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Studyplusは「当たり前」だった努力を再発見させ、科目のバランスを整えるきっかけになる(前編) Customer Story #27|滝原塾

Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。今回ご登場いただくのは、滝原塾の塾長の滝原先生と副塾長の立島先生です。滝原塾は医学部進学予備校で、「絶対に全員を医学部に合格させる」という信念を持っていらっしゃいます。そんな滝原塾ではどんな風にStudyplusが利用されているのか、今生徒たちが求めていることは何なのかをご紹介します。

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―滝原塾を開塾される以前について教えてください。
滝原:個人塾のようなところにいました。独立するつもりだったので、こういう風に回しているんだなと勉強していました。そこで働いていたのが立島です。もともと違う畑の人ですが、独立する時に付いてきたと。

開塾してからですが、うちの系列の塾では完全に広告を打たず、いかに子どもたちに教育を与えていくかをポイントにしています。「今年、ここに受かりました!」というのも一切やりませんし、子どもたちと保護者の方たちの満足度をいかに上げていくかを重視して15年くらいやらせてもらっています。

―どんなきっかけでStudyplusをお知りになりましたか?
立島:Studyplus for Schoolと連携している映像授業を検討していたときに知りました。そのツールとリンクができるということで採用しようかと考えていたんです。

滝原:僕は、ここ以外に学習塾もやっている関係でもともと知っていました。

―導入に至った経緯を教えてください。
滝原:こちらの予備校では、毎週講師である僕たちが生徒一人ひとりの学習計画を立てています。Studyplus for Schoolではプランニングもできるし、学習進捗度や学習時間も管理していけるから、学習計画を効率的に管理できると思いStudyplusを導入しました。

もう、この先僕たちが授業を教える必要はなくなると思っているんですよ。ライブで行う授業はいらないし、5Gになればまた別のスタイルが出るだろうということで、学習塾は要するに学習管理をいかにしていくかとといったことがかなり大事になってきます。

そういうところで、プラットフォームとしてStudyplusさんが一番だと思っています。いかに活用していくかを考える中で、Studyplusさんの進化とともに僕たちも進化していったらいいなと。

―先生の役割は、学習管理がメインになっていくということでしょうか。
滝原:簡単に言うと、僕たちはティーチャーとして教える側に回っているわけですが、ファシリテーターやモチベーターでもあるというイメージですね。生徒のやる気を引き出して、いかに効率的に学習させていくかを考えていきます。

今、画一的な授業が多いと思います。みんなが同じものを同時に受けて、同じ時間に同じ勉強しているのはちょっと古いでしょう。僕たちからするとできる子はどんどんやっていけばいいと思うし、そういう部分で一人一人の学習管理をしていって、どんどん進ませていきたいです。

アートボード – 2

―学習管理の方法を教えてください。
滝原:土曜日に一人一人面談をしながら、その子の状況を聞いてプランを考えます。短くても一人20分、平均30分くらいで、話が長くなれば1時間くらいかかります。そこで勉強以外の部分も拾うので、長くなることもあります。

―面談の時に使う材料はありますか?
滝原:基本的にはStudyplusさんと、前回のプランニングしたものと、アナログの計画表と、時間割のような形の日々の学習記録です。

面談の時間が短くなるのもいいんですが、モチベーターという部分でいうと、そこにいかに時間を割くかがものすごくポイントになってくると思ってます。
 
―面談は週に一度ですか。
滝原:週に一度の面談と、毎日5分ほどの面談をしています。週に一度の面談は、主にプランニングをする場です。毎日の面談では、子どもたちが必ず日誌を書くので、それをもとに指示を出したりアドバイスをしたりしています。大体、お昼休みか個別授業中にちょっと話す形です。

滝原:基本的に、昼休みに日誌を読んだりタイムラインを見たりして、何をしているか確認はしています。

―Studyplusにプランニングを入力するのは生徒さんですか?
立島:僕らです。設定したものが全然進んでいないのはなぜだろうとタイムラインを見てみると、実は英語をやっていて、それは課題が急に出ていたというような部分がわかります。

―先生方はいつもスマホで見ていらっしゃるんですか。
滝原:そうです、子どもたちもちょこちょこ見ていますね。やっぱりそれぞれの志望校の子たちのを見て、情報を拾う子もいます。そういう部分では本当にプラットフォームになっていると思うんです。

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―学習計画にStudyplusを使われてみて、いかがですか?
立島:誰がどの科目をやり過ぎているかは感覚的な部分でしかないので、Studyplusを使ってそこががきちんと記録ができて、双方が可視化でき、どの科目を何%やっているかわかるのは非常にいいと思います。

―気がつきにくい微妙な勉強時間の偏りも細かく見えますね。
滝原:そうですね。今は一週間のプランニングを立てるときに、偏りが一目見てわかります。子どもたちも自分で学習時間やパーセンテージを見てちょっと英語が多いなとか、自分たちでも可視化して見ている部分があるります。そういう部分で言えば、立島が言ったように感覚というよりは客観的に見れているというのが子どもたちとしても大きいかなという風に思います。

ーStudyplus導入後に変わったところはありますか?
滝原:実際蓋を開けたら、学習時間に関してこれだけこなしているんだとか、一人一人の個人差がこれだけあるのかとすごく見えるようになってきました。感覚ではなく客観的なデータが出てきたというのは大きいのかもしれないですね。それに、「自分は今週60時間で、あいつ80時間やってるな」と比べますし。

立島:導入したときは、ほぼ100%に近い割合で記録をつけないと意味がないと思っていたんですよ。なのでこれを周知徹底させるのはしんどいなと思ったのが、最初の私の印象です。

初めは、「さっきの記録は入れた?」とか声かけをして、一体いつまで続くのかなと思っていた部分はあったんですけど、一週間もかからずみんなバンバン入れ始めたので、おそらくいい効果を得たのかなという感じはしました。

―当初の感覚よりはスムーズに定着されたんですね。
立島:はい。1、2週間経ってくるとデータが溜まってきて蓄積されて、過去の自分が見られますよね。そこで「そうか」と分かって、自発的に入れるようになりました。今は「入れなさい」とはまったく言わないです。

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―主にプランニングでStudyplusをご利用いただいているんですね。
滝原:そうです。あと今、隙間時間に単語を見ている記録も入れてみたら?と話しています。そうすれば隙間時間をどれだけ利用できるかがわかって、あえて「単語の勉強をする時間」をとらなくて良いことなどに気がつくんです。

―隙間を活かしたり、勉強科目のバランスを測るのにStudyplusをご活用いただいているんですね。
滝原:医学部は科目が多いので、何かに偏ってバランスが悪くなるようなことがあってはいけません。だから単語の時間を削って他の時間にどれだけやれるかというのが勝負です。そこで今週一週間どれだけやれるか見てみようと話しました。

そういう実験的なこともスタプラさんがあるからできていると思います。さすがに面倒臭いと言われても、ちょっとやってみなと言えるんです。

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前編では滝原塾さんの方針やプランニングなどについてお伺いしました。後編では現在の生徒が求めている情報や、塾の今後などについてお伺いしていきます。