレットの子もたまにいます。
―中学生のスマホ所有率もだいぶ跳ね上がってきていますしね。
多いですね、スマホの利用法としてはYoutubeが多いので、ライバルはYoutuberですね。それからLINEが入っていると成績が伸びないというデータもあって、うちもことごとくやられています。勉強していながらLINEの通知が入ると、フォーカスがそちらに向いてしまうんです。
―生徒たちの勉強の記録をどうシェアしたり振り返ったりしているのですか?
生徒が自分から発信すると自慢っぽく感じさせてしまうので、控えたいのかなという雰囲気があります。だから私の方でバッと言ってしまいますね。
―「すごい、10時間やってる」というように先生がすくい上げると。
そうですね。Studyplus内で私と塾生がやりとりするというよりは、直接教室を周りながら画面を起こしてもらって勉強記録のバランスを見て、いい取り組みは全体に伝えるようにしています。
―先生が巡回する教室の生徒数はどのくらいですか?
多い時は30人くらいです。
―Studyplusを付けていない子の進捗はどう把握していますか?
エクセルで共有ファイルを作り、ワークのページ数と名前が書いてある進捗表を使っています。これは、どこまで終わってるかっていうのを各ページごとのマイナスをカウントする仕組みで、生徒がファイルに書き込んで共有されます。
ただ、今後はスプレッドシートにシフトしていこうかなと思っていて。通塾していない子も参加できる仕組みへの可能性を今感じているんです。
そこに、Studyplusも入ってくれば、塾のこの場にいなくてもネットワークで繋がりながらチームとして動けるというイメージをしています。全国に仲間が増え始めたら、面白いことが起こるみたいな感じで持っていきたいですね。
S-1グランプリが生徒の勉強への「ワクワク」を引き出す
―S-1グランプリはいかがでしたか?
毎週、途中経過を出していただいていたと思いますが、それをグループチャットで発表していました。保護者のグループチャットでも結果を提示していたので、家庭でも話題が出る状態だったんです。子どもたちだけではなく保護者の方も関心を持ってもらうようにしました。
生徒は恐らく、保護者に一番に認めてもらいたいんです。だからグループチャットでお子さんの様子を写真や動画をするなどして、保護者に伝えていました。ファミリーが受験に向けてのチームとなってほしいと考えています。
―生徒だけでなく保護者の方もチームであるというイメージですね。
はい、でもStudyplus for Schoolやグループチャットは自由参加です。登録はしていますが、勉強しても記録を入れない子もいます。強制しても続かないので、自らやりたくなるように徐々に盛り上げていくのが私の役割です。
―中学生で記入率をどう上げているのかと思っていたのですが、強制するのではなくいかに盛り上げるかという仕組みの部分に工夫をされていたんですね。
強制にすると多分続かないし、ワクワクする子はこちらが入れなさいなんて言わなくても自分でどんどん記録しています。特にランキング上位にいった子たちはもう自分たちでできていたので。
―S-1グランプリはワクワクの仕掛けとして機能しましたか?
そうですね。合致しました。フォーカスが全国に向くので、面白いなと思います。 それに志望校が同じ子たちが登録していれば、どんな風に勉強をやっているか気になるというところも大きいのではないかと思います。
Studyplus for Schoolでコミュニケーションがピンポイントに
―Studyplus導入後、先生と生徒さんのコミュニケーションは変わりましたか?
私は子どもたちとの接触頻度を高めたいと思っていたのですが、Studyplusはその接触頻度を高めるためのツールとしても最適でした。
それから、「英語が少ないけど、ここからどんな攻め方にする?」というような質問ができるようになってきました。打つ手はいくつかあっても、基本的にはこちらからあれこれやりなさいとは言わず、全部自分で決めてもらいます。
それを繰り返していれば、自分でバランスを見ながらここはこう攻めようとできるようになってくるんです。それができ始めたら、その知見を全体でシェアして、みんながもっと自分でできるようになるという連鎖が起きます。これが自立ということだと思うんです。
―ちゃんとバランスよくできているかの気付きになっているということですね。
はい、ピンポイントになってきたってところが、導入前後で明らかにまったく違うところなんですよね。エクセルなども使っていましたが、Studyplusは開いてと言ったらサッと開けて、話がすぐ展開していけるので非常に話しやすくなりました。
―貴重なお話ありがとうございました!
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