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学習計画をStudyplusで週ごとに立てて小まめに方向修正していく (後編)|翔優館

Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。今回は前編に引き続き、翔優館さんにお話を伺います。

Studyplus以外にも様々なICTを導入している翔優館さんでは、一体どのようにツールを使い分けているのか。また、中学生への導入についてもお伺いします。

小学生から高校生まで複数のツールを使い分ける

―翔優館さんでは小学生にどうICT活用されていますか?
小学生にはほとんど使っていなくて、アナログでやっています。ただ、週に一回しか来れない生徒や一科目だけりやりたい生徒にはICTのコースを設けてあります。これはカリキュラムに縛りがなく、アシストさんを使って勉強してもらっている形ですね。

―アシストさんは小学生のみ使われていますか?
いえ、この春から小学生の一部と中学生に使っています。教材もレベルごとに選べるので便利ですよね。今、中学生はアシストさん一本でやってます。

―Assistさんとはうちも連携をしているんですよ。生徒さんがAssistを視聴するとその情報が自動でStudyplusに反映されて、学習記録をつけられるんです。
その二つが連携されると便利ですね。

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―高校生はいかがですか?
高校生は、以前から成績Apシステムさんを利用しています。特に高校1~2年生にはしっかりとした基礎学力を付けていかないといけないので、学校対応ということでこれ一本でやってきました。

しかし、その後、大学一般受験向けに受験コンパスさんと出会い、そして、ちょっと勉強が苦手な子のためにと、昨年から学びエイドさんも取り入れて、現在はこれらを併用して使っています。

Assistさんも成績Apシステムさんも、ちょうど今Studyplus for Schoolとの連携を準備しているところです。連携が開始されたら、さらに便利に使っていただけそうですね。
Studyplusさんは色んな機能が強化されてきたので、もうこれ一本でいいんじゃないかな?と最近は思っていますね。

※多様なツールとの連携を可能にする「Studyplus for School SYNC」についてはこちらからご覧ください。

Studyplusを活用し一週間ごとの計画を柔軟に管理する

―Studyplus導入の経緯について教えてください。
Studyplusを知ったときに一番いいと思ったのは参考書が全部取り込めるところでした。完璧だなと思いましたね。

―ありがとうございます。導入後はいかがですか。
昨年は途中からStudyplusを使って管理の仕方を変えていったので、正直最初はうまく使いこなせていなかったと思います。それに、学年によって生徒の雰囲気も違うので、昨年と今年では使った印象が違うという面もありますね。

昨年は勉強が苦手な生徒が多く、そもそも勉強時間を確保できなかったり、入力もうまくできていませんでした。その結果、きっちり作成した年間予定表もどんどんずれていってしまったんです。

そこで年間計画や月間計画だけではなく、一週間ごとの計画も立てるように変更しました。その中で学習管理にStudyplusを活かすようになったんです。

―昨年と今年で印象が違うとのことですが、今年についてはいかがですか。
特に今年の高3の生徒は独立開校したときの最初の中3生だったので、そのときからずっと見てきていますし、彼らも先輩の高校生を見てきているので勉強の仕方は分かっているんです。

それに結構真面目に取り組める子たちなので、しっかり入力ができて面談もちゃんと成り立っています。だから、だいぶ上手く使えるようになったと思っています。

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―昨年に比べて今年の方がより活用いただける形になったんですね。
そうですね。最初は、年間計画表作ったら、それ通りにやらなきゃこっちもいけないと思ってしまって。柔軟性もなくガチガチに固め過ぎて、ズレてきたら修正するという余裕もありませんでした。

この通りにやらなきゃという思いが強すぎて、それが逆効果になってしまったかなと思っています。だから今年は、初めにだいたいの年間目安を作っておいて、随時方向修正をかけるようにしています。

生徒の話も聞いて、Studyplusさんだけに限らず「この科目のこれが足りないんだったら、これ使ってみる?」という提案もしています。とても柔軟に考えられるようになって、成果としても出始めているかなとは思うんですよね。

―以前よりも現場でご活用いただけたようで、よかったです。

そうですね。昨年中学3年生だった子たちも現在は高校1年生になって、そのまま残ってくれてStudyplusを使ってくれています。

―みなさん残られたのですか?
一人は部活をやると言って一度辞めました。でも勉強するこの場所が欲しいしということと、部活が思っていたのと違って辞めたということもあり、「勉強に専念したい」ということで戻ってきてくれました。

その子は高校1年生なのにすごい勉強量で、それを同じ空間で見ている受験生が「あの1年生すごい」と刺激を受けています。

―勉強量はStudyplusで全部見えますしね。
そうなんですよ。一年生から受験生と同じような感じになっているので、人数が少ないながらでもお互いの刺激になっているようで。今年は生徒はあまり多くありませんが、雰囲気はいいかなと思っているんです。

Studyplusで生徒の動きを常に把握でき、面談に役立つ

―面談はどのくらいの頻度でされているんですか?
受験生は週一回です。週間面談に関しては、一番受験を知っていて話しやすいということもあって、ほとんどを卒業生の大学生講師にやってもらっています。

私は月に1回くらい入って、進路の悩みや相談を受けたり、今うまくいってないものを聞いてあげてアドバイスしています。

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―他の学年についてはいかがですか?
高校1・2年生に関しては、短い時間ですが、塾に来たときにちょっと話をすることでどれくらい勉強しているか分かるので、特に定期的な面談はしていないです。「進んでいないね、何かあった?」というような話をしている感じですかね。先日のStudyplus for Schoolのリニューアルで、面談はしやすくなりました。

―ありがとうございます!どのあたりが変わったと思われますか?
プランニングもグラフで見えるようになって、一緒にタブレットを見ながら面談できるようになって良かったです。とても使いやすいです。

うちでは色々なツールを色々使っていますが、操作性や安定性、安心感はやっぱりStudyplusが一番強いです。痒いところに手が届く感じがします。

中学生へStudyplus導入をチャレンジ

―Studyplusを導入して以来、先生方にも何か変化はありましたか?
生徒の動きがいつもと違うとすぐにわかるじゃないですか。だから、「ずっとゼロ続いちゃってるけど、最近何かあった?」と気づきを得られるというのはすごくいいかなと思っています。今後は中学生にも入れたいとすごく思っているところなんですよ。

―そこはStudyplus for Schoolがアシストさんと連携すると、ちょっとやりやすいかもしれないですね。
そうなんです。今までは、中学生はアナログで手帳を持ってもらっていたんですよ。一人一冊持って書かせていたんですが、常にこれを持ち歩くのはなかなか難しいようで。

一応コメントも入れながら返したりとかしていましたが、続きませんでした。だから中学生もデジタルでもいいのかなとすごく思い始めていたんですよ。

Studyplusさんを入れれば、常にグラフでどれくらいやっているかがわかるし、教材も登録できるし、管理しやすいかなと。次年度は使ってみようかなと思っています。

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―全国的に見ても、中学生でStudyplusなんて絶対にないと言われ続けてたんですが、今年は結構増えてきているんですよ。
昔はスマホというと遊んでしまうイメージでしたが、認識が変わってきていますよね。今は勉強に使うというイメージもありますし、Studyplusさんであればすぐにいけるかなと。中1ぐらいでスマホを持ってない子がいたときにどうするかは、検討材料ですが。

―持っていらっしゃらない場合も、アシストさんをやっている場合は、そちら経由で記録はたまります。
そうなってくると、やっぱり中学生に入れたいなとすごく思いますね。いろんな塾さんで入れてるとなると、うまくいくかなと思えます。

―そうですね。本当、最近になってこういう形に急に変わったと思います。
私も最初導入した時は、「中学生には難しいよな、高校生でやっとだよね」と思っていましたが、使ってみると違いますね。やっぱりあった方がいいですし、自分で計画を立てられない子は勉強ができないと思うので、それをうまくアシストできればいいかなと。きっかけを作ってあげたいんですよね。

―ICTを中学生にも導入するのが当たり前になりつつありますね。
そうですね。現場で生徒を見たり、保護者が感じることだったりを含めて、今使っているものがどうリンクしているかっていうのは常に考えています。その結果、これは合ってないとなることもありますね。

うちは結構色々使っているので、それぞれの良い部分悪い部分がだんだん見えてきます。そもそもこうやって使おうと思ったきっかけは、ユニバースクールさんでした。色々使われていたので、うちもやってみようかなと。

―他塾さんの例は勉強になりますよね。
そうですね。新しくオンライン勉強会を始められたと思うのですが、あれもいいですよね。ああいうのを使って授業や個別面談もできそうだし、そういうのも考えたいなと思っています。

―本日は貴重なお話、ありがとうございました!

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