スタプラ導入で生徒の進捗状況がすぐにわかるように(後編)|寺西共育塾【オンライン勉強会】
Studyplus for School事業部では定期的に、様々な塾の先生方を講師にお迎えし、塾運営のノウハウやStudyplus for Schoolの運用のコツなどについてオンラインの勉強会を行っています。今回は前回に引き続き、寺西先生共育塾の寺西先生にお話を伺います。
3つの偶然が重なった「運命」でStudyplus for Schoolを導入
Studyplus for Schoolを導入したきっかけは、同じ時期に3つの偶然が重なったからです。まずうちでは、以前から中高生にスタディシートというものを記入してもらってます。これは塾に来て何を勉強したか、それから理解度についてを書いてもらうというものです。中学生はみんな同じ教材を使っていて副教材も一緒なので、どこを勉強したかはこのシートですぐ分かりました。
ただ、高校生は学校によって教材が変わるので、わかりにくくなってしまったんです。シートを見ながら毎日保護者の方全員に授業報告を送っていたのですが、それも時間がかかるようになっていました。
そこで高校生に関しては生徒自身で入れてもらうツールはないかなと考えていた時に、生徒がStudyplusを使っていると教えてもらったんです。実際に見せてもらったらすごくよさそうで、これはわかりやすいねという話になりました。
同時期に、夏休みから高校生に英単語を集中的に勉強させたいと思っていたところ、知り合いの先生に『百式英単語』をお勧めしてもらったんです。そこで著書の太田先生のツイッターを見たら、Studyplusを絶賛されていました。高校生はみんな、自分の行きたい大学に合格した先輩がどういう勉強をしたのかを、Studyplusでチェックしてから勉強するべきだと書かれていたんです。
最後に、ツイッターを見た翌日に『塾と教育』でStudyplusのことがのっていて。同じタイミングで3つの出来事がリンクしたので、これは運命だなと。すぐでも入れたいなと思ってお電話させていただきました。
生徒の進捗状況がわかるようになり手間が省けた
生徒は全員塾に来ると入退室のバーコードを通し、スマホを所定のポケットに入れてもらいます。Studyplus for Schoolを登録するときも、この場所に来て入力するように統一してます。そこから、それぞれのブースへと移動します。
以前は、個別ブースの方にスマホを持って行って入力してもらっていました。でも生徒から「スマホを持って勉強をしていると、ラインが入ってきて気になる」と言われたのでこうしたルールにしました。
ルールを変えたメリットは他にもあります。以前はみんな一人で入力していたので進捗状況がわからなくて声掛けができませんでした。でも入力をする場所を決めておくと、この子は何かが終わって別のことをするんだなとわかりやすくなるんです。
Studyplus for Schoolを導入してから、誰が何をしたかわかるようになり私の仕事の効率化につながりました。高校生は生徒たち自身で入れてもらうようになったので、手間が省けてだいぶストレスが軽減されたかなと思います。
保護者とのやりとりでも煩雑さがなくなったと思います。うちの塾ではもともと保護者とのやり取りは電話応対のみで、休みの連絡やちょっとした連絡事項も全て電話だったんです。そのときはすごく大変でしたが、コミルとStudyplus for Schoolを入れてから簡単な連絡事項では電話をとらなくてよくなったのですごくよかったと思います。
中学生から慣れさせることで高校生のStudyplus for School入力率を上げる
課題に感じているのは、塾に来たときにはちゃんと登録をしてくれるんですが、家での入力率がちょっと低い子がいるということです。日曜日になると勉強時間がゼロになっていても、実際は家でやっているという状況があります。
中学から来てくれ子には、ズバリ「ちょっと面倒くさいんだよね」と言われました。でもそういう子は、使い方を上手く把握できていなかったんです。「次の日に前日の分を登録できるんだよ」など教えてあげると「なんだこれでいいのか」となったことがあります。それから映像授業に関しては教材登録を私がして、「ここをこうするだけになったから簡単だよ」と対応したりもしています。
ただ高校生はこと細かく言うとすごく嫌がるので、中学生の頃から意識づけが必要かなと思いました。だから実は今、中1生にもStudyplus for SchoolではなくStudyplusを使ってもらっているんです。夏休みに学校の宿題で、何が終わったかを入力させています。嫌がるかと思いましたが、スマホを持ったばかりの子が多いのですごく喜んで入れてくれました。
読書感想文終わりました、ポスターを描きましたと、写真もどんどんのせて入れてくれて。それを見て他の子が「ポスターが上手い」とかコメントものせてくれたりもしたので、やってみてよかったかなと思います。今後は、中2、中3と経験を積んでもらって、高校生になってStudyplus for Schoolにするというのがいい流れなのかなと思ってます。
生徒とのやりとりが生まれたことで信頼度が増した
生徒とは個人のLINEのやり取りをしたくなくて、教えてと言われても断っていました。でもStudyplus for Schoolを使って生徒とやり取りが簡単になったと感じます。それによって塾「文化祭の準備で疲れたので今日は休みます」など率直に言ってもらえるようになりました。
コミルを使って保護者の方経由ですと、「体調不良で休みます」というような連絡がほとんどでした。それが直接ちゃんと言ってくれるようになったので、私から生徒に対する信頼度はかなり増したかなと思います。
保護者の方とのLINE連携もしているので、授業後に生徒が観た映像授業についてなど送るようにしています。毎回必ず送っていますが、コピペするだけで一瞬で送れるようになっているので便利ですね。
授業後には、生徒と対面で話しながらタイムラインを見て、「宿題をしたしか書いてないと何の宿題かわからないから、写真でも撮ってね」など言いながら「いいね」をしています。オンラインでコメントするのはあまりなくて、対面で話ながらやっている感じです。
というのも、コメントが嬉しい子もいれば嬉しくない子もいるし、コメントされたらまた返さないといけないと感じる子もいると思います。この子だとちょっとコメントしてあげると喜ぶというか。よく頑張ったねとか喜ぶような子にはしてますが、他の子は塾に来たとき直接言っています。
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