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Studyplus for Schoolでエビデンスを明確化した生徒指導を実現、生徒との会話もより具体的に変化 Customer Story#14|アビリティ


Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。今回ご登場いただくのは、アビリティの佐藤朋幸塾長と金子貴栄高校部サファリ副教室長のお二人。

子どもはみんなダイヤの原石で、その輝きを引き出すという理念を掲げたアビリティで、Studyplus for Schoolはどんなふうに使われているのか、お伺いします。

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ーーまずは、アビリティさんがどのような形態で塾をやられているか教えてください。
佐藤
:高等部では少人数クラス制授業・個別授業・映像授業の授業スタイルを併用しています。高校1・2年生と高校3年生で形態は違い、高校2年生まではレベル別にパッケージを4つ作って、授業は少人数のゼミのような一斉指導です。

高校3年生になると、志望校別に個々の対応をしていきます。定額のコースの中で、科目ごとに映像授業にするか集団を受けるか、両方にするかなど、その子にあったものを提案しています。


ーー授業はどう進めているんですか?
佐藤
:高校2年生までは生徒のレベルを考え、地元の高校を基準に4つのクラスに分けて授業をしています。3年生になったら、志望校別に「東北大総合受験コース」といったようなコースに分かれます。授業の形としては、少人数クラス制授業・個別授業・映像授業の3つをそろえた形です。

金子:定期テスト対策については、授業でハンドリングしています。それに加えて、テスト直前2週間の土日を2回使って生徒を集め、チェック会をしています。対策授業というより、進捗度をはかるような形です。今確立しつつあるのが、ひとつの問題を1回で終わらせるのではなく、合格するまで何回でも受けさせるというやり方です。

ーー何度もテストを受けさせる意図は何ですか?
佐藤
:生徒の実力にそってクラスわけをしても、時間が経つにつれ同じクラスの中でどうしても実力のばらつきが出てきます。でもその対処は、生徒自身が勉強をやるかどうかに左右される状態だったんです。だから塾として「こういうことをやれば、このくらい学力が伸びます」というのをエビデンスベースで言えなかったんですね。

それから、高校生の勉強量を減らしたらうまくいかなかったことも背景にあります。うちは中学生まではものすごい量の勉強をさせていて、中学生はテスト前に「爆習会」という12時間通して勉強させる会もあるんです。

でも高校生になると生活が変わるということで、課題を出しすぎないようにしていました。ただ、結果としてこのスタイルでは力が付かなかったんです。だから改めて、しっかり課題を出そうと。課題をきちんと出してある程度こちらでハンドリングを握らないと、勉強をするかしないかも生徒任せになってしまう。これではまずいということで「うちの生徒なら、これだけやってくれ」としっかり課題を出すようにしました。

そうやって実力をつけた上で、確認テストも受けてもらう。そしてそのテストを必ずクリアさせていくという形にしました。一部が抜けたまま先に進ませないという仕組みを作りたかったんです。

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ーー授業における新しい仕組みをについてうかがったので、生徒の管理についてもお聞きしたいと思います。
金子
:実はそこはあまり上手くできていなくて、一人の先生に依存している状態なんです。

佐藤:高校3年生に関しては、進路の担当の先生が管理しています。担当の先生は基本的に授業は持たず、個別面談などをしてもらっていて。つまりこの先生がいないと全体的に動かない、その人ありきになってしまっているんです。この先生に何かあれば成り立たなくなる仕組みで、非常に際どい状態といえます。

つまり授業は色々あって個人で組んでいるけれど、映像授業やその他の面について総合的に、ある先生が司令塔としてハンドリングし、生徒はそれをこなしているというイメージです。

だから再現性のあるような仕組みにして、やり方を踏襲し、誰でもできるようにしないといけないと話していたんです。そこでStudyplus for Schoolが、学習管理と共にこの司令塔の役割も果たせるのではと、大いに期待しているというところです。

ーー進路や授業管理についても、司令塔となる先生が一人で管理しているんですね。
佐藤
:そうです。例えば授業でいうと、うちでは高校3年生と、1・2年生の一部で映像授業を取り入れています。教科で言うと、主に国語の古文・漢文、あとは英文法の解釈ですね。塾に来る曜日を増やして、映像とライブ授業を組み合わせているんです。

もともと先生の横で観せる形でしたが、それは上手く機能しませんでした。だから今は、観終わったらStudyplus for Schoolに記録をつけ、要点をまとめるという管理の仕方にしています。

ーーこの仕組みは3年生だけに取り入れたんですか?
佐藤
:そうなんですが、3年生の管理の仕方をこのように変えたので、結果的に1・2年生も学年割で見ていかないとということになりました。そこで学年担任制を取り入れたんです。1年生はA先生が面倒を見て、2年はB先生が見ていくというシステムを、この春からスタートしました。

この担任制を実現するにあたっても、Studyplus for Schoolを活用しています。自分の担当する学年には生徒が何人もいるわけですが、Studyplus for Schoolをチェックすることで進捗状況を確認できます。日々見ていくことで、どの子は勉強記録をよく書けているとか、どの子はあまり記録できていないといったことが把握できます。Studyplus for Schoolを利用して担任制を始めたおかげで、先生が生と個人をしっかり見ていけるように切り替えました。

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ーー去年の秋ごろから徐々にStudyplus for Schoolを使っていただいていると思いますが、感想としてはいかがですか?
佐藤
:まず期待値でいうと、ものすごく上がっています。というのも、去年の秋から比べると今のStudyplus for Schoolはまるっきり別物みたいに進化していますよね。だから、我々が期待しているというよりも、Studyplus for Schoolのその貪欲な変化に煽られて、フルで機能を使えるくらいに我々も頑張って今ついていかないとと思っています。

よく「要望はないですか?」と言われますが、その前にまずしっかりと要望が出るレベルまで使っていかないと、と。なおかつリニューアルの方向性もいいですね。現場の声を取り入れて「こういうのがあったらいいよな」という方向でバージョンアップしてくれています。

塾の現状、高校生の学習の現状をよくわかって、かゆいところに手が届くような進化の方向性なので、その点は非常に頼もしい。ニーズに合った変化をしてくれていて、今回の学習機能なんか本当に待ちに待ったという感じです。

ーーサポート面ではいかがですか?
金子
:それはもう、助かっています。私は新しい機能が出たらとりあえず試すのですが、使い方などが本当に合っているのか一人では確認できないので、定例ミーティングで「これ出ましたよね?こんな感じで間違いないですか?」と聞けていいです。

佐藤:サポートもそうだし、会社としてもいいですよね。塾業界はまだまだぬるい部分がたくさんありますが、そこをIT業界の常識・文化でガンガン新しくしてくれるので、我々もちんたらやっていられないなと思えます。

例えばスタプラ会議室も本当は塾が生徒と保護者を巻き込んで仕掛けていかなきゃいけないことなので、そういう点で刺激を受けます。異質な文化を持ったところが塾業界に入り込んできてくれて、仕事のやり方とか姿勢を垣間見せてくれるというのはすごくありがたいというか、個人的にも刺激を受けているところです。


ーーありがとうございます。Studyplus for Schoolに関して生徒から反響はありますか?

金子:自分が何をどれくらいやっているのかがグラフで分かるので、明日は何をしようかと考える習慣がついたと言っていました。あとはメモを書くときにただ記録するだけではなくて、時間以外にも『こういうことがポイント』と書くことによって、自分の思考の整理ができるようになったとも聞きました。

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ーーStudyplus for Schoolを使い始めてからこれまでに何か変化はありますか?
金子
:以前うちの塾では、生徒指導において根拠を提示しにくいという課題を抱えていました。でもStudyplus for Schoolを使い始めてから、提示できる根拠がだいぶ増えたというのが一番大きな変化ですね。塾には行って伸びる子には伸びる子なりの理由をいくつか持っていますが、学習時間や授業の要点メモの使い方などから、それが具体的に明確になりました。

それまでは伸びている先輩について別の子に伝える時「あの子はこういうことをやっている」というような言い方だったのが、「あの子のこの部分が伸びる理由だね」と伝えられるようになりました。それに、伸びている子たちに、なぜ自分が伸びているかというのを伝える根拠にもなったと思っています。


ーー具体的な根拠を提示できるようになったんですね。
金子
:そうです。授業の要点メモに、何を学んだか、どこがポイントなのかを自分なりの文章で起こせるかどうかで、授業を理解出ているかどうか、身に着いたかどうかがわかります。できる子ほど自分の言葉でしっかり、一言にまとめられているんです。こちらとしても、それをみれば生徒の理解度をすぐに測れるようになりました。

ーー成績がいい子ほど、メモがしっかりしていると。
佐藤:総学習時間の記録と現在の学力は、正比例の関係があります。だから今回使ってみて、学習記録をチェックして、やっぱりなという感じです。ただ完全正比例ではなく、成績はいいけどStudyplus for Schoolに記録がついていない子も中にはいます。

これはその子の中で塾のロイヤリティーが決して高くないという証拠です。そこでいうと、そういう生徒たちをいかに巻き込んでいくか考えられるようになりました。先生たちと一緒に、客観的に分析できるようになったというところですね。

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ーーメモ以外にも変わったところはありますか?
金子
会話の入り方が変わりました。記録をつけていないと「最近どう?」からしか会話が始まらないよと高校生に言っておくと、「まあそうですよね」と納得してくれて。今は実際に勉強した内容が会話の切り口になっています。記録がついていない子には「いつ勉強した?」と聞く。勉強していないのではなく、記録はつけていないという体で話します。

というのも、普段あまり記録をつけていない子が急につけ始めることがあるんですよ。そういう時は真っ先にどうしたか聞くと、ニコニコして「実はこうだったんですよ」と話してくれて、そこから会話が増えます。

それから「ここが課題だね」と指摘したところを納得してやってくれるようになりました。それが3日坊主で終わったのも分かるので、小言を言える回数が増えたなと。

佐藤:私は高校生と接する機会が減るので、久しぶりに会った子に「お、最近よく頑張ってるじゃん」とか「単語コツコツやってるね」と声を掛けます。すると「なんで知ってるんですか?」となるから、「Studyplus for Schoolいつでも君のことはいつも見守っているよ」と。良い塾長を演じれるような(笑)

ーーStudyplus for Schoolにある情報が関係構築や会話のきっかけになっているんですね。
金子:そうですね。私は基本的にオフィシャルなコミュニケーションは、全部Studyplus for Schoolのメッセージを使っています。口頭でメッセージについて言うとそのまま話し出す子もいるので、「それはメッセージで返信してね」としているんです。Studyplus for School上と対面と、どちらもやっている形です。

佐藤オフラインとオフラインのコミュニケーションは連動していて、どちらかのコミュニケーションだけが上手くはいかないんですよね。実際にオフラインで上手くいってると、オンラインでのレスポンスが早いんです。

金子:あと、事前連絡が増えます。面談の欠席とかきちんと事前に言ってくるようになりました。Studyplus for Schoolを使ってみて思うのは、オンラインがうまく回れば生徒を見れる横幅と縦幅、つまり広さと深さのようなものが大きくなると思います。

ーー忙しい中でオンラインとオフラインのどちらもやるのは大変なのでは?金子:いえ。例えば一人ひとりに授業記録のフィードバックをするとき、オフラインでは10人が限界です。でもオンラインがあれば20人くらいは普通にできるので、そういった面で助かっていますね。

佐藤:ただ、実はうちの高校部のスタッフは結構頭がよく効率的にやろうとする子が多いので、「オンラインのコミュニケーションをスマートにやったら、失敗するよ。もっとベタベタにやらないと」とチクリと言ったことがあるんです。スマートにやっていって人が動けばいいけど、だんだん動かなくなってくるはずだから。もっとベタベタに、泥臭くやろうと。

ーーベタベタというのは、どういう部分ですか?
佐藤:つまり先生が少しでも、オンラインで楽しようという発想になると失敗するよと。手数を多くして、手間暇をかけてという意味で「ベタベタ」と言いました。

ーーStudyplus for Schoolの導入が先生と生徒のコミュニケーションのあり方を変えたんですね。
金子
:そうですね。ツールとしても、以前はオンラインでのコミュニケーションにLINEを使ってたので、Studyplus for Schoolを導入してからはアビリティからの連絡だとすぐ分かるようになりました。

佐藤:生徒と先生がどういう関係性でどういうやりとりしているのか、メッセージに全部残るようになったわけです。だからいちいち聞き取らなくても7、8割はつかめるようになったのは非常にありがたいことですね。

―本日は貴重なお話、ありがとうございました!

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大吉!いいことあるよ!
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