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Counter Night#6を実施しました「授業の質を高く保ちながら、先生の負担を軽減化する映像教材Assistとは?」


2019年6月19日、Studyplus for School導入塾の皆様にお集まりいただき、成功事例の共有や情報交換を実施するイベント『Counter Night#6』を開催いたしました。

第6回にお越しいただいたゲストは、青山英語学院Assistの社長でいらっしゃる寒河江さん、Assistシステム担当の有澤さん。そしてStudyplus for schoolと映像授業Assistを併用している、TASUKE塾の崎山さんの3名です。

今回は、Assistというサービスの使い方やメリット、実際に導入している塾からの感想などをレポートいたします!



青山英語学院Assistとは?

Assistとは、生徒一人ひとりの習熟度に合わせて、現場の先生がプロ講師の映像授業を見せられるシステム。全国の塾で数多くの導入実績があり、先生の負担軽減や生徒の学力向上に大きく寄与しています。Assistの有澤さんに、その魅力をご紹介いただきました。


利便性が高く現場の先生の手間が少ない

Assistの管理画面では映像授業の選定のほか、様々な機能が利用できます。全ての機能に共通しているのが「手間が少なく利便性が高い」こと。

有澤「映像を使ったカリキュラムは、すべてテンプレートを作成済です。例えば『東京書籍を使っている、中一の数学の授業』で検索すると、7つ選択肢が出てくるので、先生はそれを選ぶだけ。先生から生徒へのコメントも、テンプレートを選ぶだけで完了します」

カリキュラムは独自のものをカスタマイズできるので、塾によってオリジナルの組み合わせを作ることもできます。

有澤「個別指導では生徒の進度に差が出ます。そうなると各生徒に合わせたペースで宿題を作成しなくてはいけないんですが、それも手間なんですね。しかしAssistでは、例題1の単元が終わったら例題1の宿題を自動で出すというような仕組みなので、例題2、3と進んでもその宿題を時間をかけずに出すことができます。」

問題の難易度も先生が設定できます。学校のテストで30~40点くらい、60~70点、それから90点台と、生徒一人ひとりの点数に合わせて、その子にあったステージやひとつ上のステージを解かせるといった運用ができます。


振替授業などのイレギュラー対応も楽々

有澤「カリキュラムでは例題ごとに学習指示書がついており、映像コンテンツとペーパーテストも一体になっています。個別指導塾では振替授業などのイレギュラーにより課題を出し忘れることもありますが、カリキュラムをセットしておけば自動で表示されるので、途中で飛ばすようなミスはありません」

また、塾では学習補助として自分の専門外の教科を教えることもあります。そんなときでも、教科ごとに専門の先生が組んだテンプレートがあるので、その通りに進めていくだけでOK。先生の得意・苦手にかかわらず、同じクオリティの指導ができるそうです。


映像授業×リアルコミュニケーションの良いとこどり

映像授業の懸念点として先生と生徒のコミュニケーションが不足しやすい点が挙げられます。しかし、Assistではそんな心配はご無用です。

有澤「生徒は例題を解くごとに確認テストを受けます。この採点を簡素化し、先生と生徒の会話の時間を取れるようにしています。しかも授業の終わりではなく途中で挟んでいるので、1コマの間に生徒が何度も先生とコミュニケーションが取れるのです」

テスト対応も簡単にできる

テスト前は予想問題の作成などが煩雑になりますが、Assistならその点もカバーしています。

有澤「Assistの中には約2万題のデータベースがあり、単元・設問数・難易度・設問の順番などを設定するだけで、自動で出力できます。また、この設定も保存できるので、同じ設定で異なるパターンの問題はすぐに作れるんです」

授業内容につまづいている生徒にも対応可能です。

有澤「ある部分を重点的に学習したい生徒には、単元ごとに問題を出すことができます。これは自動採点で合格・不合格が判別でき、合格すれば先に進み、不合格だと動画授業を閲覧することになります。このくり返しで、先生がつきっきりにならなくても自立学習をすることができるんです」

ハイクオリティな学習環境を低予算で提供

有澤「この他にも、Assistにはいろいろな機能があります。例えば英単語や漢字の語句の学習のため、一問一答形式のテストを簡単に作成できるんです。また、保護者に授業の開始と終了、進度具合をメールで報告することもできます」

こうした包括的な機能が利用できるAssistですが、利用料は教室につき3万円、生徒一人につき600円という低価格です。コストが安い分、導入への障壁も小さいですし継続もしやすいでしょう。


Assistを活用するTASUKE塾

Studyplus for Schoolをご利用いただいているTASUKE塾さんは、Assistも併用されています。今回は塾長の崎山さんにその活用についてお話いただきました。

生徒自身が採点もできるAssistによって、先生の負担が大幅に減少

崎山「うちの塾では、まず生徒は映像授業を視聴します。それから宿題をチェックしますが、Assistの機能を使っているので生徒が自分で採点するんです。だからうちに入った先生は、初めは自分が何をすればいいのか質問するくらいなんですね」

先生は負担が少ない分、ノートチェックに時間を割けます。一人ひとりに対してきちんと宿題をこなしているか、習熟度はどうかをじっくり見極められるのです。

崎山「このスタイルで大切なのは、初めに生徒に対してAssistの使い方をきちんと伝えること。それが分かれば生徒は自動的に学び始めますが、例えば操作がわからない、何のためにこの操作をしているのかわからないとなると、うまくいきません」

採用する側にとっても、授業の質が先生の力量に左右されないので安心できるそうです。また第一章の授業が終わると自動で第二章の授業が組み込まれるので、授業の入れ忘れもなくなったそうです。


利用者が感じるAssistの魅力

崎山「Assistさんは映像授業なので、有能な先生を採用できなくても常に質の高い授業を生徒に提供できます。また、授業のカスタマイズができるのも魅力です。色んな問題を組み合わせたり、正答率の低かった単元を選んで授業を作ったりできるので、生徒は効果的な学習ができるんです」

崎山さんによると、都心であろうと田舎であろうと、周辺の環境に左右されないのもメリットだそう。それに、低価格なので資本金が少なくても開業できたともおっしゃっていました。

崎山「定期テスト前はテスト対策モードを利用し、問題を抽出してもらいます。例えば東京書籍の12ページから30ページと入力すると、その問題が勝手に出てくるので楽ですね」

もともと使いやすいシステムですが、それにあわせてサポートが手厚いのも魅力。

崎山「システムでわからないことや改善してほしいことがあれば、本部が相談に応じてくれるんですね。うちはかなりしつこく電話するんですが、それでも感じよく対応していただけるのでありがたい限りです」

崎山さんは、人気の参考書を組み合わせたプログラムも作成してもらっているそう。こうした細やかなサービスがあれば、導入もしやすいでしょう。

Assistを利用して医学部合格者も輩出

崎山「東金本校は小さな塾ですが、今年は現役で医学部に合格した生徒が出ました。それからずっと野球を頑張っていた子が北海道大学に受かったり、千葉大の理工学部の合格者も出ています。今年の3年生も、進学校で学年1位が何名かいる状態です」

崎山さんは、自身のご子息にもAssistの利用を進めているそう。実際の現場で使っているからこそその良さがわかるんですね。


Assistの活用で塾の現場が変わる

弊社の宮坂は、Assistさんについてもともと崎山さんから噂は聞いていたものの、実際に説明を聞いてびっくりしたようです。ここからはAssistの代表である寒河江さんにもご参加いただきました。

生徒が飽きずに映像を見続けられる工夫

宮坂「数あるお客さんのなかでも、”Studyplus for School愛”が強い崎山さんがとにかくおすすめしているので、きっと間違いないとは思っていました。私は映像授業というと、授業があって、そこにテストなどが付属してくるイメージがあったんです。でも実際は、逆なんですよね」

寒河江「最初は映像がメインでしたが、映像の見せ方や生徒とのコミュニケーションについて課題がありました。映像に任せきりだと生徒は観なくなってくるから、長く続けてもらうためにシステムをどんどん追加していきました。例えば先ほど紹介のあった問題作成ソフトも、後から付け足したものです」

宮坂「映像は尺が長かったりとか解説っぽくなりすぎると、リコメンドがしにくいですよね。問題を教科書に準拠させることも必要ですし」

寒河江「そうですね、例えば問題を一つ作るとき、だいたい5~7ページくらいの構成にしてあります。表紙があって、次に導入部分となる問題のちょっとした解説。そして問題が出てきて、解答・解説と。導入部分は自分のスピードに合わせて一緒に授業を受けて、問題を解くときは一度止めます」

ずっと映像を観ていると生徒が飽きてしまいますが、説明パートはさほど長く、問題を解く時には止めるのでメリハリが付けられるそうです。

先生が「Assistマスター」を目指せるカスタマイズ機能

崎山「Assistさんの良いところは、カスタマイズできるところ。ここは玄人受けはすると思います。例えば中3でも小数や分数の計算が怪しい生徒はいますが、その子の授業コンテンツの中にそのパートを差し込めるんですよ。本人にもプライドがあるからあからさまにやると落ち込んでしまう。そこを、上手い塩梅でできます」

こうしたカスタマイズができること、そして別コンテンツを購入せず600円という利用料で対応できるところが、大きな魅力だそう。

崎山「うちのスタッフは、自分たちが一番が上手くAssistを使えるんだという意識があります。実際に、先ほど確認したらテンプレートも299作成していました。使い終わったものは消すので過去にはもっとあったんですが。こういう風に自分でこだわれる部分はいいと思います」

宮坂「どんな観点でカスタマイズして作るんですか?」

崎山「まずは教科書準拠です。準拠しているものはまったく問題ないですが、準拠ごとに組み合わせていった時に、難易度を何種類も自分たちで作り変えるんです。例えば応用問題のここは省くとか、基礎問題も省いたり足したり。細かいところまでいじれます」

テンプレートの作成は、スタッフで手分けしてやっているとのこと。教科書改訂の時は色々と変更が必要ですが、改訂後はもういじらないとのこと。その組み合わせも最近では室長ではなく先生がやっているということで、そのくらい操作が簡単なんですね。

崎山「うちは周りに偏差値50以上の大学がなく、必ずしもいい人材が集まるとは限りません。そもそもうちは、中卒の方も普通に採用します。でも、それでも構わないんですよ。Assistさんの操作ができれば、質問には答えられなくてもいい。答えられるメンバーは別にいるので、その人に聞けばいいんです」

必ずしも全員の能力が高いわけではないとのこと。それでも問題なく効果を上げられています。

長期休暇中の講習準備も簡単になる

崎山「現場の先生で大変なのが、夏期講習とか冬期講習の準備。でもうちでは、講習のための授業作りに時間をかける必要はありません。夏期講習では、これくらいのレベルの子たちはこのコンテンツを観せると予定を組んでおくだけ。一度作ってしまえば、翌年以降もそれをベースにできます。そこにプラスして、これを多めにしようとか、中3は平方根に入ってみようとか、生徒によっていろんなことができる。だから講習準備に莫大な時間をとられることはないんです」

TASUKE塾では最高、一人で60人の生徒をみていたこともあるそう。映像授業を駆使することで、やり遂げられたそうです。普段は20人くらいということで、その数約3倍。

宮坂「生徒を一度にそれだけ教えられるということは、教室は本当に静かなんですね」

崎山「静かですね。一番うるさいのがスタッフじゃないとダメ。生徒に負けず、室長や先生の方が声を張っていないと」


映像授業への嫌悪感を凌駕する魅力

同じ映像授業でも、生徒の年齢によって利用の仕方は変わるそうです。

崎山「中学生、特に低学年は使い方をしっかり教えておかないと、映像授業は嫌だと拒否感を持ってしまいます。反対に高校生は勝手に自分の欲しいものを選べるので、コンテンツさえ充実させておけばいいですね。生徒の中で『俺はもう二項定理やるよ』とかどんどん進めています」

中学生は用意が必要とのことですが、その用意する作業自体はAssistさんの機能に含まれているので、手間はかかりません。

崎山「無料体験に来た方で、映像授業というと引いてしまう保護者が多いんです。でもやってみた結果だめだと言われたことはほとんどないので、まずは実際にやってみてから決めてくださいと言っています」

これまで負担の多かった現場の先生の手間を軽減し、一律でハイクオリティな授業を提供できるようになるAssist。人材確保に悩む塾の経営者にとっても、魅力的なシステムでしょう。


今回お話をいただいた、有澤さん、崎山さん、寒河江さん、ありがとうございました!





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