〈映像授業部門〉映像コンテンツだけでなく指導をサポートするシステムが充実 |Assist【EXPO】

新型コロナウイルス感染拡大を受けて、あらゆる産業でアナログからデジタルへの転換、サービスのあり方・働き方の見直しが迫られています。教育業界においても、少子化、採用難、地域格差、そして、新型コロナウイルス感染拡大と社会課題が広がる中で、未来の教育のあり方・先生の新しい働き方の模索が加速しています。

Studyplus for Schoolでは、教育(Education)とデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation※略称DX)をかけあわせた「EDX」を標語に、未来の教育の在り方・先生の新しい働き方に挑戦する教育事業者を広く発信する取り組みを行っています。

そして、この度、未来の教育のあり方・先生の新しい働き方を語る上で外せない、デジタル教材のオンライン展示会を開催することになりました。

今回は、小学生・中学生・高校生を対象とした映像授業のAssistの有澤様にお話いただいた内容をご紹介します。

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映像授業だけでなく塾運営を総合的にサポートする

有澤:株式会社青山英語学院の有澤です。当社は、1981年、青山英語学院という英語専門塾としてオープンしました。2年後に千葉県松戸市に本社を移転し、集団指導と個別指導の学習塾を運営しました。Assistの開発をスタートしたのは、2005年です。

昨今、Assistの開発や運用にあたって、多くの学習塾の先生方とコミュニケーションを取る中で、「2021年に教科書が改訂され、中学生の指導で困っている」という声をいただくようになりました。その中でも、一番多かった相談は、「英語の学習をどうやって進めたらよいのか」ということです。

新しい指導要領では、”can”という単語は、小学校で習い、中学校では復習として扱われることになりました。また、もともと高校の範囲であった、原型不定詞や仮定法などが中学校で習う範囲となりました。つまり、今年の英語学習指導においては、教科書準拠の映像授業を用意することで、指導がしやすくなると思います。

そこで、役に立つのがAssistです。料金は、まずサーバーの開設費用として11万円かかります。イニシャルコストと保証金として10万円お預かりし、解約時にご返金します。ランニングの費用は毎月3万3000円と、生徒1人につき660円のID利用料です。

Assistには、基礎用、教科準拠用、夏期・冬期講習用、検定対策用といった教材があります。対象は、小学校3年生から高校3年生です。すべて、5科目に対応しています。

「Assist=映像教材」というイメージが強いのですが、Assistを一言で表すと、「塾運営お助けツール」で、単にコンテンツだけを作っているわけではありません。塾運営を助けるためにいろいろな仕組みをご用意しています。今回は、そのうち8個の特徴をご紹介します。

どの授業を見るべきか迷わず理解できるシステム

1つ目は、Assistの売りでもある「自動表示される学習指導」です。映像授業で、単に授業の一覧が並べられているだけでは、生徒たちは次に自分はどれを見ればいいか分からなくなってしまいます。Assistでは、授業の順番をあらかじめシステムに組み込んでおり、生徒の画面には、常に自分がやるべきものが一番上に表示されるため、迷わず勉強を進めることができます。

生徒が利用する学校の教科書、教材レベルに応じた学習指導が用意されており、その内容を指定するとシステム上自動で表示されます。授業の進め方については、先生で自由な作成も可能です。システマティックでありながらもカスタマイズできる点では、自由度が非常に高いと思います。

また、一つひとつの内容ごとに、動画と演習(基本問題)、確認テストがセットになっています。生徒たちは動画を見て、演習を解き、確認テストを実施します。確認テストに合格したら、次の動画が見られるようになっています。

確認テストで不合格となった場合には、再テストプリントが出てきます。合格しなければ、次へ進むことができないため、わからないまま進むことはありません。

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不合格だからといって、すぐに先生に質問に行ったり、諦めたりしないよう、確認テストの問題は演習(基本問題)に似た問題にしています。演習(基本問題)には解説動画をつけているため、この解説動画を見て内容を再度理解できるようにしてます。

学習進捗を常に管理し、宿題を手間なく出せる

2つ目は、「自動宿題印刷」です。塾では、年度が進むほど生徒によって学習スピードに差が生まれます。そのため、誰にどの宿題を出すか考え、準備するのは非常に煩雑になります。

そこで、新しい学習をするたびに、宿題が印刷される仕組みを作りました。授業中に自動的に出てくる仕様のため、先生が用意する必要はありません。

3つ目は、「学習履歴の蓄積・進行表の作成」です。デジタル教材の長所は、すべての記録がサーバーに残されることです。記録をもとに、生徒と講師はいつでも進捗を確認することができます。

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また、画像左側のようにテストの正答率がパーセンテージで表示されるため、数値の低い箇所を抽出し、再学習するように指導することも可能です。画像右側には、繰り返し学習した履歴が残るようになっています。青い部分は到達度を示すグラフです。

通塾不要の採点システムで、暗記力アップを目指す

4つ目は、「WEB自動採点システム」です。特徴は、5教科だけではなく、美術や音楽などの技能教科のテストにも対応している点です。生徒が3択の問題に答えていくと、自動で採点され、点数が表示されます。何回でもチャレンジできるため、100点を取るまでチャレンジし続けることで、学力アップにつながります。

5つ目は、単語・理科・社会の「一問一答シャッフルテスト」です。暗記力は、成績アップの基礎となる大切な部分ですが、それをこのシャッフルテストで高めることができます。

教材を指定し、ページ数を入力するだけですぐにテストが作成できます。設問数も設定可能です。英語では、日本語から英単語にするのか、英単語から日本語にするのかも選ぶことができます。

「わからないまま進む」を防ぎ生徒の理解度を高める

6つ目は、「スモールステップ学習」です。これは、生徒がつまずいた箇所をテスト前に見つけ、理解の定着を目指す学習方法です。また、プリントでの演習が主体でありながら、先生の手を借りず、生徒自身で学習できる点が特徴です。テスト前は映像授業を見るより、こうしたアウトプット型の学習をした方が得点が伸びます。

特に、中学3年生の夏期講習には効果的です。この時期の生徒は、やることが多く時間が足りません。理科・社会の復習を3年分やろうと思っても、なかなか難しいものです。そこで、プリントでの演習を使い、わかるところはどんどん進め、わからない箇所だけ動画を見ながら学ぶことができます。

テストの予想問題を繰り返し解き得点アップにつなげる

7つ目は、「予想問題作成」です。成績を上げるためには、実践形式の学習を何度も反復することが大切です。そのための予想問題を、Assistは、2分で作成することができます。

出題比率や設問難易度、設問数は自由に設定でき、範囲も教科書のページ数を指定するだけで簡単にできます。また、単に問題を出すだけではなく映像解説がついてくるのため、間違った問題については、映像を見て再度勉強することができます。

8つ目は、「自動授業報告メール」です。Assistの授業報告メールは、一般的な入退室メールと違い、実際に学習した内容を合わせて送ることができます。例えば、「今日はbe動詞のisについて学習しました」といった内容が保護者宛に送られます。

先生が手動で何か作業をする必要はなく、授業の開始時と終了時に指定されたボタンを押すだけで完了します。

また、保護者から塾宛にもメールがしやすいように、この報告メールの返信先を自分のメールアドレスに変更することができます。

この8つの機能は、すべてStudyplus for Schoolと連携しています。シナジーが非常に高く、より使いやすくなるよう随時改善もしています。ご興味があるかたは、ぜひ、お問い合わせください。