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〈問題演習部門〉 最適な学習サイクルを確立し短期間で基礎力を定着させる|ビットキャンパスタッチプラス10【EDX EXPO】

新型コロナウイルス感染拡大を受けて、あらゆる産業でアナログからデジタルへの転換、サービスのあり方・働き方の見直しが迫られています。教育業界においても、少子化、採用難、地域格差、そして、新型コロナウイルス感染拡大と社会課題が広がる中で、未来の教育のあり方・先生の新しい働き方の模索が加速しています。

Studyplus for Schoolでは、教育(Education)とデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation※略称DX)をかけあわせた「EDX」を標語に、未来の教育の在り方・先生の新しい働き方に挑戦する教育事業者を広く発信する取り組みを行っています。

そして、この度、未来の教育のあり方・先生の新しい働き方を語る上で外せない、デジタル教材のオンライン展示会を開催することになりました。

今回は、小学生・中学生を対象とした問題演習教材ビットキャンパスタッチプラス10を開発する株式会社ティエラコムの藤好様と、日米文化学院の柳田先生にお話をお伺いします。

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適切なタイミングで復習し学習内容を最短で定着させる

藤好:株式会社ティエラコムの藤好です。当社が開発するビットキャンパスタッチプラス10は、育伸社の教材をベースとした学習塾専用のIT教材です。タブレット、PC、スマートフォンから利用できます。

 授業後の学習単元ごとの学力定着をサポートできること、導入しやすい安価な料金設定が先生方にご評価いただいています。さらにStudyplus for Schoolと連携することで、生徒がいつ、どの科目を勉強したかの確認も容易になりました。

 ビットキャンパスタッチプラス10の特徴は、3つあります。1つ目の特徴は、学習内容の定着です。新指導要領に合わせ教科書の内容が変更されたため、基礎力を短期間で定着させなくてはなりません。特に英語は、覚える単語数が2倍に増えていますが、全ての変更に対応しているため、学習内容をしっかり定着させることができます。

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 こちらは、エビングハウスの忘却曲線です。よく、人は新しいことを学習しても1日経つと8割を忘れるという文脈で語られますが、言い換えると、適切なタイミングで復習できれば、より短い時間で記憶が戻るということでもあります。勉強した2日後、1週間後、1か月後に定期的に復習することで、素早く記憶が定着します。ビットキャンパスタッチプラス10は、この理論に合わせて3つの工夫を凝らしました。

 まず、難易度が徐々に上がる3ステージ方式です。ステージ1、ステージ2、ステージ3と段階的に難しい問題を解く仕組みです。初級・中級・上級のように、だんだん難しくなっていくため、いきなり問題が全く解けずに嫌になってしまうことはありません。

 次に、再トライ方式です。問題に答える際は、4つの選択肢から選びますが、もし生徒が誤った答えを選んでも、すぐに正解が出るわけではありません。選択肢が2つに減り、再考を促します。

 最後に、まちがいリベンジです。一度間違えた問題を集約し、弱点克服に活用できます。この時、いつ間違えた問題を復習するか、期間を選べることも特徴です。例えば、先週の内容を確認したければ、過去1週間で間違えた問題だけを抽出できますし、定期テスト対策をしたい時には、過去3カ月で間違えた問題に取り組むことができます。

細かな正誤情報を収集し手厚い学習管理ができる

 ビットキャンパスタッチプラス10の2つ目の特徴は、学習の見える化です。

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 こちらは、先生の管理画面です。左側にあるように、生徒がいつ、どの科目を受けたかが一覧でわかります。塾以外での学習履歴も残りますので家庭学習を習慣づけするサポートにもお役立ていただけます。

 右側は、詳細情報です。例えば、生徒が11日に勉強した理科のオームの法則の単元で、どの問題に正解してどの問題を間違えたか、具体的にチェックすることができます。

 ビットキャンパスタッチプラス10の3つ目の特徴は、続けてやりたいと思う仕掛けです。先述の通り、生徒は問題に正解するとポイントを獲得します。このポイントは、貯まるとメダルに交換可することができます。このポイントやメダルは、イベント時のランキング付けに用いています。

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 イベントは、ウィンターチャレンジ、スプリングチャレンジ、サマーチャレンジと季節ごとに企画しており、普段は意識していない全国のライバルと競うことで、生徒の意識を高め、塾も1つの学習イベントとして盛り上げることができます。

 大会期間中以外でも、ポイントやメダルの数は表示しているため、各塾でイベントを設けて教室で表彰する使い方もおすすめです。

段階分けによりどれを解くべきか明確になる

 続いて、ビットキャンパスタッチプラス10で扱う問題についてご紹介します。ベースとしている育伸社の教材に、プラス10シリーズというものがあります。これは、全国テストの正答率をもとに、全問題を1段階から10段階までレベル分けした紙の教材です。この考え方を、ビットキャンパスタッチプラス10でも採用しています。

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 目安として、該当レベルから3段階下の問題は、すでに自分の力で解けなくてはならない問題です。プラスマイナス2段階の問題は、自分で解けるようにならなければいけない問題で、これができるようになることで成績が上がります。該当レベルから3段階上の問題は、今すぐに取り組む必要のない問題です。

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 この段階に沿って学習していただくことで、今、何をやらなくてはならないのか、どれが不要なのかを先生が細かく指導しなくてもよくなります。

先生も生徒も端末を問わず直感的に操作できる

 実際の操作方法について、流れにそって解説していきます。システムはクラウド上で動いているため、どの端末からでも利用できます。

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 まずはIDとパスワードを入れて、ログインします。すると、上の方にポイント数に応じた段階レベル・メダルが出てきます。下の方にはメッセージ、スケジュール、何をいつやったか、学年が表示されます。

 対応科目は英語、数学、理科、地理、歴史、公民です。それに加えて、ドリルと、系統別学習コースという入試対策用の教材が入っています。

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 科目を選ぶと、自分の段階に応じた問題が出てきます。学習項目を選択する際には、ステージ1、ステージ2、ステージ3が表示されますが、初めはステージ1しか選択できなくなっています。基礎問題をしっかり定着させてからステージ2、ステージ3へと進む仕組みになっていて、生徒の理解が虫食い状態のまま難しい問題にチャレンジしたり、次の単元に進んでしまうことを防ぐためです。

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 学習を始めると、問題が表示されます。1セット5問で4択形式です。正解すると解説が出てきます。不正解の場合には、選択肢が2つに減り、再考を促します。

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 5問終わると、5問中何問正解し、正答率は何%で、何分で終わらせたか結果が表示されます。同時に、獲得したポイント数も表示されます。

 次に、先生側の操作方法について解説します。

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 生徒ごとの学習履歴や単元ごとの正答率を把握することが可能です。スケジュール通りに学習が進んでいるか、同じStageがクリアできずに何周も解いている状態になっていないかをチェックし、生徒フォローやフィードバックをしやすい仕組みにしています。

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 不正解だった問題については、どの問題をどう答えて間違えたのかを確認することも可能です。

効果的な活用事例3選

 ここからは、ビットキャンパスタッチプラス10を実際にどうやって活用すべきか、3つの事例をご紹介します。

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 1つ目の事例は、管理シートを活用した学習進捗管理です。例えば、こちらの画像のように、各単元ごとにエクセルで表を作り、学校と塾の授業進度や定期テストの範囲を明確にします。そして、それぞれをいつまでに終わらせるか目標をたて、終わったら先生がチェックするイメージです。

 これにより、声かけが必要な生徒が誰かが分かったり、生徒が取り組んでいる内容について的確なアドバイスができます。

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 2つ目の事例は、模試結果からの弱点克服です。ビットキャンパスタッチプラス10では、育伸社が行う模試の管理帳票を提供しています。それをもとに、生徒には、模試の出題範囲となっている単元をいつまでに勉強するか意識してもらいます。模試を受けた後には、結果から自分の弱点を把握し、克服に向け新たに学習計画を立て取り組みます。

 自分の実力を常に意識しながら、模試が返ってきたら結果を記入して、その復習をするという繰り返すことで自然に学習サイクルが身につきます。

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3つ目の事例は、松竹梅の三段構えの商品構成です。以前ある先生から、「演習時間が足りない」「授業単価を上げたい」と相談を受けました。そこで作ったのが、松竹梅の3つのコースです。

 まず、もともと行っていた1コマ60分の授業を、梅コースとしました。次に、この授業にビットキャンパスタッチプラス10の演習60分をつけた竹コースとしました。松コースは、60分の授業を2コマ行う内容です。

 この3つを用意したところ、狙い通り竹コースを選ぶ生徒が多く、演習を増やしつつ単価アップも叶えることができました。

 ビットキャンパスタッチプラス10の利用料金は、1人いくらという設定ではありません。50人までの導入で月額1万5,000円、100人までなら2万9000円、150人までは4万2000円、200人までは5万4000円です。例えば生徒数が50人の場合は、生徒1人あたり300円のコストとなります。また、初期導入費はかかりません。

 当社では、新たに導入をご希望される方に体験IDを作成しています。実際に、生徒に使ってもらったり、先生に管理画面を見てもらうことが可能です。タブレットがない場合には、レンタル会社の紹介も行いますので、お気軽にお問い合わせください。

ーここからは、実際に「ビットキャンパスタッチプラス10」を利用する学習塾の「日米文化学院」さんの取り組みをご紹介します。ー

ビットキャンパス導入で生徒数が激増

柳田:日米文化学院の代表、柳田です。ここからは私が、当塾でのビットキャンパスタッチプラス10の活用についてご紹介します。

 千葉県八千代市にある当塾は、1982年に私の父が創業し、来年で40周年を迎えます。指導対象は小学生、中学生、高校生で、一斉指導を基本にしています。映像教材での指導も行っており、アットウィルを導入しています。

 教育理念は、「困難に立ち向かい、一人で学習できる子どもを育成し、その結果、地域のリーダーとなる人、日本社会を動かす人、世界規模で活躍できる人を生み出す指導を実践する」です。

 私が入社した1999年当時の生徒数は50人で、将来的に250人規模の塾を作ることが目標でしたが、昨年は334人となりました。教室は今も昔も一つのみです。

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 こちらは、中学部の生徒の内訳です。2004年に急増していますが、この年にビットキャンパスを導入しました。

 導入のきっかけは、2004年にあった千葉学習塾協同組合の年末研修で、ティエラコム代表取締役の増澤さんのお話を伺ったことです。この時、塾運営における「不易と流行」の重要性に気付かされました。また、ティエラコムがビットキャンパスを導入、活用したことでV字回復を果たしたということも知りました。

 当時の私は、生徒数150人の壁を突破できないことで悩んでいました。「脱皮できない蛇は死ぬ」という言葉もありますが、何かを変えなければ現状も変わらないと思い、新たに教育理念を掲げて、ビットキャンパスを導入しようと決めました。

 最初は、創業者である父に反対されましたが、内容や価格面について話し、導入に合わせて新たに「ビットキャンパス費」を導入し売上を上げることで納得してもらいました。しかし、値上げは勇気がいることです。そこで、導入に向けた保護者会を実施しました。この保護者会には、現在ティエラコムの取締役となっている大原さんにもご参加いただきました。

 大原さんは、「お母さん、お子さんと宿題をやったかどうかで揉めませんか?それをもうやめられます。ビットキャンパスを導入していれば、学習状況が一目瞭然になるからです」と話されていました。これで保護者も納得され、導入に至りました。

ビットキャンパスの活用で志望校に合格

 導入後、実際にどのように活用していったか、生徒三人の事例をご紹介します。一人目は、中学3年生の7月に入塾した男子生徒です。当初の偏差値は、国語60、数学51、英語51、社会47、理科45、5科51でした。

 志望校は偏差値62の県立八千代高校。この学校にある鼓組という有名な太鼓を叩く部活に入ることが志望動機でした。しかし、偏差値51の生徒が、八千代高校を目指すのは簡単なことではありません。そこで、「太鼓を叩く前にお前が叩かなければならないものがある。キーボードを叩け!」と、ビットキャンパスタッチに取り組ませました。

 自宅にパソコンがなかったため、毎日塾に通って、教室の入り口にあるパソコンを使ってもらいました。その姿を見て他の生徒も、「何をやっているんだ?」となり、同じく八千代高に入りたかった生徒も、一緒にビットキャンパスタッチを使うようになりました。

 切磋琢磨できたおかげで、この生徒は、見事志望校に合格。最終的な偏差値は、国語63、数学60、英語58、社会64、理科61、5科63でした。苦手だった理科と社会は9月時点で上がり、それがやる気につながり他の教科も上がる相乗効果が見られました。

 二人目は、小学生の女子生徒です。小学校1年生の頃から、カルタが好きで、漫画『ちはやふる』の監修者の奥様が渋谷幕張中学のカルタ部のコーチに就任されたので「ここでカルタをやりたい!」ということで志望校が決まりました。

 かなりハードルは高かったのですが、ビットキャンパスの全国大会で表彰されたことで本人の自己肯定感も高まり、入塾した時点では、算数56.5、国語61.3、2科60.2だった偏差値が、算数62、国語74.2、理科72.9、社会63、4科70.7まで上がり、合格しました。

 三人目は、小学校5年生の6月に入塾した女子生徒です。入塾時は、算数49.2、国語36.8、2科41.8と高くありませんでした。塾に入ってからも全く勉強せず、中学受験は全滅。しかし、ある日のコーチングで、「私、本当はどうしても頭良くなりたいんです」と、泣き始めました。

 そこで、私は「模試でトップになれとは言わない。でも、日本一になる方法がある」と彼女に伝えました。そして、彼女をビットキャンパスタッチの全国大会に参加させ、ウィンターチャレンジで日本一を獲らせました。

 これで、彼女は自信を持つことができるようになり、これに感化された彼女の友達も、一緒にビットキャンパスタッチをやるようになりました。その結果、先日のスプリングチャレンジでは中学1年生の部で当塾の生徒が全国1位、2位、4位を獲得しました。

理念に共感し、将来をイメージしながら活用する

 最後に、まとめとして3つの点についてお話します。

 1つ目は、私がなぜビットキャンパスタッチプラス10を導入したかということです。これは、端的に言えば、ティエラコム代表の増澤さんの話に感動したからです。教材を作っている先生が、どんな想いを持っているのか。そこに共感したからこそ、ずっと活用していますし、ティエラコムの人たちとならやっていけると感じています。

 2つ目は、「一流の二流」を目指すということです。自分の理念を体現するためには、やりたいことが実現できるICTツールを自社開発することが一番です。ただ、私にはそれができません。他社が開発したものを使うしかないという意味で、二流だと思っています。しかし、活用する中で利益と結果を生み出して、二流の中の一流になろうと思っています。

 3つ目は、ストーリーを語ることです。教材を選ぶ時に、「これはいいですよ、成績が上がりますよ」と言われて始める人はいません。私は、ビットキャンパスタッチプラス10の有効性について語れるストーリーが複数あります。ストーリーを語れるほどの思い入れを持つことで、より効果的に教材を活用していくことができると思います。

 今後も、生徒たちのやる気に火をつけて、保護者の共感を得られるようなキラーコンテンツをどうやって作っていくか、導入することによってどんな未来が見えてくるのか、将来をイメージしながら使っていきたいと思います。







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