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講師の強みを活かした運営体制で、効果的な自立型指導を行う|古賀塾

Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。今回は古賀塾の古賀先生と山下先生にお話を伺います。古賀塾を始めるまでのいきさつや、Studyplus for Schoolを導入したきっかけ、これからの目標などについてお聞きしました。

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生徒指導と教務担当に分かれ、講師の強みを活かしたスタイルを確立

―本日はよろしくお願いいたします。まずは、御校について教えていただけますか?

古賀先生:当塾は福岡県にある、自立型学習塾です。生徒の皆さんを徹底的にモチベートすることを掲げ、学習管理、面談、スタディサプリを3つの柱にして、九州大学など難関大学の合格を目指しています。

学習環境

私はもともと株式会社ティエラコムが運営する東進衛星予備校に勤めていたのですが、当時100人以上の生徒を担当しながら毎月全員と面談をしていました。そのため、朝早くに出勤し、夜遅くに帰宅する日々を過ごしていました。そんな中で、子どもが生まれたことをきっかけに、家族との時間の重要性に気づき、働き方を変えようと思い義理の姉に相談をしていました。

義理の姉は保育園を経営しており、なんとなく一緒に子どもたちを幼少期から一気通貫で面倒見ることができたら良いよな~と軽く話をしていたのですが、強い後押しにより、習い事と塾を併設した学童保育施設や中学生から高校生を対象とした当塾を始めることになりました。

―一気通貫にこだわったのはなぜですか?

古賀先生:ティエラコム時代、ハーバード大学や東京大学、京都大学などの難関大学を受験する生徒が多くいたのですが、そういう生徒たちを見てきた中で、やはり子どものころに親がどう関わるかが重要だと気づいたことが、一気通貫にこだわっている理由です。0歳から中高生まで関わることで、そういった面もフォローできると思いました。

また、自分にも子どもがいるので、弊社が運営している保育園で一緒に見られるということもあります。自分の子どもがいるとやりにくいという方もいますが、私は一緒にいられる環境がある方がよいと思ったので、今のような形にしています。

―古賀塾を始める際、どうして個別指導という方法を選ばれたのですか?

古賀先生:当時は保育園の経営に資金がかかっていたので、なるべくコストを抑えられる指導法を選びました。また、これからの時代は映像授業を見て問題集を解かせるという指導が伸びるだろうという予測もありました。

さらに、一斉指導の塾では置いていかれてしまっている中間層の生徒たちにアプローチするために、個別指導は効果的だと思ったからです。

―たしかにそういったメリットがありますね。では、なぜ途中で自立学習に切り替えたのでしょうか?

古賀先生:もともと教え子だった山下が、当塾に入社したことがきっかけです。私は教育に強みがあるのですが、教務はそれほど得意ではありません。逆に山下は九州大学出身で、教務が得意です。教育と教務はどちらもバランスよくカバーする必要があるので、教務は彼に任せて私は教育に集中する形で、自立型学習塾に切り替えました。

役割として、私は日々の生徒指導と、月1回の面談などをしています。山下は勉強を教えたり、デイリーな面談を担当しています。この体制でやり始めてから、難関大学への合格率が大幅に上がりました。

―それぞれの強みを活かした体制を実現して、自立型という形に落ち着いたんですね。

古賀先生:そうですね。また、前職で問題となっていた長時間労働はしたくないと思い、家族との時間などのプライベートの時間をより取りやすいように、働く環境として自立型指導が良いと感じたのも選んだ背景にあります。

学習記録とログの活用に魅力を感じStudyplus for Schoolを導入

―ここからは山下先生にもご参加いただきます。よろしくお願いいたします

山下先生:よろしくお願いいたします。

―先ほど労働時間の話が出ましたが、御校では様々なツールを導入して授業や教務を効率化されていますよね。

古賀先生:はい、最初に使ったのが自立型プリント学習システムの『eトレ』です。その後、映像授業の『学びエイド』や、塾の業務管理システムの『Comiru』を導入しました。

Studyplus for Schoolは、ユニバースクールの湯浅先生にご紹介してもらったことをきっかけに、2020年夏頃に導入しました。もともと気になっていたので、初めにトライアルを受けさせていただき、2人分のIDを契約しました。

しばらくは自分で使い勝手を調べていたのですが、2021年7月頃に一気に導入しました。

―ありがとうございます。本格的な導入をいただいたきっかけは何でしたか?

古賀先生:Studyplus for Schoolを導入する学習塾は、『受験コンパス』と比較検討する方も多いと思います。それぞれに特徴がありますが、『受験コンパス』の強みは、成績を上げるためにどんな予定を立てるか考えられます。

ただ、当塾には経験と知識が豊富な山下がいます。彼は大量の問題集や参考書を購入し、この生徒にこの教材を使ったらどうなるかをものすごく考え、最も効果が出ると思われる計画を立ててくれます。

そこで、記録を取る・ログを残すという強みがあるStudyplus for Schoolを選びました。これを使えばこちらが提示した学習内容をきちんとやっているか、明確に把握することができます。最近の学生は夜中までついスマートフォンを触ってしまう傾向もありますが、生徒がきちんと勉強しているかどうか、リアルタイムでわかるようになりました。

記録入力率を上げるための工夫

もっとこうしてほしいという要望も0ではないですが、とにかくログが取れて、タイムラインで流れてくるので役立っています。『eトレ』など他のICTツールと連携しているので、生徒は今、何がどこまで終わっているのかもすぐに分かります。

ログを残しておくということは、教育現場の人間からすると、非常に大切なことです。色々なICTツールを探しましたが、Studyplus for Schoolのように記録をつけられるものはほとんどなく、唯一無二だと思います。

―ありがとうございます。山下先生はStudyplus for Schoolをご活用いただいていかがでしたか?

山下先生:記録を残すことはもちろん、保護者への報告にも有効活用できています。以前は毎週、保護者に「今週はこんなことを勉強しました」と報告書を作ってお伝えしていたのですが、生徒数が増えてまとめるのに時間がかかるようになりました。

Studyplus for Schoolは記録がグラフで表示されますし、LINEで送信できるため、非常に便利です。コメントもつけられるので、質を下げず業務効率化できました。

生徒指導だけでなく手厚い保護者対応も行い口コミが広がる

―御校では中学生と高校生を教えていますが、それぞれ指導方法は変えていますか?

古賀先生:計画の立て方や月に1回の面談など、運営面では特に変わりはありません。しかし中学生はまだ子どもなので、マスで動かす工夫が必要だと考えているところです。

勉強をサボってしまったり、苦手教科に手をつけず得意教科ばかりやってしまう生徒もいるので、「しっかりやらないといけないよ」と指導することも考えています。

勉強方法については、少し対応が変わります。中学生は『学びエイド』を見て勉強するだけでも成績アップにつながりますが、高校生はもっと複雑です。志望校や現状に合わせた勉強が必要なため、それぞれに問題集などを選んであげ、どういうやり方をすればいいかを山下が指導しています。

―教材選びは重要ですよね。

古賀先生:はい、無理して上級者向けの参考書にチャレンジする生徒もいますが、そういった面はすべて山下がフォローしています。問題の解き方一つとっても細かく指導していて、ノートチェックでもただ中を見るだけでなく「ここを説明してみて」と質問し、本当に理解ができているか把握します。

ですが、山下は今、教室長という立場なので、他にも多くの業務をこなさなくてはなりません。その中で、アルバイトの学生スタッフをどう活用するか悩んでいるところです。生徒も増えてきているので、改めてしっかり対応していきます。

―生徒さんが増えたのは、どういった経緯があったのでしょうか?

古賀先生:生徒対応に力を入れたことがポイントだと思います。当塾では単に授業を教えるのではなく、勉強の計画を立てたり定期的に面談をしたりします。また、「親御さんはここで困っているだろう」というところを見つけて対応しているので、面倒見がいいという口コミも広がり、入塾者が増えました。

山下先生:私も面談をしていますが、話す内容は学習面に偏りがちです。古賀先生に入っていただくことで、保護者の方が不安に思っていることを聞きだすことができ、解決に導けています。これにより信頼を得られているのではないかと実感しています。

―生徒さんの進路相談には、どのようにのっていますか?

山下先生:私は学習面において、どういう勉強をどのくらいすれば合格できるかというところを中心に話します。それ以外の部分は、古賀先生がご担当です。

古賀先生:私自身、自分の信念を持って揺らがずに経営に取り組んでいます。進路で悩み心が揺らいでいる生徒から色々な相談を受けた時は「そもそも君は、何をやりたいの?」という根本的なところからヒアリングして、「それをしたいなら、もっとこうしなくてはないけない」「弱気になっている場合ではない」と叱咤激励します。

ティエラコムにいた頃、社長から「人間は迷ったときに楽な方を選ぶが、そうすると失敗する」と言われていました。私も塾を経営する中で大変な思いをすることもありますが、自分でどうにかしないといけません。だからこそ成長できると感じています。

生徒にも、辛くてもチャレンジして、夢を叶えてほしいと思っているので、こうしたアドバイスをしています。

地域でも一番の塾と肩を並べられるよう努力を続ける

―今後の目標や挑戦したいことについてお伺いします。まず山下先生はいかがですか?

山下先生:私は古賀先生の教え子として20年ほどのお付き合いがあり、本当に色々なことを教えていただいています。だからこそ、毎日の業務や指導など、もっと一人でできる仕事の幅を広げたいです。そのための環境を整えていただいているので、これからもどんどん成長していかなくてはと思っています。

古賀先生:山下には、さらに知識を身につけてもらい、どんどん教室長としてスキルを磨いてほしいと思います。

山下先生:頑張ります!運営面で言うと、生徒が増えても常にスムーズに回していけるように頑張っていきたいです。

―古賀先生の目標はいかがですか?

古賀先生:九州で成功している学習塾は多々ありますが、特に注目すべきは英進館さんです。当塾も、英進館さんと肩を並べるような塾にしたいです。

また、私はティエラコムの代表である増澤さんの教え子です。増澤先生は一代で株式会社ティエラコムを100億規模の会社にされているので、なんとしてでもその規模を超えたいと思っています。ティエラコムを辞めた私が成功することが、増澤さんの教えの正しさを証明するのではないかと思っているので、そこは最後まで目指したいです。まだまだ達成までには遠いですが、これから達成する野望として掲げています。

―ステキです!古賀先生、山下先生本日はありがとうございました!

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