Studyplusに塾の想いを乗せて。「自走式学習」という新しい在り方の実現へ|テラコヤイッキュー【Studyplus for School Award 2022】
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Studyplusに塾の想いを乗せて。「自走式学習」という新しい在り方の実現へ|テラコヤイッキュー【Studyplus for School Award 2022】

【公式】Studyplus for School マガジン

独自の工夫をこらしながらStudyplusサービスを上手に活用し、新しい教育の在り方に取り組まれている塾・学校を表彰する「Studyplus for School Award 2022」。昨年に続き今年も受賞校によるプレゼンテーションを含むイベントを5月10日から約1ヶ月にわたり開催いたしました。

今回は、自立指導部門でご受賞された「テラコヤイッキュー(千葉県)」渡邉 靖子先生のご登壇回を振り返ります。

登壇校紹介

■登壇者

テラコヤイッキュー代表
渡邉 靖子 氏

■テラコヤイッキューとは
2019年4月開校の学習塾。主な対象は小学生から大学受験生。定期的な面談とオンラインでの家庭学習サポート、アクティブラーニング型の講座を組み合わせた指導を行う。自走の力を身につけるための指導「自走式学習」を特徴とする。Studyplus for Schoolは2018年のプレオープン時から導入し、今年で4年目。
HP:https://terakoya1-9.com/

勉強だけでなく社会で活躍するために「自走の力=PDCA+Mの力」

私たちの塾の特徴である「自走の力=PDCA+M」について、今年度は再定義をしてみましたので、ご説明したいと思います。
「PDCA」というのはPDCAサイクルのこと、「M」はモチベーティングのMです。PDCAサイクルをただ回すのではなく、自分のために、自分で、自分自身のモチベーションマネジメントを行うことで、PDCAサイクルを継続していく、これを「自走」と定義しています。

「PDCA+Mの力」、言い換えるならば、実行力や振り返り力、分析力、自らをモチベートする力など、このような力は高校や大学の偏差値と関係なく、社会で活躍している人は必ず持っている力ですよね。学生が勉強する場合も、大人になってから仕事をはじめた場合も、目標点が違うだけで、やることの本質は同じだと思っています。自分で決めた目標に向かって、自分の力で「PDCA+M」を回し続けることで、人生は豊かになるのではないかと思います。

いいねやコメントのフィードバックで「自己実現」の土台を耕す

私たちの塾がStudyplus for Schoolを導入している目的は、先ほどお話した「PDCA+Mの力」を生徒に身につけてもらうためという点で一貫していますが、さらに細かく分けると「承認とフィードバックを行い、承認欲求の土台を作るため」というのがひとつあります。

PDCAサイクルは、「学習サイクル」「行動サイクル」の2つに分かれています。この2つのPDCAサイクルと、それを自分で回し続けるためのモチベーティング「Mの力」。私たちの塾では、この3つすべてにおいてStudyplusで記録をつけてもらっています。

そして、その全てに対して私たちはフィードバックを行っています。学習記録をつけること自体は一人でもできることですが、一人で継続していくことは大人でも意外と難しいものです。そのため、継続してもらうために、承認やフィードバックが効いてくるのです。

また、承認やフィードバックを行うことでもうひとつ重要なことが、「生徒自身が気づかない成長ポイントに光を当てること」です。

私たちが成長ポイントを示してあげることで、「これが成長ポイントなんだ!」「そういえば前はできてなかったけど、できるようになったな!」といった気づきが生まれます。それが、自分で自分の成長に気づくことができる力につながると思います。
つまり、私たちがStudyplusで行っているのは、言われた通りに勉強できているかといった「管理」ではなく、「気づきのサポート」です

「学習に主体的に取り組んでほしい」「目標に向かって頑張ってほしい」といった想いは、先生や保護者の方など、みなさんが思っているはずです。その「自己実現の欲求」を生徒が抱くためには、承認欲求以下の土台が豊かに大きくなっていることが大前提だと思います。

この「自己実現の欲求」の芽が出るように、私たちはStudyplusを使って、承認欲求以下の土台を耕しています。例えば、生徒の記録にいいねをつけたり、コメントを一生懸命つけるなどがそのひとつです。
自分がやったことに対して誰かが認めてくれるというのは、「継続のエネルギー」になりますよね。生徒の記録にコメントがつけられる機能は、Studyplus for Schoolが一番得意としているところだと、私は思っています。私たちの塾も、その点を一番重宝しています。

Studyplusを通して実践。新しい塾の在り方に「自走式学習」

続いては、生徒の事例をご紹介します。小6から中3の卒業時までStudyplusを毎日使ってくれていた生徒の事例です。この子はモチベーション維持のために、Studyplusを活用してくれていました。ワークや教科のテキストだけではなく、「〇〇(名前)成長日記」という独自教材を作って、面談の記録や話したことの振り返りを自ら行っていました。

直接インタビューもしてみましたので、ぜひご紹介させてください。

Q.独自教材を作っていた理由は?
勉強以外のことを投稿するようなTwitterなどのSNSに憧れがあったところもありました。せっかくStudyplusがあるし、やってみようかなと思って始めた気がします。目に見える形で残していたら、Studyplusをつけている意味とも重なってくる気がしたんです。

Q.Studyplusのいいところって?
こんな気持ちで勉強していたな、こんなことを学んでいたな、というのをあとあと見返せるのがいいところかなと思います。

Q.Studyplus継続のコツは?
私はSNSへの憧れもあって、楽しかったから継続できたと思います。ちょっと面倒くさいなと思ったときもありましたが(笑)、それでも楽しかったので。
今日あったいいこととかを記録につけると、先生がそれにコメントをくれるのがうれしかったです。勉強のことだけじゃなくて、自分のうれしかったことの記録をつけたら、後で見返しても楽しいし、ただただ勉強するよりも楽しいと思います。
「勉強しなきゃ」って記録をつけるよりは、楽しんでやるのがいいなと思いました。

実はこの子、卒業後は声優のお仕事に集中するため、中3の秋で高校受験をしないことを決めていました。勉強だけを教えている塾であれば、おそらくそのときに退塾していただろうと思います。ですが、受験しないと決めてからもずっと塾を続けてくれました。それからは、学校の宿題と仕事を両立するためのタスクマネジメントについて、一緒に試行錯誤しながら指導をしていきました。

自分自身をモチベーティングすることを当たり前にできる子たちは、これからの社会で絶対に活躍できると思います。これが私が「自走式学習」を提供する意味でもあり、その中でStudyplusを使っている意義でもあると思います。この子は今仕事をする上で、Studyplusを使って振り返りをしたり、モチベーティングを行ったり学んできたことを活かしてくれています。自走式学習を社会に出てから活用してくれている、本当に最高の例だと思っています。

例えば、地方だと上位の公立校も定員割れになっていて、「塾に通う意味はないから行きません」という人が増えていると聞いています。塾にも生徒が集まらないという話を最近よく聞きますが、塾に通う意味を勉強以外のところにも見出すことはできると思っています。

高校に合格するためだけではなく、社会で活躍するための力を身につけるために塾に通う層も増やせるんじゃないか。そのためにも、「自走式学習」をこれからの新しい学習塾の在り方の一つに昇華していけたらいいなと思っています。

万能のツールはない。「記録を取る」以上の価値をつけること

ここからは、Studyplusの記録を塾内でどのように活用しているかご紹介します。

私たちは、毎週塾内通信を発行しておりまして、学習時間の多い上位10名の学習記録を載せています。また、振り返りという点を重視しているので、学習の量が多い生徒だけではなく、振り返りの質が良い生徒もピックアップしています。そして、どこがよかったのかというコメントも合わせて掲載しています。

また、今年は生徒が卒業するときに、入会から卒業までの全ての学習記録を印刷して、色紙にしてプレゼントしました。これは、テラコヤイッキューでStudyplus for Schoolを導入したときに「絶対に卒業生にやってあげたい!」と思って、3年間温めてきた企画だったので、本当に実行できてよかったです。

Studyplusでの記録は「生徒の財産」です。この色紙は生徒にもすごく喜んでもらえたので、ぜひみなさんにもやってほしいです。

Studyplusをただ記録するためだけに使うのは本当にもったいないと思っています。このように、Studyplusを使って「学習記録を取る」以上の価値をつけていくことも、私たちのとても大事な仕事だと思います。

生徒に「やっといて」と渡すだけでは、ほとんど使ってくれないと思いますし、あまり意味もないと思います。Studyplusもそうですが、万能のツールはありません。渡すだけで生徒が魔法のように勉強をするようになるツールなんてないと思うんです。

でもStudyplusのいいところは、このように私たちの塾側の想いを乗せることができるところです。塾の独自の大事にしていることを反映させて、オンリーワンの最高のツールにすることができると思っています。


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