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生徒一人ひとりに合わせ学力だけでなく自学力も成長させる|個別指導 Sun Assist【Studyplus for School Award 2020】

Studyplus for School Award 2020とは、少子化・採用難・地域格差という社課題が広がる中で、未来の教育の在り方・先生の新しい働き方に果敢に挑戦する教育機関を表彰するものです。 

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従来は、授賞式や受賞者によるプレゼンテーションを含むイベントを開催しておりましたが、新型コロナウイルスの影響を踏まえ、この度オンライン配信で受賞者によるプレゼンテーションを実施いたしました。その模様をnoteでもお伝えしていきます。

今回ご紹介するのは、スタートアップ部門で受賞された、香川県の個別指導 Sun Assistの久次先生の回です。

個別指導 Sun AssistのHPはこちら

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少人数授業や完全個別指導など生徒に合った方法で指導する

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個別指導 Sun Assistの久次です。当塾のある高松市牟礼町は、人口1万8000人、10~19歳の子どもの人数は1650人で、小学校が3校と中学校が2校あります。高校は、偏差値54くらいの公立高校が1校あり、香川県立保健医療大学という大学もあります。

当塾の生徒は、小学生4:中学生4:高校生2という割合です。スタッフとして、社員とアルバイト講師2人がいます。

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授業形式は、少人数授業、個別指導、完全個別指導、自立学習などに分かれています。以前は、映像教材を使った指導をしていましたが、高校生とは異なり、中学生の場合、目的が決まっている生徒や意識の高い生徒以外は使いこなせませんでした。それをフォローするため、少人数授業を行っています。

また、学年の途中で入塾してくる生徒や勉強があまり得意ではない生徒は、少人数授業でも難しい面があるため、完全個別指導をしています。

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上記、スケジュールの白い部分に来た生徒は、特に追加料金はいただいていませんが、部活などで夜しか来れない生徒には、土日で完全個別指導をするため、追加料金をいただいています。

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基本的には通い放題ですので、週に何回来ても、1日に何時間いても授業料は変わりません。小学生は週3~5日、中学生は4~5日ほど来ています。中学生は特に、テスト週間になると毎日来ていて、1日4~5時間ほどいます。自宅には誘惑が多いため、塾で勉強し、自宅ではゆっくりしてもらっています。テスト前だけ、土日も塾を開けています。

チュータリングはホームルーム形式で行う

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高校生は、3年生が2人、2年生が2人、1年生が2人おり、それぞれ自立学習しています。この内5人は、中学から継続してくれている生徒で、今年は当塾にとって初めて、生徒が大学受験に挑みます。

過去にも、中学から継続してくれていた生徒はいました。しかし、定期テストや大学受験の学習管理ができず、高等部の運営があまり上手くできなかったため、途中で辞めてしまっていました。その時に、ALCSの小川先生とお会いし、Studyplus for Schoolを紹介いただきました。

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Studyplus for Schoolは、週1回のチュータリングで活用しています。形式は、1対1ではなくホームルーム形式です。

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このように、ホワイトボードに映し、オンラインの生徒も参加しています。ホームルームが始まると、最初にお知らせや発表をします。例えば、S1グランプリでの成績発表などがある場合は、最初に盛り上がってからスタートしています。

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次に、前週の勉強時間を振り返ります。他の生徒がどのくらい勉強しているかが分かると、刺激になるようです。「自分は少なかったな」と実感したり、先輩の記録を見て、「3年生になったらこんなに勉強しないといけないのか」と大学受験へのイメージも持つことができます。

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どちらかというと、男子生徒の方が記録が苦手です。毎日塾に来て勉強しているのに、記録は0%のことがあります。そういう生徒も、S1グランプリの時は、チームのメンバーに迷惑をかけないように記録をつけるようになるため、このようなイベントはすごくありがたいです。

次に、翌週のプランニングを確認します。チュータリングまでに各自プランニングをしてくるように伝えていますが、なかなか自分でできない生徒もいます。この他、模試の結果が返ってきた時などは、志望校の相談や勉強内容の確認などもしています。

こちらから、「今の勉強時間や勉強方法で大丈夫そう?」という軽い問いかけをしてはいますが、基本的には生徒から何か言ってこない限り、生徒自身で学習方法を考えてもらう方針です。そのため、一人ひとり学び方は異なり、ベーシックウイングを使って英数国を勉強する生徒や、テキストを中心に勉強する生徒など様々です。

チュータリングの時に気をつけていることは、生徒のモチベーションが下がっていないか確認することです。また、テストや受験などの目標に向かって、正しい計画が立てられているかにも注意して話します。

アナリティクス画面をみんなで見ながら話しますが、出来ていないからといって怒るようなことはしません。それよりも、土日に14時間くらい勉強している子の記録を見せて、モチベーションを上げる使い方をしています。

田舎だからか、あまり年齢や性別に関係なく、普段から生徒同士仲良くお喋りをしているような雰囲気です。私が一方的に話すのではなく、生徒たちが意見を出し合う方が多いです。

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最近、新しく英字新聞の記事とその記事への感想を一言LINEで発表する取り組みをしています。これは、模試の結果を分析したところ、英語長文で点数がとれていなかったため、英語の読書量を増やした方がいいだろうという理由で始めました。

生徒の自学力を伸ばし将来の目標に合った学校を提案する

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今後は、SNSを使って通塾・オンライン指導両方の集客を目指します。新型コロナウイルスの影響でオンライン指導を始めることになり、通塾とほぼ変わらないものを提供できることが分かったため、両方で生徒を集め指導したいと思っています。

また、今年の9月に久々に折り込みポスティングをしました。今までポスティングをしてもほとんど反応がなかったのですが、今回は、その日のうちに2件の問い合わせがあり、成果が出たと思います。同時に、当塾はもう少しで7年目に入りますが、まだまだ地域で認知されていなのだということも分かりました。今後、開校6周年のキャンペーンと併せて、英語・数学に関する折込を入れる予定です。

また、集客のために、魅力的なコンテンツを充実させようと考えています。リスニングコースや、学校に通えていない生徒、学び直しがしたい大人のためのオンラインコースなどに取り組みたいと思っています。

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最後に、私は現在、「『答え』と『未来』を導く力を育てる自学力学習塾」というキャッチフレーズで活動しています。指導の上手な先生はたくさんいらっしゃいますが、どんなに良い先生に教えてもらっても、ベースとなる自学力が身についていないと活かせません。だからこそ、生徒の自学力を伸ばしてあげたいです。特に、勉強が苦手な生徒には、勉強だけではなく、社会に出て必要な力を身につけさせたいと考えています。大学進学や将来の夢など、目標のある生徒には、それに向けてしっかり勉強してもらいます。

塾の方針として、勉強が苦手な生徒や将来の夢が大学進学の必要がない生徒には、進学校を勧めることはほとんどありません。進学校に進むと、中学3年生の受験勉強生活が3年間続くことになるため、楽しい学校生活を送れなくなります。楽しい学校生活を送ってもらうために、就職に強い高校を提案しています。しかしながら、途中で大学に行きたくなることもあります。その時のために、進学の選択肢もある高校を選び、どういう風にやっていけばいいか話します。

勉強の仕方も進路の決め方も、生徒一人ひとりに合った方法が必要です。それぞれの生徒と正面から向き合い、指導するように心がけています。これからは、ティーチングだけではなく、計画を立てたり、モチベーションを上げるコーチングが必要です。Studyplus for Schoolは、その面でも良いサービスだなと思っています。

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