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生徒はStudyplusを通して、学習管理の効果だけでなく、新しい出会いや情報に触れられる(後編)Customer Story #28|滝原塾

Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。今回ご登場いただくのは、前回に引き続き、滝原塾の塾長の滝原一憲先生と副塾長の立島先生です。前回はStudyplusを使ったプランニングなどについて教えていただきました。今回は現代の生徒が求めている情報や、滝原塾の今後についてご紹介します。

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―最近、Studyplus for Schoolにてガントチャート機能がリリースされました。
滝原:ちょこちょこ使いやすくなってきますよね。僕たちも映像学習を入れる時にStudyplusについてそこそこ見ていたのですが、まだ痒いところに手が届かない部分が多いと感じていました。だから、こういう風に少しずつでも機能が追加されていくと、僕たちとしては「ああ、どんどん良くなってきたな」と思えます。

僕としては子どもたちからのフィードバックを伝えて、もっとプラットフォームとして強いものを作ってもらえるとすごくありがたいなと思うので、これから何かあればお伝えします。

―夏に参加していただいたS1グランプリはいかがでしたか。滝原塾の生徒さんがランクインされていましたね。
滝原:これによって勉強時間が伸びた子はいます。普通に勉強していてたら最大で80~90時間弱くらいかが普通だったのですが、「100時間超えているやつもいるじゃん」「じゃあうちも100時間超えてみよう!」となってやっていました。

―毎週、発表もさせていただいていました。
立島:基本的に私がフェイスブックを見て配信しようかと思っていたのですが、気づいたら生徒が勝手に見ていました。

滝原:「先週何位でした」「そうなんだ」と教えてもらって。彼らはよく見ていて、どこの塾の誰々くんがどうだったとか話していました。志望校などを見ていれば出てくるので、この子だなって絞り込みができますよね。

―そういう出会い方があるんですね。
滝原:自分が目指す大学にこういう子がいると、いいねを押しています。そこがもっと加速してインタラクティブになると面白いですね。そういうコミュニティーがあると動く子は動きますよ。

―うちのプロモーション動画に出てきている女の子も、Studyplusを始めた瞬間に東大志望で勉強している子を30人探しに探して、全員フォローしたそうで。「同じ東大志望なのに、私よりも難しい参考書を早いペースでやっていてやばいな」とかひたすら見て気にしていたと言っていましたね。
立島:できる子たちって、繋がってるんですね。

滝原:自分たちで情報を取ろうとしますよね。

立島:どうしても情報が少ないんですよ。同じところを目指している子たちはどんな感じでやってるんだろうとか、どんなモチベーションで、どんな参考書使って何時間勉強してるかというのはまったく見えない。

ここがウイークポイントだと思ってますが、かといってどうすることもできないじゃないですか。だからこういったツールで知る、見ることができるっていうのが大きいかなと思います。

―勉強以前に情報を集めることが重要なんですね。
滝原:多分、これから塾に来ることさえしなくなってくると思います。塾に行かなくても、家で全て事足りてくる時代が来る。

そういう時に交流がインタラクティブにでると、子どもたちにとってもすごく情報を入れられるし、自分がどういう風にやっていけばいいかっていうのももっと明確になってくると思います。僕たちの頃はなかった、価値観が真新しいですよね。

アートボード – 6

―今日までStudyplusをお使いいただいていかがですか?
滝原:こうやって学習記録をつけられるということに関して、他の映像教材などとStudyplusさんが連動してくるのではと僕はちょっと願っているんです。なぜかというと、Studyplusさんが大きなプラットフォームになっているから、他とつながっていって学習記録も全部残っていくものが出てくるのかなと。

だからもっとStudyplusさんなどがもっと大きくなっていって、学習自体のやり方とかが変わってくればいいなと思います。そういう意味ですごく今、Studyplusさんに注目しています。

―プラットフォームとしての役割をご期待いただいているんですね。
滝原:はい。受験勉強は無駄な部分がすごく多いので、どんどん簡素化していけるようなシステムを作ってくれそうな気もしますよ。僕自身は予備校に行っておらず、「自分でできるじゃん」と思うし、できるように育てないといけないのではと思います。

―自ら探して動いていくような生徒のためにも、情報共有が重要ですね。
滝原:彼らは模試の成績で見られる子たちの出身高校や自分の高校の友達の子から情報を得て、これぐらい推移して、今の時期はこれぐらいだったとデータ収集を自分たちでやっています。そういうモデル例みたいなものも見れたら、指針が見えると思います。
 

アートボード – 7

―滝原塾さんが今後チャレンジしたいことはありますか?
僕たちが今までやってたことを活かして、医学部志望で困っている子たちを助けたいです。僕の生徒から、実際に行ってみてこんな感じだったと聞いた時に、教育的観点から疑問が出ます。ザ・ビジネスという雰囲気がすごくあるし、そこに一石投じたいなと思って。

―具体的にどういったことをいされていくのでしょうか?
滝原:今後は、アクティブラーニングの塾を作りたいなと思っています。うちの卒業生を集めてゼミみたいなものを作りたいです。

―アクティブラーニングの塾ということで、すでに何かやられていることはあるんですか?
はい。この間、フィリピンのサマーキャンプに子どもたちを連れて行って、ストリートチルドレンをサポートするボランティアの人たちとつながりました。
 
―なぜアクティブラーニングの塾を作りたいと思われたのでしょうか?
滝原:教育改革が進むかどうかはわからないですが、そこで求められている力を養えるからです。受験勉強をいかに簡素化してこういった活動をするかが大事だと思うんです。受験勉強に追われ続けていたら、教育改革は進まないですよ。

だから、映像授業もいいと思います。僕がライブの授業して、その時間来なきゃいけないのはもうダサい、もうそんな時代ではないと思います。

―ライブにこだわらず映像授業を積極的に取り入れた方がいいんですね。
滝原:本当は自分で映像観て勉強できる子どもたちを育てていかなきゃいけない時期になっているのにと思っているんです。映像授業もどんどん進めて、学年も飛び越えていいと僕は思っているので、そういう形でいかに活用させていくか、これからすごく大事なところなんですよね。

―サマーキャンプなどは、塾という枠にとらわれない活動ですね。
多分、「え!?そんなの考えているの?」と思われていますが、今の子どもたちに、今に合った教育を与えたいんです。生徒のためにというのが第一前提ですが、学校では難しいこともある。だから僕は、自分でそういう場所を提供したいと思います。

―貴重なお話、ありがとうございました!