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競争率の高い地域で塾を運営するには「地域密着戦略」が重要(前編) Customer Story #29|宮崎教室

Studyplus for schoolを導入いただいた先生方にお話を伺うコーナー。今回は宮崎教室の宮崎先生にお話を伺いました。塾業界がしのぎを削る神奈川県で、30年以上もの長い間塾の運営を成功されている裏には、どんな戦略があるのか。生徒さんとの関係性構築についても、あわせてお伺いします。

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―宮崎教室さんは地元で30年以上も指導をされていらっしゃいますよね。
はい。それだけ長く運営していることもあり、今高3が8人いますが内2人は卒業生のお子さんです。

―二世代ですごいですね。関わりが強いと、定着率も高くなりそうです。
そうですね。うちでは小5から入塾できるのですが、だいたい小5~中1に入って、そのままずっといることが多いです。中学校の段階で10人くらいいて、そのうちの4、5人が高校生まで残り、卒業したらチューターとして塾にいます。

―地域密着型でやられているんですね。
戦略として意図的にそうしています。
エリアの特性上、基本的に人が集まらないということを前提に、きちんと入ってくれた子をずっと長く教えてあげようという方針にしているんです。そうすればこちらも楽しいですし、経営的にも変に宣伝広告の必要がありません。

―小学生から高校生までとなると、先生お一人では大変ですよね。
基本的には私がやっていますが、チューターが十人くらいいて一日二人は来てもらっています。うちではSmile kidsというプログラミングやそろばんを教えるクラスを併設しているのですが、そちらもチューターに見てもらっています。

―低学年向けクラスも開校しているんですね。
はい、今とにかく人口流入がすごくて小学校がプレハブを作るような状況なんですね。新しく来る子たちは幼稚園生から小学校低学年くらいなので、そこの需要が大きいんです。ただ、それより上を対象とした塾は厳しい状況で。先日も別の塾の先生と話していて、夏休みに新しい生徒が一人も入らなかったと言っていました。

―新規生徒を獲得できないくらいの状態なんですね。
特に中学生を集めるのは、神奈川県ではほぼ無理
だと話しています。中央林間には大手塾は全てそろっている上に、個別指導は徒歩5分圏内に20はあります。しかも神奈川県は無料で講習をする塾も多いんです。

資本力のある塾が徹底的に営業をされている中では、こちらがいくら授業をしっかりやったり、成績上げてあげたりしても、なかなか勝てません。また、保護者の方は塾に入るまでは一生懸命ですが、入った後のことはあまり気にされていないことも多いんですよ。だから入ったあとのメリットを説明しても難しいですね。

―中学生以外はいかがですか。
高校生は生徒本人が選ぶので、中学生とは違い、きちんとやってあげれば返してくれるし逃げません。そういう意味では高校生を対象とした方がいいとは思います。

―高校生は持ち上げだけで小中学生の集客を頑張る塾が多いですが、宮崎教室さんはその逆ですね。
集客を頑張って結果が出る市場ならいいのですが、完全にレッドオーシャンだから頑張りようがないし、頑張るとすれば無料でやるなど大手の塾と、同じ土俵の中でやっていかなければいけません。

―価格競争に巻き込まれるのは厳しいですよね。
はい。そこに合わせていくと経営的にかなり厳しくなってしまいます。それで勝てるのはトップ校の子だけを相手にする集団指導か、とがった個別指導塾か、どちらかです。

―宮崎教室さんもとがったイメージがあります。
いえ、やっていることはごくごく普通ですよ。高校生は基本的にマーチを最大目標として、センターで70数%取ろうというのが絶対的な目標です。

生徒本人の実力をきちんと見極めて、高すぎる目標を設定しないようにしています。ただ、3年に一回くらい理系なのに国語で9割超えるような子もいます。そういう生徒にはセンターメインの国公立を目指してもらっています。

―実力に合わせた設定をされているんですね。教材選びも生徒に合わせて変えていらっしゃるんですか。
そうです。基本的に1、2年生は数学も英語も教育開発の教材を使っています。年度によって違うものもあり、理系の子が多い年には数学の青チャートを使うこともあります。ただ、基本は白チャートを使うことが多いですね。文系で数Iを使う子や、看護系の学校を目指す子には白チャートをしっかりできるようにしています。

映像授業としては学びエイドなどを使っていましたし、以前はアットウィルを使っていました。生徒たちが勝手に使っているものもあって、高3が今一番使っているのは、家庭教師のトライの映像のようです。「先生、これ使っていい?」と聞いてくるので、自分が観たいものを観ればいいと言っています。

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―生徒さんとの面談について教えてください。
面談などは特に設定していません。
生徒たちは小5からずっといるので自分から喋ってきますし、僕の方からも喋ります。先日合宿をしたら、高2から入ってきた子たちも仲良くなったようです。

成績についても、面談をしなくても私が毎回テストをやって添削までしているので、全科目把握しているんです。

―どのくらいできているかは日々の授業でわかるんですね。
だから、面と向かって面談をすることはないんですよ。私は夢や希望を語って「頑張ろう」というより、着実に地道にやれることをやっていこうと思っています。ただその確実性も、ここ数年は定員の厳格化で崩れてしまいましたが。

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―Studyplusを導入した経緯について教えてください。
プランニング
について、導入前は紙ベースで冊子を作り、目標を立ててコメントを書いて返すという流れでやっていたんです。この部分を、Studyplusを使ってやっていこうと思っています。

特に、この夏のリニューアル後、プランニングの部分がさらに良くなりましたよね。例えばそれぞれのテキストごとに、今週やらないといけないものの量が出るようになっていると思います。計画中のものが出てくるようになって使いやすくなりました。

―ありがとうございます。プランニング機能に期待いただいているのは、どういった理由ですか?
それは「コンパスポート」という大学受験クラスに関係しています。コンパスポートは学習支援型のコースで、精密なプランニングと一人一人によりそった学習管理をメインに提供しているんです。

その中で「コンパスポートブログ」というものを運営していて、ここでは受験情報を集めたり勉強法を紹介したりしています。多い時は一日7,000~8,000アクセスあるのですが、このブログで学習支援型のブランドへの問い合わせが増えてきたのでプランニングに力を入れ始めました。

―プランニングはどのような流れでやっていらっしゃいますか。
各教科に対して、私が範囲を決めてプランニングを行い、Studyplus for Schoolから記入しています。例えば現代文の単語に関して、範囲を決めてプランニングしたものを送り、塾での現代文の時間に振り返りのテストをやっています。時期が来ると過去問も始めるので、それについてもプランニングの中に入れています。他の教科でもまず範囲を決めて、一か月先くらいまでどう勉強していくかプランニングを考えて、生徒に送っています。

今後はもっとざっくりとした全体のプランニングができると便利かなと思っています。例えば9月からセンターまでの期間で、どのくらいのことをどれくらいやるか一覧のようなものが作れるといいですよね。

―たしかに、そういった機能はいいですね。実際に導入されてからはいかがですか。
初めに1か月の試用期間を経験したのですが、その時担当者の方がレスポンス良く反応してくれました。カスタマーサポートとしてチャットを開いているところは多いですが、サポートしているという名目を作るためにひとまず開いているところがほとんどだと感じていたんです。

でも、「Studyplusはちゃんと反応してくれるんだな」と思えました。担当の池上さんはすぐに電話もかけてきてくれて、そういう部分も含めていいなと思っています。

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前編では宮崎教室さんの戦略や生徒さんとの関係性構築についてお伺いしました。後編ではStudyplusの導入とその変化についてお聞きします!

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スキ!ありがとうございます!!by宮坂
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