動画や教材をパッケージ化して効率的に生徒に配信|コンテンツ配信機能【スタプラLIVE】
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動画や教材をパッケージ化して効率的に生徒に配信|コンテンツ配信機能【スタプラLIVE】

Studyplus for Schoolは、私たちが目指すビジョンやご利用いただいているみなさまのご意見をもとに、日々改良を重ねています。新しい機能のリリースや使い方の変更などがあった際には、みなさまへのご紹介を兼ね、Studyplus Liveとしてオンラインイベントを開催しております。

今回のテーマは、この春にリリースされたコンテンツ配信機能です。ぜひ、今後の学習塾や学校での運営にお役立てください。

また、後半では、弊社取締役COOの宮坂によるコンテンツ配信機能開発の背景および想いについてお話させていただいております。

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先生が収録した動画や教材を簡単にパッケージ化できる

澤田:Studyplus for Schoolの開発面で企画を担当している澤田です。今回は新しくリリースされたコンテンツ配信機能についてご紹介します。

コンテンツ配信機能は、先生が収録した動画や教材などのファイルを、Studyplus for School上でコンテンツとして登録し、そのコンテンツをコースとしてパッケージ化し、生徒に配信できるという機能です。

コースを登録すると、コースごとに配信を行うタグを設定できます。タグが付与されている生徒に対し、独自の配信URLが発行され、自動でメッセージも送信可能です。生徒はその配信URLを確認して、コースをウェブ上で学習することができます。

生徒ごとのコースの学習状況は、学習記録としてStudyplus for Schoolで登録できます。例えば、単にYouTubeなどに動画をアップするだけでは、誰が動画を見たか分かりません。しかし、コンテンツ配信機能を使うことにより、配信した動画やファイルを誰が学習して、誰がまだ見ていないのかを把握できます。

動画を用意しURLを貼り付けるだけで簡単にアップロード

動画を登録する場合、まずはYouTubeかVimeoに動画をアップロードしてください。この際、非公開やプライベートリンクとしてアップロードしても問題ありません。動画の長さやファイルサイズの制限はありませんが、一度にアップロードできるのは100メガバイトまでです。それを超える場合は、複数回に分けてください。

自分の作った動画だけでなく、教育系YouTuberなどが発信している動画を使うことも可能です。ブログなどでYouTubeの埋め込みなどがよくされていますが、それと同じような形のため、公開されている動画であれば著作権上の問題はありません。

アップロードできたらURLをコピーして、コンテンツ名を入力するだけです。

PDFや画像ファイルを登録する場合、コンテンツ一覧画面の右上にある「ファイルの登録」をクリックし、ファイルを選択します。そこからアップロードすると、登録完了です。動画と違い、もともとのファイル名がそのままコンテンツ名となります。

一度に複数のファイルをアップロードできるので、教材などを一気に登録することも簡単です。ファイルとして登録できるのは、PDF、JPEG、PNGの3種類で、生徒はこれらを閲覧するだけでなく、ダウンロードもできます。

コースごとにユニットを自由に追加しオリジナルのカリキュラムを作成

コンテンツを登録すると、コースの設定ができるようになります。コンテンツ配信のタブの右側から、コースのタブを開きます。そして右上にある「コースの登録」を選択します。

コースの登録画面が開くので、コース名やコース説明文を任意で設定してください。また、コースごとにサムネイル画像を登録できるため、塾のロゴなどを使っていただければと思います。

サムネイルは、生徒がStudyplusで学習記録をつける時に教材の画像として表示されるので、登録した方が記録が見やすくなるのがメリットです。

次に、ユニットを追加します。生徒が実際にコースを学習する、一つひとつの単位がユニットです。このユニットの中にコンテンツを登録していきます。

ユニットを追加をすると、ユニット名・ユニット説明文を登録できます。そして画面下方の「コンテンツの設定」から、事前にアップロードしたコンテンツを、コースごとに登録してください。

ユニットは何個でも登録できるので、授業の回数に合わせてユニットを追加するなど、自由にカスタマイズできます。

他教室で作成したコースもすぐに登録できる

複数の教室がある塾では、「あの教室と同じコースを使いたい」というシーンもあるかと思います。そういった場合は、作成したコースにコースコードというものが付与されるので、そちらをご利用ください。

コース登録の際、右上のボタンを押すと他教室のコースコードを入力する画面が出てきます。ここに入力すると、他の教室で作られたコースを選べます。

すべてのコースは登録すると、配信設定タグを登録でき、これを使って生徒に配信ができます。コンテンツ配信機能で配信できるのは、設定する配信タグに所属している、連携中の生徒です。

コース一覧画面から「未設定」をクリックすると、配信タグを設定する画面になります。右上の「配信タグの登録」を選びぶと校舎に登録されている校舎タグの一覧が出てくるので、そこから配信対象とするタグを登録してください。タグを選択すると、配信対象となる生徒一覧が確認できます。

問題なければ「決定」をクリックし、校舎タグの設定を完了します。そして配信タグの設定が終わると、配信生徒一覧画面に、配信対象となる生徒が表示されます。

登録が終われば配信は自動で完了

コースが完成してすぐ、配信が実行されるわけではありません。配信タグを設定した翌日の7時に、一括で配信されます。配信が完了すると、「AM7:00に配信が開始されます」と書いてあった場所に、配信URLが表示されます。

生徒にも、自動でメッセージが送られます。URLが送られますが、これは生徒ごとに異なるURLとなっているので、ソートなどを併用しないように気を付けてください。

生徒は受信したメッセージからURLをクリックするだけで、学習コースの画面に遷移できます。

生徒はユニットごとに勉強し、記録も自動でつけられる

続いて、生徒がどのようにコースを学習するかご説明します。先ほどの手順で先生が登録すると、生徒にメッセージが送られます。そこにあるURLをタップすると、先生が登録したコース名やコース説明文が表示されます。

生徒が「学習開始」をタップすると、ユニットごとに登録されたコンテンツが表示されます。動画やPDFなど埋め込みで表示されるので、開いた瞬間からコンテンツの確認が可能です。

コースの学習画面、ユニットの学習画面を生徒が開くと同時に、左上にある学習時間のストップウォッチが動き始めます。学習をやめるときは、「中断して記録」と「完了して記録」という2種類が選べ、このコースの学習を途中の時点で終わる場合は「中断して記録」を、最後まで学習が完了して記録する場合には「完了して記録」を選びます。

「完了して記録」をすると、自動でStudyplusの学習記録に登録されます。この情報はStudyplus上でチェックできますし、先生側からもコースの学習記録情報を見ることができます。

ーここからは、弊社取締役COO宮坂の講演内容をご紹介します。ー

デジタル教材こそが少子化時代を生き抜く鍵

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宮坂:スタディプラスの宮坂です。私からは、本機能開発の背景や、想いについてお話しします。私は現在、スタディプラスプラスの取締役COOを務めていますが、学生時代は成績が悪く、将来の夢や希望もないような状態で中学時代、高校時代を過ごしました。

しかし、高校3年生の夏期講習である予備校に出会ったことがきっかけで、英語の偏差値が一気に60~70に跳ね上がりました。大学在学中は、生徒に自分と同じようなきっかけを与えたいと思い塾講師を務め、卒業後はIT企業に就職。3社目でスタディプラスに入社しました。

現在、少子化によって、集団指導クラスを成立させるだけの生徒が集まりにくくなっています。また、都心では求人倍率と採用単価が上がり、大学生講師をたくさん雇うことも難しくなりました。

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この課題を解決するため、デジタル教材が普及してきています。例えば少子化に伴い生徒数が減り、習熟度別の講座編成ができなくなった塾でも、上位クラスはライブ授業、その他のクラスは映像授業を行うなど工夫がなされています。

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個別指導の塾であれば、英語と数学は講師が直接教え、その他の科目は映像授業を使うのもポピュラーな方法です。講師を十分に採用できないのであれば、デジタル教材をメインにすることもできますし、既存学習塾モデルと自立学習型モデルのハイブリッド化も進められます。

コストを削減しながらサービスの本質的な価値を上げる

少子化という難しい状況の中で、やるべきことは2点あると思っています。まず一つめが、費用の削減です。コストを抑え、事業を継続できるようにしないといけません。

次に、価値の強化です。単にコストカットすればいいわけではなく、本質的な価値を強化して、事業を再成長していく必要があります。

ここからは私が関わったある集団指導塾について、再建計画を立てる機会がありましたので、その事例を抽象化しつつお話します。

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費用削減についてですが、生徒が塾に来れない日があれば、講師とのマッチング難易度が上がり、たくさんの講師を抱えなければいけなくなります。すると、優秀な講師もいればそうでない講師もいる、というような状況に陥ってしまいます。

優秀な講師だけに絞るのであれば、数が減る分、授業の録画で講座数を維持する方法もあるでしょう。テクノロジーで業務を効率化したり、業務を本部に集約したりと工夫を重ね、働きやすい環境を整えることが大切です。

学生講師は出席管理などの事務ばかりしていることもありますが、これはもったいない状況です。そうではなく、面談業務をメインにすべきだと思います。また、オンライン指導を導入することで、教室面積を半分に減らすというコストカットも可能です。

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こちらは、大まかな費用の試算です。コストを半分程度にし、生徒70人くらいを損益分岐点とすることができるのではないかと思いました。

次に、価値の強化についてですが、これには、教育サービスにおける価値として、本質的な価値を強化することと、表層的な価値の2種類があります。例えば、チラシや広告を配ることは大切ですが、それだけでは教育サービスの中身そのものは変わりません。この2つを切り分け、本質的な価値の強化をしなくてはなりません。

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私が学生時代に講師をしていた塾では、優秀な意欲のある先生がたくさんおり、少人数指名制で本質から理解させる授業を行っていることが強みでした。

それをどうやってオンラインでやっていくか考えると、優秀な先生の授業を録画で収録し、映像配信に一本化するという選択肢があります。単元ごとに収録することができれば、定期試験対策にも対応ができるかもしれません。

生徒はいつでもどこでも好きな先生の授業を視聴できる

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Studyplus for Schoolでは今後、生徒が撮ったノートの写真の共有もできるようになる予定です。先生はタイムラインを眺め、タグを確認するだけで、受講している生徒のノートをチェックすることができます。そこから「いいね」をつけたり、「ここは理解できているけど、ここ理解できていないよね」などコメントしたりして、コミュニケーションを活性化できます。

質問対応で役立つのが、Zoomとの連携機能です。質問対応のポイントは、いつでも先生に質問できるという構造を作っておくことだと思います。

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理想の授業形態は、このような形です。メインの時間帯は自習室のみを解放し、ピークタイムにはいつでもどの科目でも質問を受けられる状態になっています。これにより、費用は削減しつつ、本質的な価値があるサービスを提供できるようになります。
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出席管理や欠席連絡、授業補助などの教務関連についてもICTツールを活用することで負担軽減を図れます。

ここまで負担が軽くなれば、チューターも学習管理をメインにすることができ、生徒と毎週1回は面談ができるようになります。これも、サービスの品質を落とさずコストを抑える方法です。コンテンツ配信機能発表会.pptx-26

環境が整えば、生徒は自分が好きな時間に好きな場所で、好きな先生の授業を視聴できます。Zoomを繋げば質問もできますし、チューターが毎週自分の学習管理面談をしてくれるとなれば、素敵な塾になるのではないかと思います。

カレンダー機能やプランニング機能もチューターがいれば力を発揮しますし、学習計画の進捗を毎週見て「勉強時間が偏っているね」という会話もできます。カルテ機能で面談記録を残すことで、職員・講師間で情報共有も可能です。

理念を実現するために最も必要なのは、変化を恐れない柔軟性

30年前にとある雑誌で、シャープや東芝、ソニーの担当者に「ワープロはいずれなくなるか?」いう質問をしたという記事が掲載されました。各担当者は、「なくならない」と答えたそうです。

しかし結局のところ、もうワープロを使っている人はほとんどいません。この記事からは、時代や状況が変わっていく中で、「こういう理由があるから自分たちは大丈夫。変わらなくていい」と考えることは、非常に危険だということが分かります。

また、『失敗の本質』は、私が好きな本の一冊です。これは旧日本軍がどうして負けたか分析した本で、追いかける指標自体が間違いであれば、そのための施策も実行も意味がないと書かれています。

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学習塾にも、「こういう生徒を育てたい」といった理念が必ずあります。これを落とし込むと、例えば、指導形態が戦略になり、「こういう個別指導のラインナップでやるため、生徒には何コマ受けてもらう」といったことが決まります。そして、それらを実現するため、講師や職員を雇い、マネジメントします。

現代は、デジタルトランスフォーメーションや「変わらなきゃいけない」ということばかり叫ばれています。しかし、原点に立ち返り「先生がやりたい、実現したいことは何か」を考えることが一番大切です。それ以外については、柔軟に変えていかなくてはいけない時代になっています。

想像力と実行力をかき立てるサービスを提供し続ける

これからは、個のエンパワーメントの時代です。例えば、一昔前であれば、ECサイトを作るのは大企業にしかできないことでした。しかし、今ではパソコンが苦手な個人でも作ることが可能になりました。

つまり、「大企業だから」「資本があるから」という競合優位性はなく、想像力と実行力さえあれば個人でも大企業と戦える時代になっています。

Studyplus for Schoolも、コンテンツ配信機能をリリースすることで、先生がどんどん映像を収録し、それを生徒に配ったり、学習記録がつけられたり、コミュニケーションが増えたりということを実現できると思っています。これにより、先生の想像力や実行力をかき立てたいです。

最終目標である先生の理念や実現したいことをお手伝いするサービスを、今後とも目指していきたいと思います。

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大吉!いいことあるよ!
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