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個別・集団・自立の3つの授業形態を生徒にあわせて組み合わせ、「とりこぼし」を防ぐ(前編)Customer Story #35|GreatVoyage

Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。今回は、生徒との近い距離感を活かし、受験勉強だけではなく社会に出てから役立つ力も養うGreatVoyageさんにお話を伺いました。

GreatVoyageさんが掲げる精神的エリートとはいったいどんなものなのか、授業はどういった形態で行っているのか。ユニークな塾のコンセプトや、先生方の労働環境にも配慮した運営などについてお聞きします。

生徒の自由を尊重し「精神的エリート」を育む

—初めに、GreatVoyageさんの成り立ちについて教えていただけますか?現在社長を務める大岩は、もともと別の予備校で働いていました。そこを離れることになったとき、生徒たちが引き続き大岩に指導してほしいと言ってくれたんです。そこでその生徒たちを引き取る形で立ち上げたのが、GreatVoyageです。

今年で7年目を迎えた当塾は、はじめ国際通りの繁華街にありました。生徒同士の距離が非常に近くて、生徒は塾に来て勉強して泊まりこみ、次の日また勉強するというような雰囲気でした。

生徒と先生の距離も近いですし、繁華街の商店街という立地もあり、近くのラーメン屋にみんなでご飯を食べにいくことも頻繁にありましたね。そのため、近所の方にもある程度認識されていました。アットホームさがあり、スタートの段階で他とは少し違っていたと思います。

—繁華街に塾があるというのは珍しいですよね。
そうなんです。ただ2年目になったとき、ここでは立地的に新しい人たちが来にくいだろうということで現在の場所に移ってきました。私はそのころ合流しましたが、当時すでに塾の理念のようなものを感じられました。

—その理念とはどういったものですか?
「エリートを育てていく」
ということです。ここでいうエリートとは、社会階級的な意味ではなく、精神的なエリートという意味になります。

生徒との距離が非常に近くきちんと関わっていくことができる分、ただ受験勉強を教えていくだけでなく、その子たちが社会に出た後に何ができるのかということを一緒に考えていく必要があると思っています。

—精神的なエリートとはどういったものでしょうか?
自分たちが社会において何をやっていくことができるのか、どういうことをしていかなくてはならないのかをきちんと考えていける
精神性を持っていて、それを伝えるための知性が伴っているという人のことです。そういう子どもたちを育む必要があると考えています。

そういう人たちをどんどん育んでいくことによって、その子たちが沖縄の社会をもっともっと良くしていけるという話をよくするんです。

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—単純に生徒の受験だけを考えているのではなく、将来のことや社会のことも含めて考えていらっしゃる理念ですね。
はい。塾を始めた頃は生徒たちのレベルが非常に高く、人数はたくさんいないものの東大や一橋に行く子が多かったんです。

現在の場所に移動してからは、本当にできる子たちは近くの大手予備校に特待生という形で無料で入っていくパターンが多くなりました。それでもこういう場所がいいと言ってくれる子たちもちょこちょこいて。その子たちと一緒に話をしていきながら、「自分たちって何ができるんだろうね」という考えを育んでいって、今に至ります。

—GreatVoyageさんを拝見していると、その理念の体現に様々な工夫をされている印象があります。
ありがとうございます。こういった理念を持ちながら、一人ひとりの生徒を大切にして、徹底的に見きるということも意識しています。生徒をこぼさず、その子たち一人ひとりがやりたいと思っていることを一緒にちゃんと時間をかけて考えます。そのうえで学習を進めていきながら、その子が将来何をしていけるのかをずっと一緒に話をしていきながら育んでいく。この考え方が塾のもうひとつの柱です。

こうした考えを実現するため、職員も生徒も徹底的に、一人ひとりの自由を尊重しようという文化があります。

3つの授業形態を生徒に合わせて組み合わせる

—授業はどういった形態でやられているのでしょうか?
学年や科目によっても異なりますが、基本的に生徒のレベルに合わせてやり方を変えています。成績上位層の生徒には個別指導を行い、中間層には一斉集団授業で知識をインプットしてもらっています。勉強に苦手意識がある生徒は集団授業を受けつつ、集団個別のような形で映像授業を活用したフォローアップの対応をしています。

集団授業の内容は科目によって違いますが、数学では中間層は高校1~3年生と少し中学生も混ざって、それぞれ学習を進めます。教室には質問対応しながらサポートするチューターが2人くらいる状態です。

—集団授業、成績上位層向けの個別指導、勉強が苦手な生徒への指導と3つにわかれていますが、初めから現在の形だったのでしょうか?
いえ、もともとは集団授業を中心にしつつ、1対1や3対1で教えていました。この少人数の指導は琉球大学の医学部に行った卒業生たちに、チューターという形で入ってもらっていたんです。

ただ、これはどうしてもこの医学科の子たちの力量に非常に依存してしまいますし、チューターをたくさん用意しなくてはいけなくなるんですよね。

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—チューターに依存してしまうというデメリットがあったんですね。
そうなんです。しかも去年、一昨年では多い時に、最大8人もチューターが来ていて。生徒たちが増えれば増えるほどこちらの人数も増やさなければいけなくなってくるので、そこを変えていこうと考えていました。

—課題解決のためにやり方を変えていったんですね。
そうです。最初の方は上位層の生徒が多かったのでエリート向けの形を目指して、少人数でしっかり授業する形でした。

そこからいろいろな生徒が増えてきて、授業についていけない子たちを下支えするシステムが必要になったんです。それで勉強が苦手な生徒に対するフォローアップの指導が増えたといういきさつです。

—個別を含めた色々な形態の授業がある中で、面談はどのくらいの頻度でやっていらっしゃいますか?
以前は高3生・浪人生に対して、夏休みに入る前の6月、推薦出願が確定する11月、センター試験終わった後の三回、三者面談を行っていました。

でもそれだけだと学習の進捗を考えられないので、もうちょっと必要だと話しています。二者面談を定期的にやろうと話していて、これから定着させていくところです。

塾の労働環境を改善し、予備校業界の常識をひっくり返す

—先生方はどういう形態で働かれているんですか?
ほとんどが正規の職員です。かけもちはせず、ここだけでしか教えていない人が多いです。予備校という業界は、労働環境的にあまり良い場所ではないという認識がありますよね。それをひっくり返したいと思っています。子どもたちを社会に送り出すと言っている側が疲弊しているようでは、本来的な意味が伝わりません。

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—塾を運営している側もきちんと満たされている必要があるんですね。
はい。沖縄では賃金の問題も色々ありますが、私たちは県内でも新卒の子たちに対して適切な給与を払えるようにしたいと思っています。きちんと雇用を確保して、その人たちを下支えして、思う存分自分のやりたいことをやってもらいたいです。

そのうえでこの塾の方針とうまく合致して進んでいけるように、みんなで一緒に作っていきましょうというのが基本的な方針です。

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前編ではGreatVoyageの成り立ちや授業形態、コンセプトなどを伺いました。後編ではどのような経緯でStudyplusを導入いただいたのか、これからどんなふうにご活用されていくのかを伺います。

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