
「効果的な指導にはポイントが。とある導入校様へのインタビューから見えた指導の裏側とは。」今週の学び#80
Studyplus for Schoolのメンバーが、学習管理、自立学習、コミュニケーションに関する事例や気づきをTwitterで毎日更新中!noteでは、1週間の活動をダイジェストで振り返ります。
木曜担当の宮坂がお送りします!
7月16日
ビジネス書籍も大好きなのですが、漫画も大好きです。笑
ビジネス書籍は、成功した部分だけを切り取られていることが多いと思うのですが、漫画はストーリーにするために、うまくいっていないところの描写や、登場人物の心情変化とコミュニケーションまで描写されているため、漫画の方が参考になることも多いです…!
特に最近のサッカーは、仕事に活きるものも多くて、「GIANT KILLING」と「アオアシ」はオススメです^^ 「GIANT KILLING」は主人公が監督なので、マネジメントに関する描写が多いですし、「アオアシ」は主人公が選手なので、選手間のコミュニケーションの描写が多く、そちらも別の学びがあります。
今日は東京です。サッカー漫画の「アオアシ」を読んでいて、「チャレンジ&カバー」という言葉、ビジネスでも使えるなと。この漫画は、試合中の選手同士のコミュニケーションの描写が多いのですが、ビジネスも当てはまるなと。監督からの指示も大事だけど、選手同士の連携も同じくらい大事。 pic.twitter.com/fSzpCEDZwH
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 16, 2019
7月17日
Studyplus for Schoolをフルリニューアルしました!
文字通り、ゼロから開発しました。お店のリニューアルに例えると、改装リニューアルではなく、建物ごと壊して、更地から作り直した感じです…。
背景の詳細は今後まとめる予定ですが、前回の2年前のフルリニューアルが、「まったく使ってもらえない」製品から「使ってもらえる」製品へのリニューアルとするなら、今回のリニューアルは、これから2年、3年、4年と長く使っていただけるように、「使ってもらえる」製品から「長く使ってもらえる」製品へのリニューアルになります。
これからの働き方のあり方も見据えて、様々な最新技術を搭載しています。これだけ機能が増えたStudyplus for Schoolをゼロから作り直したため、また開発規模も膨大だっただめ、まだ至らない部分があるかもしれませんが、お気づきの点はお声がけいただければ幸いです。
昨年のStudyplusforSchool Awardで発表したフルリニューアルが完了しました!本日AM10:00から、すべてのメンバーが集まり、不具合がないか丁寧に確認しながら公開しました。後日、リニューアルの背景をお伝えする記事を公開いたします。 https://t.co/6D4he7A6wS
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 17, 2019
7月19日
この3ヶ月くらいで、本当に中学生の導入のご相談が増えております。実際に、S-1グランプリがきっかけで中学生の導入がはじまった導入校さんも。いわゆる自立指導モデルの塾さんなら、中学生の導入もわかりやすいのですが、先週、老舗の集団授業の塾さんでも、中学生の導入をご相談いただきまして、おそらく問題ないだろうという結論に。塾業界はアナログと言われることが多いですが、ここ最近の変化のスピードには私も驚いています!
昨年 #StudyplusforSchool を高校生に導入した塾さんが、続々と来年からの中学生な導入を検討されています💦 2年前は中学生に導入していただけるなんて、まったく想像できなかったので、この2年間の業界の変化は加速度的に進んでいるようです💦
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 19, 2019
7月20日
今年から京都で独立・開業されで進学塾SOILさんがうまくStudyplus for Schoolをご利用されていらっしゃるので、インタビューに伺いました。
Studyplus for Schoolは自立学習モデルの塾さんが多いのですが、自立学習モデルといっても大きく、指導は映像やAI教材に任せ、毎週の定期面談を徹底していらっしゃる「個別×自立スタイル」と、生徒さんを集団授業のように教室に集めて自習させ、先生は回遊しながら指導するという「集団×自立スタイル」があると思うのですが、SOILさんは後者のスタイル。実は、このスタイルは、私達の勉強不足の領域でして、とてもたくさんの学びをいただきました。インタビューをお楽しみに!
進学塾SOIL @soil_19 さんにお伺いしにきました!学びがたくさんありました💦 pic.twitter.com/aRucZDV3t7
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 20, 2019
自立学習塾といっても、これまでの塾から「指導」を引き算したところまでは違いがなかったとしても、何を加えるのかというところで違いや個性がありそうです。「管理」を加えるケースは多いのですが、今日伺ったSOILさんは「観察」を加えたところが個性的でした。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 20, 2019
生徒さんが自習する姿を細かに観察し、生徒さんのクセや課題を見つけて修正してあげたり、生徒さんの勉強する時のテンションが高くないところを引き上げたり。どれも「観察」がスタートなんですよね。「指導」している瞬間は「観察」できないので、これも「指導」を引き算するからこそ。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 20, 2019
外食でテンション上がった時にインスタに投稿する感じで、勉強でテンション上がっていたらスタプラに投稿するはず。投稿してない生徒さんは勉強でテンション上がっていないからというSOILさんの話は、「たしかに」と唸ってしまいました。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 20, 2019
****************
マネジメントについて最近考えていることを投稿しました。弊社はいわゆるネット企業ではありますが、私はエンジニアやデザイナー以外の事業に関することはすべて関わっているわけですけれども、「理解」と「表現」がいかに大切か、毎日のように思います。
働く中で大切なスキルは、「理解」と「表現」に尽きるなぁと最近何度も感じます。経験で勘所は掴めると思うのですが、経験がないうちは「執念」でカバー。「まだ理解できていないんじゃないか?」「もっと良い表現があるんじゃないか」という執念。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 20, 2019
逆に「間違った理解をしているかも」「伝える自信がない」と臆病になると、場数も踏めず磨かれなくて、言い換えると、営業と同じで、臆病にならずに、どんどん行動して、飛び込んでいくことが大事。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 20, 2019
****************
こちらもマネジメントについて。マネジメントする際に、「成果」だけに注目するだけでは良くなくて、一見「成果」しか見えなくても、見えない水面下には、「能力・スキル」、「ふるまい・言動・行動」、「意識・想い・人生哲学」などが関わっていて、ひとりひとりそれは違うということを踏まえて、コミュニケーションで相互理解を高めながら、「成果」にアプローチしていくことが必要です。大人でさえも。それなら、子供も同様だよなぁと思うんです。この水面下のものについては、AIでも映像授業でも解決できない。人間対AI論が盛んな中で、ひとつの方向性に感じます。
京都からの帰りの新幹線で、今週の経営チームの課題図書だった「成長マインドセット」を読了。マネジメント本ではあるけれど、これからの先生の役割を考えるのにも良い書籍じゃないかなと思いました。 https://t.co/ZG1oxXaJp7 @amazonJPより
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 20, 2019
たとえば、この氷山モデル。生徒は頑張ろうとして、成長へのアクセルを踏んでいるけど、実は目に見えない水面下の、意識、習慣、能力がブレーキをかけていたり。これはAIでも映像授業でも解決できない。先生だからできることかなと。今日、SOILさんと話していても同じ話になりました。 pic.twitter.com/LMdiwzVSZj
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 20, 2019
観察することで、生徒さんのクセや習慣が見えそれらが根拠となってより指導に説得性や効果が増すのではないでしょうか。私たちの何気ない行動は、日常の当たり前な部分だからこそ気づきにくいもの。ふとした行動を見逃さず、プロセスを裏付け、学習指導に活用しているのは進学塾SOILさんの視点だからこそ。例に見ない指導法、私たちにとっても大変学びになりました!
CXプランナーメンバーは、お客様との関わりを通して、学習管理、自立学習、コミュニケーションに関するノウハウを日々蓄積しています。
Studyplus for Schoolメンバーによる学びを、引き続きお楽しみに。
Studyplus for Schoolはこちら。