生徒の自立度を高めるコーチングを実現【カレンダー機能勉強会】
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生徒の自立度を高めるコーチングを実現【カレンダー機能勉強会】

Studyplus for Schoolは、学習塾の先生と生徒がよりよい学習管理を実現できるよう、常にアップデートを行っています。本日は2021年3月1日にリリースした新機能、「カレンダー機能」の機能の概要や、開発に至った背景などをお伝えします。

*Studyplus for Schoolの詳細はこちら

学習計画や学校の予定など共有し、生徒の可処分時間を把握

スタディプラス株式会社の澤田です。Studyplus for Schoolに新しく追加された、「カレンダー機能」についてご紹介いたします。

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本機能では、教材をもとにした学習計画や、学校・部活動の予定などの全てのスケジュールを、生徒ごとにカレンダー形式で管理することができるようになります。

スケジュールは、先生がStudyplus for School上で確認できるだけでなく、生徒のStudyplusアプリでも閲覧できるため、簡単にスケジュールを共有できます。生徒の可処分時間を把握することで、より密な学習サポートが実現できます。

カレンダー機能のご紹介

実際にStudyplus for Schoolの画面をお見せして、カレンダー機能について詳細をご紹介します。


【 Studyplus for School のカレンダー画面でスケジュールを登録・確認する 】

まず生徒ページを開き、左のメニューから「カレンダー」をクリックすることで、カレンダー画面をご覧いただけます。カレンダー画面では、生徒ごとのスケジュールを閲覧することができます。

右上のプラスボタンをクリックするか、カレンダー上でドラック&ドロップして、新規のスケジュールを登録していきます。「タイトル」「日時」や「教材」「学習時間/学習量」「場所」「メモ」などを設定し、登録完了です。

登録されたスケジュールはクリックすると詳細を確認できたり、編集・削除も簡単に行えます。スムーズな操作感を実現しておりますので、スケジュールの管理もサクサク行っていただけます!

また、「教材を選択」の項目では、スケジュールに対して生徒が本棚に登録している教材を選択できます。「教材」を選択して、目標の「学習時間」又は「学習量」を入力すると、学習計画として登録することができます。

学習計画の登録を行うと、プランニング画面から計画に対する学習進捗を確認できます。

以上が、先生がStudyplus for Schoolでお使いいただけるカレンダー機能のご説明です。

【 生徒がStudyplusアプリでスケジュールを登録・確認する 】

次に、生徒側のStudyplusアプリでの操作画面について説明します。

Studyplusアプリを開くと、本棚画面の上部に「スケジュールを立てよう!」という緑色の帯が表示されます。帯をクリックすると、登録されているスケジュールの一覧を閲覧することができます。先生がStudyplus for Schoolから登録したスケジュールも自動で連携されます!

右上の「新規作成ボタン」から、新規のスケジュールを登録することができます。必要な情報を入力し「保存」を押して登録完了です。

スケジュールの一覧画面では、日付の横の矢印から表示日を切り替えたり、「今日」ボタンをタップすると今日のスケジュール一覧に戻ることもできます。

学習計画を登録すると、進捗画面から教材ごとに学習計画や進捗を閲覧することも可能です。画面上部の「進捗」を押すと、進捗画面に遷移することができます。

また本機能では、生徒自身のスマートフォンに搭載されているOS標準のカレンダーアプリと連携することで、登録されたスケジュールをカレンダー形式で確認することも可能です。

iOSの端末の場合はAppleの「カレンダー」、Androidの端末の場合は「Googleカレンダー」と連携することができます。

スケジュールの一覧画面の「外部カレンダー」をクリックし認証を行うと、連携が完了します。スケジュール情報が自動同期されるので、StudyplusやStudyplus for Schoolでスケジュールを登録すると、外部カレンダーにも自動で反映されます。

以上が、生徒がStudyplusアプリでお使いいただけるカレンダー機能のご説明です。

生徒の自律度合いに合わせて、カレンダー機能を使い分ける

カレンダー機能では、生徒の自律度合いに合わせて先生のサポートの仕方を変えることができます。

例えば、まだ自分で学習計画を立てられない生徒には、面談などでStudyplus for Schoolのカレンダー画面を共有して一緒に計画を立てていきます。「この日の何時から何時までにこの教材を....」といった、細かい学習の計画を握ることができます。

一方自律している生徒には、終日予定だけを作り、その予定を達成するためにどのように学習していくかは、生徒に自分で「カレンダー機能」に入力させる使い方も可能です。

「カレンダー機能」ができたことで、「ここまで管理する必要があるのか」という疑問をお持ちになる方もいるかもしれません。しかし本機能では、先生が一方的に入力するだけでなく、生徒自身が予定を入力することもできます。

ですので、生徒や塾の方針に合わせた学習サポートを可能にします。

カレンダー機能追加に伴う3つの変更点


最後に、「カレンダー機能」の実装に伴い一部の既存機能に変更点が生じたため、ご案内します。

1つ目が、「ダッシュボード機能」についてです。「プランニング対象人数」「学習計画達成人数」という集計がなくなります。

2つ目は、「プランニング機能」についてです。「カレンダー機能」により学習計画を時刻予定でも立てることができるようになったため、プランニング画面での集計方法が変更になります。

今までは登録した学習計画ごとに進捗が表示されていたのに対して、これからは、教材ごとに進捗が表示されるようになります。ですので、表示している期間内で同教材に対して複数の学習計画が立てられていた場合には、集約されて一つの進捗バーで表示されます。

3つ目が、「アシスタント機能」についてです。今回の機能追加により、集計方法の変更が発生したため、「学習計画の進捗のお知らせ」「学習計画達成のお知らせ」の2つのスキルが廃止になりました。

ーここからは、弊社取締役COO宮坂の講演内容をご紹介します。ー

カレンダー機能の開発背景

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スタディプラス株式会社の宮坂です。私からは、現在の学習塾業界を取り巻く現状や、本機能開発の背景などをお話いたします。

昨今では、将来、仕事において機械が中心となり、人間の役割は機械のすき間を埋めるだけになるだろうと考えられています。寿司屋で例えると、寿司を握るというやりがいのある仕事は機械が請負い、人間は席への誘導などを担当するといった感じです。

今の子供たちは、このようなやりがいも成長も見出せず、決められた時間に作業をするだけという、恐ろしい未来に直面する可能性があります。

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そこで経済産業省は、「未来の教室」プロジェクトを発表しました。ここでは、変化の激しい社会において、個人が責任や成長、やりがい、自由を手に入れて幸せに生きるため、決められたことを決められた通りに行う力だけではなく、自分なりの問いを立てて、自分なりのやり方で、自分なりの答えにたどり着くことが大切だとされています。

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一方で、学習塾業界では、少子化により集団指導クラスを成立させるだけの生徒が集まらなくなっています。首都圏を中心に、個別指導を行うための講師の確保ができないことも問題となっています。

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これを補うため、デジタル教材を活用し始めることが、最近のトレンドとなりました。補完的な使い方をする塾もあれば、自立型学習塾のように、指導を一切やめてデジタル教材にシフトする塾もあります。

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デジタル教材は、ティーチングはできても、コーチングはカバーできません。そのため、導入したものの、実は生徒がデジタル教材で勉強していなかったと後から分かることがあります。また、生徒はデジタル教材をただ見ているだけで理解できておらず、成績不振になって退塾することも起きています。

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だからこそ、今、コーチングの重要度が非常に高くなってきています。デジタル教材を導入した塾では、ティーチングの負担を圧縮できたため、学習管理やコーチングに力を入れていこうといった新しいトレンドが生まれてきています。

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そこで生じるのが、「コーチングとは何か?」という根本的な疑問です。この疑問の答えとして、シチュエーショナルリーダーシップ理論というものをご紹介します。これは、上司と部下の関係をまとめたものですが、塾の先生と生徒にも当てはまります。

初めのうちは、部下の業務に関する習熟度が低いため、上司は具体的に指示・監督する必要があります。部下が業務について詳しくなっていくにつれ、上司は指示を減らしながら部下からも提案させます。そして、最終的には、部下にほとんど委任します。

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学習塾でも、勉強の仕方が分からない生徒や勉強習慣がついていない生徒には、具体的な指示型マネジメントが必要です。しかし、生徒の自立度合いが上がるにつれて、先生も本人に任せる方向になっていきます。

この過程で、「カレンダー機能」が大きな役割を果たします。生徒の自立を目指し、先生は終日予定として、「今週はこれくらいやろう」など概要のみを入力します。生徒には、それをもとに、日時予定をスケジュールに落とし込むよう任せることで自立度がさらに上がっていきます。最終的には委任型になり、全て自分で計画できるという状態になります。

今までのStudyplus for Schoolでは、一か月単位でまとまった学習計画を立てることがほとんどでした。しかし、生徒は、志望校合格のために一か月間どのくらい勉強すればいいのかというデータを持っていません。そのため、「分からないから、先生に指示してもらう」という受け身になってしまうこともありました。

まとまった学習計画を立てられなくても、「月曜日は空いた時間でこれくらい勉強する」など、短期間の登録ならできるはずです。その第一歩を生徒本人に任せられるようになることが、「カレンダー機能」の大きな役割だと思います。

生徒の自立度合いに合わせた学習計画作りが可能に

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生徒の自立度合いによって学習管理の強度を変えようとすると、一人ひとりの自立度合いや計画方針などを理解していなければなりません。面談の度に、それらを初めて確認する仕組みでは、なかなか難しいでしょう。そもそも時間がなく、面談自体ができないという塾もあると思います。

そのため、先生と生徒の両方の都合が良い時に面談をするというよりは、デジタルで常に繋がっておく状態がベターです。これは、一言でまとめると、「コミュニケーションを同期型から非同期型にする」ということです。

生徒は常に自分の学習計画・実績をアップデートし、クラウドで共有することで、先生はその記録をいつでも見守ることができます。場合によっては、「このままではまずいから、声をかけよう」などの対応も可能です。

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アナログからデジタルに移行するにあたり、複数のICTツールを活用している先生もたくさんいます。しかし、数が増えれば増えるほど、チェックしなくてはならない管理画面も多くなります。せっかく導入しているにも関わらず、全く管理ができていなかったという塾も少なくありません。

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Studyplus for Schoolを導入いただき、プラットフォームにすることで、この問題を解決することができます。

教育のデジタルトランスフォーメーションを目指

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最近ではデジタルトランスフォーメーションという言葉がよく使われていますが、私たちが目指すのは、教育のデジタルトランスフォーメーション、EDXの実現です。これを達成するには、4つのポイントがあります。

1つ目は、学習管理を先生中心から生徒中心にすること。生徒の自立度合いに応じて、先生が生徒との関わり方を変える必要があります。

2つ目は、コミュニケーションを同期型から非同期型に変えること。常に、クラウドで情報共有できている状態を目指します。

3つ目は、学習管理をアナログからデジタルにすること。あらゆる記録をデジタルに移行させます。

4つ目は、学習管理をひとつのプラットフォームにすること。つまり、一元管理の実現が必要です。

この中でも最上流にある、学習計画を立てるという行為は、これまで先生中心に行っていました。しかし、「カレンダー機能」を実装することで、まず生徒が計画を立てるという流れを作ることができます。これこそ、本機能を実装した目的です。

ビジョンのある学習塾こそICTツールを活用できる

弊社では年度末、トライアルのお客様にStudyplus for Schoolを来年度も継続して使うかどうか確認しています。その中でも、残念ながら継続しないというお客様もいらっしゃいます。その理由として上げられるのが、価格です。

一方で、導入塾からは「750円は安い」と言われることもよくあります。なぜ違いが生まれるか、これは学習塾におけるビジョンの違いです。学習管理が少しできればいいというレベル感であれば、わざわざ月額750円も払う必要はありません。しかし学習管理を徹底的にこだわりたいなら、安いと感じるということです。

トライアルのお客様の中には、5教室で導入して、1教室の先生は前向きなものの、4教室の先生はあまりうまく使えなかったというようなことがよくあります。そこでビジョンがあれば「1教室ではできたのだから、残りの4教室もできる」という考え方になります。

「こういう教室を作ろう」という思いが根幹としてあり、ビジョンを持っている塾であれば、「カレンダー機能」を見た時にワクワクすると思います。

今後、様々なICTツールやコンテンツを知る機会が増えますが、それを使うか使わないか、高いと考えるか安いと考えるかは、ビジョン次第です。この違いにより、「塾格差」ができるのではないでしょうか。

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スキ!ありがとうございます!!by宮坂
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