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スタプラで語れるきっかけを生み出す。生徒の定着率向上のワケ(前編) Customer Story#11|熱き情熱コーポレーション

Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。第11回は、九州で16校舎を運営する株式会社熱き情熱コーポレーションさんを訪ねました。

塾を訪れたスタディプラス・宮坂を迎えてくれたのは、宮崎青葉町教室で教室長を務める吉永秀海先生と、宮崎大宮教室で同じく教室長を務める染矢結希先生です。Studyplus for Schoolの活用によって塾に起こった変化や、今後の展望を伺います。

生徒の自宅学習やプライベートの予定もわかるようになる

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ーStudyplus for Schoolについて、当初の印象を教えてください。

吉永:社長がStudyplus for Schoolの導入を持ちかけて、すぐに飛びつきました。それまでも社長からツール導入の提案が度々ありましたが、今回に関してはすぐに「やりたい」と思いました。生徒とのコミュニケーション量を増やせる可能性を感じたからです。

当時は、生徒が増えるにしたがって、どうしても小・中学生に費やす時間が増えてしまい、高校生に対して接する時間が短くなってしまいがちな時期でした。

ー学習管理というよりはコミュニケーションにまつわる期待が強かったんですね。コミュニケーション面での課題は具体的にどんなものだったのでしょうか?

社長からも、コミュニケーション面の魅力を聞いていました。生徒の状況を把握しきれていなくて、生徒が何を必要としているのかが分からないままになっていました。

週に1回面談をしているので話す機会はあったのですが、先生側の目に見えていない問題を話題にできなかったのです。そこで塾での活動だけでなく、家庭での学習にまで入り込んだサポートができるようにしていく必要がありました。今はStudyplus経由で日々の状況がわかるので、とても助かっています。

ー話す内容が自宅学習まで及ぶようになったのですね。

学習以外の私生活についての会話も増えました。「誰々のライブに行った」「この前デートした」など、そういう当たり障りのない会話も大切な要素です。Studyplusの導入によってライトなコミュニケーション機会が増えたのが一番大きいです。

染矢:導入前の課題として、高校生が退会する理由が正確に把握できないということもありました。建前で話されますが、その裏にある本当の退会理由が知りたいです。

実は解決してあげられる理由での退会もあったかもしれません。特に高校生は低学年に比べて会話の機会が少ないので、聞き出せていなかったというのもあります。

小・中学生であれば自分から話してくれたり、塾を居場所と思ってくれている子が多いのですが、高校生にとっては、塾はあくまで勉強の場所。居場所というよりは、明確な目的を持って通ってくれているイメージが強かったです。

小中高生をまで同じ教室で運営していますが、県内には高校生専用の塾が多いです。そこに対抗するには、他に負けない頻度で生徒たちと接触する必要がありました。

ー学習記録はStudyplus for Schoolから見られますが、プライベートの部分はどうやって把握されていますか?

吉永:面談でカルテを書く時に教えてくれたり、生徒の学習記録にコメントが添えられたりします。

勉強記録を日記のように使っています。もちろん、学習管理用としても使っています。

生徒への理解が深まり声掛けの質が高まった

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ーStudyplus for Schoolをご利用いただいてる塾にはサポートをさせていただいているのですが、導入期の対応はいかがでしたか?

すごく助かっていました。複数校舎への導入でしたが、Studyplus for Schoolに対するスタンスは校舎ごとに違います。全校舎で受け入れてもらうためにも、有用性を証明する必要がありました。その過程でさまざまな情報をご提供いただけたおかげで、成功事例が生まれていきました。

染矢:「もうすぐこんな機能が使えるようになります」など話しました。吉永はデジタルが得意な方ではなかったですが、今は誰よりも使いこなしています。

それも、サポートをしていただいたおかげです。サポート担当の角田さんとの定例ミーティングでは毎回3つ程度使い方の質問をさせてもらっていました。非常に助かっています。

吉永:角田さんに影響されて、塾業界の情報をキャッチアップするためのTwitterもはじめました。

ーそうだったんですね。社内でも「吉永さんがツイッターはじめた」と話題になりました。実際の運用フェーズでのご使用感を伺えますか?

導入前と比較して、生徒の学習量が増えました。ものすごく勉強量の多い生徒が一人いて、その子が他の生徒を引っ張ってくれました。その生徒がどれくらい学習しているかを他の生徒に伝えたことで、塾全体の刺激となり、全員の勉強時間がアップしたと思います。

Studyplus上で、よく勉強している同じ校舎の生徒を自らフォローする生徒も現れました。フォローした側の生徒はもともと勉強しない子だったのですが、意識が変わっていきました。

ー先生方の仕事や働き方への変化はありましたか?

塾で顔合わせた時に、一言目で会話ができるようになりました。「今朝は6時半頃から勉強してたよね」「昨晩は3時頃までやったね」という声かけは、Studyplusの力なしにはできません。

授業中に眠そうにしてた生徒がいたとしても、これまではただ叱ることしかできませんでした。でもStudyplusへの記録があれば、「昨日は遅くまで勉強していたね。お疲れ様。」と、生徒に寄り添った言葉をかけることができます。

染矢:大宮教室では4月から高校生クラスが始まりました。日々の入力によって、科目にどんな偏りがあるかを塾も生徒本人も客観的に把握できています。

導入当初はシステムがよく理解できていない部分もあったので、懐疑的でした。でも実際にStudyplusを導入する際に生徒に話を聞いたところ、「使っています」という生徒が多く、認知力が高いことを知りました。

毎週の面談で生徒の進捗と理解度をチェック

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ー生徒プランニング機能もリリース直後から使っていただいているようですね?

吉永:使っています。8割ほどの生徒に対しては運用がスタートしていて、面談時に打ち込むようにお願いしています。面談のときはカルテとプランニング機能、アナリティクス、タイムラインを見て話しています。

プランニング機能を活用すれば、面談のたびに「ここクリアできているよね」というフィードバックが可能です。また、生徒の状況をみてStudyplus for Schoolの管理画面から勝手にプランを追加してあげこともあります。

テスト範囲のプリントを参考に、単語帳のプランを1日20分入れてあげるとか。すると「先生ありがとう」のようにコメントが返ってきます。

ー先生がサプライズでプランニングするんですね。他の塾では聞いたことがない事例でした。面談はどのように進むのでしょう?

1人あたり50分の面談を、毎週実施しています。冒頭の15分でStudyplus for Schoolを使って、Studyplusに記録された情報を振り返ります。「この日はなぜ勉強できなかったの?」「科目が偏ってるね」というような内容です。

次に、受験コンパスの年間計画表を開き、月次の進捗状況を確認します。参考書がどこまで終わったかをチェックすし、最後に小テストを行います。

ーStudyplus for Schoolで学習状況を確認したうえで、受験コンパスと照らし合せて来週の話とか次の計画の話をするのですね。

吉永:Studyplus for Schoolでは参考書ごとにアナリティクスが出るので、受験コンパスと連動させ、年間計画表の中で何時間消化できているか一目でわかるようにします。

後編は教室長自らがコミュニケーションを生み出す声かけの作法(後編) Customer Story#12からごらんください。

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