個別指導シュタム編 第1回:Studyplus for Schoolで生徒のモチベーションを管理【Studyplus for School導入物語】
Studyplus for School導入物語とは?
Studyplus for Schoolは、生徒さんの学習管理やコミュニケーションの面で学習塾をサポートするICTツールです。
Studyplus for Schoolは無料トライアルから、全ての学習塾に専任のカスタマーサクセスが付き、導入に関わる様々な課題解決のサポートを行います。本シリーズでは、Studyplus for Schoolの無料トライアルから導入、運用開始までに先生方が感じた課題や、実現したい目標、それに対する担当カスタマーサクセスのサポート内容を、実際に行われた打ち合わせの様子をベースにお届けします。
今回の記事で登場頂くのは、沖縄県にある学習塾「個別指導シュタム」の高良(たから)先生と、担当カスタマーサクセスの小川です。
これからの時代の塾に求められるのは、授業ではなく「モチベーション管理」
高良先生:初めまして、高良です。
小川:初めまして、小川です。本日はよろしくお願いいたします! 沖縄は今、新型コロナウイルス感染症の拡大が心配ですよね。
高良先生:本当にこちらは感染者が増えていて、3月に控えた公立高校の入試が心配です。入試前の対策講座を開こうにも、クラスター発生のリスクを考えると難しいところです。
小川:今、オンライン対応はされていますか?
高良先生:はい。ですので、Studyplus for Schoolでやっていきたいことがたくさんあります。特に活用したいと考えているのが「プランニング機能」「カレンダー機能」「コンテンツ配信機能」です。
というのも、これからは生徒のスケジュール管理をしっかりやっていく予定です。映像授業やコンテンツが増える中、塾に求められる役割は、授業ではなくモチベーション管理やマネジメント面などになっていくはず。
生徒のスケジュール管理や、進め方についてのフィードバックを強化していきます。
小川:では、今日はそのあたりについてご説明させていただきます。御校の指導形態は個別指導かと思うのですが、具体的にはどのような指導形態でしょうか?
高良先生:授業を週2回行い、あとは自習時間です。
私がよく生徒に説明する話なのですが、自転車は、乗り方を説明されたからといって乗れるようにはなりません。自分で何度も練習することが必要です。
勉強も、理解するためには自習が必要だよ、と。自習ができる生徒とできない生徒では差がつくので、全員に取り組んでもらっています。
ですが生徒によって一人で進められる子、こまめなフォローが必要な子など、差が出てきますね。なので、モチベーション管理が重要だと感じています。
小川:そうなんですね。私はよくRIZAPさんを例に出すのですが、ダイエットはなかなか1人では続きません。でも一緒に頑張ってくれるパートナーがいて、その人がアドバイスをくれれば継続できて、結果も出せます。これからの塾は、勉強版RIZAPのようになっていくのではないでしょうか。
高良先生:同感です。最近ではYouTubeにも勉強動画がたくさんありますし、教材となるアプリも増えています。今の時代、自己管理して勉強できる子は、塾に行く必要はありませんよね。
先生のいいねやコメントによる「見てくれている」実感が、モチベーションアップにつながる
小川:生徒さんの学年比率はいかがですか?
高良先生:高校生と小学生は少数で、ほとんどは中学生です。Studyplus for Schoolに関しては、中学1年生、中学2年生、中学3年生の全員に登録してもらいます。
小川:先生以外にアルバイトの講師の方はいらっしゃいますか?
高良先生:はい。ほとんどの授業をアルバイトの講師にお願いしています。カルテ機能などで授業の記録も共有できるので、Studyplus for Schoolもスタッフみんなで使っていく予定です。
小川:いいですね!ちなみに費用については、Studyplus for Schoolを導入する分、授業料の値上げはされますか?
高良先生:その予定です。
小川:そうなんですね。他塾さんでも授業料の値上げをすることで、Studyplus for Schoolをしっかり使おうと意識が高くなることが多いので、私たちとしても料金改定を推進しています。
高良先生:なるほど、意識の違いは出そうですね。
小川:御校は現在トライアル中なのでデモを使っていただいていますが、先生方が生徒役で登録されていますよね。これはすごく有益な使い方なんです。導入後、実際に生徒さんがどのように利用するのかをイメージしやすくなるからです。毎日記録を付ける大変さもわかりますし、指導の際に活かせるかと思います!
デモ画面を見させていただくと、すでに教材も登録されていますね。
高良先生:はい。実は受験勉強の際にStudyplus for Schoolを使っていたスタッフがいて、彼を中心に行いました。
小川:そうなんですね! 生徒さんに記録をつけてもらう時には、どの単元をやったのか、どこでつまづいたかなどをコメント欄にメモをしてもらうことが大切です。それがあると、生徒さんとのコミュニケーションの質がぐっと上がります。
また、先生が「いいね」やコメントをすると、リアルタイムで生徒さんのStudyplusに通知が届きます。先生からのリアクションで「先生、見てくれているんだ」という気持ちを生徒さんに持ってもらうことが、モチベーションアップに繋がります。ぜひ徹底して活用して頂きたいです!
カレンダー機能&プランニング機能で学習計画を一緒に立てて、生徒が毎日勉強する習慣づくりをサポート
小川:ここからは、先ほどお話に出たカレンダー機能についてご案内させていただきます。カレンダー機能では、1日の学習計画を時間ベースで立てられるようになっています。例えば12時から13時の間に自習する予定を立て、「英語、〇〇単元・〇〇ページを自習」などメモができます。
高良先生:いつ、どこで、どんな勉強をするかが分かるのは良いですね!
小川:生徒さんによっては、宿題を1日でまとめてやることもあると思います。しかし、勉強は毎日続けることが大切です。ですので「毎日、18時から18時半に勉強しよう。これだけの宿題を1週間でやるためには、毎日2ページずつ進めよう」などと伝えて、カレンダー機能で予定を立てさせてみてください。
予定の登録時には繰り返し機能があるので、「宿題」などを入力して繰り返しにしていただければ手間も省けます。
カレンダー機能を使うのは、時間ベースで予定を立ててあげる必要がある生徒さんがメインです。
そこまでしなくても自分で進められる生徒には、プランニング機能がおすすめです。例えば「来週1週間でこの教材を〇〇時間やりましょう」ということだけ決めて登録することができます。
ざっくりとした計画を先生が立てて上げて、いつやるかはあなた(生徒)に任せますよ、というイメージですね。
高良先生:そういった使い分けができるんですね。今お話を聞いた感じだと、うちの場合は最初はカレンダー機能でしっかり予定を立てていく方がいいかなと思っています。
小川:最初はカレンダーで慣れたらプランニング機能に、など生徒さんのステージに合わせて使い分けていきましょう!
立てた計画に対して、例えば「1時間やる予定だったのに、30分しかできなかった」というような情報も確認できますので、次に会った時に予定どおりできなかった原因を聞いてアドバイスすることが、モチベーション管理につながっていくと思います。
高良先生:なるほど。まずは生徒に自分で予定を立ててもらって、それに対してフィードバックしていくところからスタートしようと思います。自分がどのくらいできるのか考える習慣もつけて行きたいですね。
生徒に学習記録を継続してもらうには、まずは講師が記録づけを体験することがポイント
小川:最後に、コンテンツ配信機能についてご説明しますね。
機能としてはシンプルで、まずコンテンツを登録します。動画であればYouTubeかVimeoにアップロードし、URLを貼り付けるだけです。その他の画像やファイルも登録可能です。
次にアップロードしたコンテンツを、誰に配信するか決定すると登録完了となります。
高良先生:ありがとうございます。今回、機能について質問したかったことはすべてわかりました。あとは実際に運用してみてわからないところが出てくるかと思うので、その際はフォローをお願いできればと思っています。
小川:もちろんです!
お打ち合わせの時間も残り10分ほどとなりましたので、次回のお打ち合わせまでに先生にやっていただきたいことを整理できればと思います。
まずぜひお願いしたいことが、スタディプラスを運用する上で、先生と生徒さんの間のルールを決めて頂きたいと思っています。「記録は毎日必ずつける」「記録をつける際にはコメントを必ずつける」など、いくつでも大丈夫です。というのもルールが曖昧なままスタートしてしまうとやはり離脱してしまう生徒さんが出てきてしまうケースが多いです。ここはぜひ徹底をお願いしたいです。
弊社のテンプレートも準備してますので、ぜひ活用いただければと思います!
二つ目が、先ほど伝えた「講師の先生方に、実際にStudyplusに学習記録をつけてもらう」ことをお試し頂きたいです。記録を継続することの大変さを先生が理解されていると、生徒さんへの声かけなども変わってきますので、
みなさんお忙しい中かと思いますが、可能な範囲でぜひ取り組んで見ていただければと思います!
高良先生:分かりました。次回までに、その2つをやってみようと思います。
小川:ぜひお願いします!何かわからないことがあれば、いつでもご連絡くださいね。最初がとても大切なので、一緒に頑張っていきましょう!
では来週もよろしくお願いいたします!