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業務効率化でワンオペ問題を解消、新たに生まれた余裕で塾の新しい可能性が広がる(前編)Customer Story#15|ラボ寺子屋

Studyplus for schoolを導入いただいた先生方にお話を伺うコーナー。今回は塾を「教育サービス業」ととらえ、勉強を教えたり学習を習慣化させたりするだけでなく、人格形成まで指導しているラボ寺子屋さんを尋ねました。色々なツールを活用している塾ですが、Studyplus for Schoolも2年以上ご利用いただいています。

ラボ寺子屋はどんな理念を持ち、どのように運営され、課題をどうやってクリアしてきたのか。また、Studyplus for Schoolの導入とその効果について、塾長である小泉さんに伺いました。

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―小泉さんは、もともと不動産会社でサラリーマンをされていたんですよね。
はい。入社3年目で新しい仕事をしたいと思っていたときに、縁あって創業に至りました。サラリーマン時代に営業やサポート業務を経験したので、生徒たちに何が必要か、社会人に必要な要素から逆算して提示してあげられるのが強みです。

塾のコンセプトは「10年後に通っててよかったと思える塾」。移り変わりの激しい時代で、変化を受け入れて新しいものを常に学び続けること。そして実社会で役立つマナーやコミュニケーションを教えること。この二つを両立させています。

―大学時代は塾で働いていた経験があったと伺いました。
大手塾で働いていたんですが、はじめの塾長は、儲けを求める成果志向のタイプではなく、「生徒に寄り添い、教育者として接する」という考え方でした。ですから長く通ってくれる生徒が多かった。一方で、その後にきた塾長は「営業第一」で、一時的に入会者数は増えましたが、やめる人も増えていきました。

そこでわかったのは「基本的に数字を追求すると短期的には数字は上がるけれど、長期的には評判が下がる」ということ。教育業界で利益追求すると、どこかにひずみが出るんです。だから数値管理は当然しますが、本質的な教育を提供することに重点を置いています。創業するときもお金儲けのためにやらないと決めていました。

―Studyplus for Schoolの導入も、そうした意識が関係していたんですか?
はい、していました。塾の経営では、理想の姿と経営の整合性のバランスが大切です。理想を追いかけるならたくさんの講師を確保して生徒をフォローしていく必要がありますが、そうなると人件費で経営が立ち行かなくなる。反対に利益第一だと顧客満足度が下がり、生徒が離れていく。この問題を解決する方法を考えて情報収集すると、必然的にStudyplus for Schoolなどの先端的なサービスに行き着くと思います。

導入した創業5年目の頃は、学習管理については満足できるサービスはありませんでした。しかし本質的な教育を提供するためにはここは大切なポイントだと思っていたんです。そういうタイミングで他塾さんがStudyplus for Schoolを紹介していたのを見て、その場ですぐに問い合わせました。

導入にいたった理由として、自分がサラリーマンを経験していたということもありますね。もともと「仕事をする上でPDCAを回す」とか、「感覚ではなく数値的根拠に基づいて行動する」ということが叩きこまれていたんです。Studyplus for Schoolの機能を使うとPDCAを効率的に回せるし、勉強時間などの数値を明確化できます。それに、何かを試して上手くいったときにそのノウハウを蓄積してマニュアル化したものを簡単に共有できます。そこも魅力でした。

―複数の背景からStudyplus for School導入に至ったんですね。当時、具体的にはどんな課題を抱えていましたか?
いわゆるワンオペ問題に悩んでいました。塾で新しいことをやろうとすると、業務が増えますよね。だから新たに学習管理をしようと思っても、講師の勤務時間を延ばさざるをえなくて、負担が大きくなってしまう。それなら自分一人だけがやればいいとなり、全部抱え込んでしまっていたんです。自分ではやりきれても、再現性がないから講師に任せることもできず、結局ずっと自分でやらないといけない状況でした。

さらに創業3~4年目には通ってくれていた中学生が高校生になったタイミングで、高校生の学習環境を整え、高等部を設置しました。すでにワンオペ問題で限界だったのにさらに増やして、まさに無茶でしたね。

それに世代がバラバラになってきたうえ、生徒の学力差もばらつきがあって。オーナーの意向で映像授業はやらない方針だったので、個人で教えるのが非常に大変でした。

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―Studyplus for schoolを導入して、ワンオペ問題は解決しましたか?
はじめはグーグルカレンダーで生徒とスケジュール共有したりグーグルアカウントのハングアウトでメッセージのやり取りをしていましたが、これがまだまだアナログで。限界を感じていた時にStudyplus for schoolを導入して、「これだ!」と思いました。業務が効率化して、高等部設置でワンオペで無茶していた部分が解決しましたね。

―ワンオペ問題の解決について、詳しく教えてください。
うちの塾では1~2か月に一度中期計画を作成するのですが、それを週単位に落とし込み、進捗状況などを毎週の面談で確認します。つまり「P:計画書を紙ベースで作り」「D:授業や自習を行い」「C:実施記録を紙で管理して」「A:面談記録を紙で行う」というサイクルでした。これも大変な業務でしたが、Studyplus for schoolでPCAの部分をカバーできるようになったんです。

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PDCAのそれぞれでStudyplus for Schoolの機能を駆使することで、業務効率が大幅にアップしました。こうした機能を使えば他のスタッフもかんたんにPDCAを回せるようになります。つまりStudyplus for schoolの利用は勉強に科学を持ち込み、再現性のある学習を可能にしました。ここが特に、ワンオペ問題解決に大きかったですね。

―ワンオペの負担がStudyplus for schoolによって軽減し、再現性が持てたから他の先生も担えるようになったんですね。
その通りです。それに導入時は、生徒たちが先進的なものに対する好奇心からすごくわくわくしていたのも覚えています。それからStudyplus for Schoolによって、生徒と講師のコミュニケーションが変化しました。入力内容を見ると生徒の勉強時間がわかるから、「昨日あまり勉強してないみたいだけど、どうしたの?」と声掛けできます。単純な雑談の時間が減って、面談のようなコミュニケーションがとれるようになりました。

また、生徒もコメントを書き込めるので「こういう問題を解いたが、解説を読んでも理解できない」とあればそこを重点的に教えることができます。同じ時間勉強するにしても、Studyplus for schoolを使うと質が高いんです。

―ラボ寺子屋は勉強だけでなくモラルやマナーなど、社会に出て役立つスキルも指導する塾ですが、そういった面でもStudyplus for schoolは役立っていますか?
はい。生徒は勉強記録に何を学んだか書くのですが、ある時「いろんなことを学んだ」と書いた子がいて。「やっていないことをズルしてやったことにしてしまう、そういう価値観や性格を直すことは大人になってからだと難しい。それに、企業側もそういう人を採用したいとは思わない。今のうちに何とかしておかないと一生変わらないよ」と伝えました。その後一生懸命になってくれたので、ハードではありましたが指導できてよかったです。

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―Studyplus for school導入によって、色々な変化があったんですね。
そうですね。ワンオペ問題の解決など塾の運営に直接関係するものもありますが、Studyplus for schoolを導入したことがきっかけで、新しい出会いが増えたという副次的なメリットもあります。

例えば東京・埼玉で展開しているナカジュクの経営をサポートしているんです。僕はStudyplus for schoolを2年間使わせてもらっているので、ある程度何ができるかわかっています。だからナカジュクさんの抱えている課題を理解し、Studyplus for schoolをどう使うと解決するかアドバイスができるんです。

ナカジュクさんは東京3区、埼玉4市と複数教室展開しています。その中でどう活用すればいいか理解しきれてない部分があると思うので、私の知見を活かしたいですね。

―ご自身の塾だけではなく、他の塾との連携も生まれたんですね。
そうです。こういう動きはナカジュクさん以外でもできると思うので、今後は他の塾とも連携していけたらいいなと思っています。Studyplus for schoolを導入する塾が増えた時、現場レベルに落とし込みをするとか、他のツールの特徴や使い方をサポートさせてもらうみたいな仕事もあるのかなと。

―小泉さんが他の塾と関わるような新しい動きをすることで、ラボ寺子屋にはどんなメリットがあるんでしょうか。
サポートをしてマネジメント料をいただくとなると、僕自身が教室を増やす必要はないですね。それに、うちの授業料も下げられるかもしれない。うちの塾でトライアルしたものを発信していけば、付加価値として塾のブランドイメージも作れると思います。

僕は基本的に「自分にしかできないことをやった方がいい」と思っていますが、こういう働き方はまさにそうなのかなと。それに、やっていて楽しいんですよ。パズルのピースがはまっていく感じがするし、みんなに喜んでもらえる。

最近いろんなことが上手くいっているからよく振り返るんですが、Studyplus for schoollを使い始めたのはターニングポイントだったなと思います。あれがなかったら、今がないわけで。初めに宮坂さんが話してくれたことが、こうやっていろんなことにつながっているから感謝しています。

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Studyplus for schoolの導入は、ご自身の塾の運営に役立ったようです。それだけではなく、小泉さんの働き方に大きな変化を生み出しました。

後編ではStudyplus for schoolの具体的な活用法についてご紹介していきます。




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