
「コミュニケーションの課題解決手段に。とある塾さまが取り組む事例をご紹介します。」今週の学び#76
Studyplus for Schoolのメンバーが、学習管理、自立学習、コミュニケーションに関する事例や気づきをTwitterで毎日更新中!noteでは、1週間の活動をダイジェストで振り返ります。
木曜担当の宮坂がお送りします!
7月7日
サービスを開発・提供する側としてよく感じることのひとつが、「サービスを開発するということ」は、言い換えれば、「先生方のひとつひとつの行動をプログラムに変換する」という作業なのですが、先生方のこだわりが強ければ強いほど(分岐する条件が多ければ多いほど)、プログラムに変換することが難しいです。つまり、先生方のこだわりが強い領域は、AIに負ける可能性は低いと思うんです。
ただし、先生がこだわればこだわるほど、他の先生に共有するのが難しくなるというトレードオフがありますよね…。(AIが強いのは、一度、プログラムに変換できさえすれば、無限にスケールできるところだと思います。)AIより高い品質のサービスを、このトレードオフを乗り越えながら実現するには、そのこだわりを誰もがわかるように言語化・体系化できるかと言えそうです。今後、採用が難しくなる中で、この構造が議論の中心になる気がしています。
人間対AI論は、サービスの品質に関する議論が多いと思うのですが、AIの強みは、サービスの品質より、サービスのスケーラビリティだと思うんですよね。AIに対抗意識を燃やしてサービスの品質にこだわるのも良いのですが、こだわればこだわるほど属人的になり、スケーラビリティを失うのが難しいところ。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 7, 2019
採用もこれからどんどん難しくなりますから、サービスの品質にこだわるだけでなく、どんな人にでも真似できるように、サービスの共有にもこだわりたいところです。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 7, 2019
7月9日
この日お会いした先生は、他塾さんからもコンサルティングを依頼されるようなノウハウある塾さんなのですが、無意識に行なっていることも多いそうで、一度、外部のツール(今回は、Studyplus forSchool)を導入することでノウハウを体系化できればという話になりました。ツールの導入の過程から既にノウハウの体系化ははじまっているわけですね。
今日は静岡、愛知、京都に。愛知の塾長さんとは、採用が難しくなってきている分、ごく一部の優秀な人材しかできないものではなく、仕組み化しなければならないという話になり、外部のツールを入れることで結果的に仕組み化も進むだろうということでトライアルに。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 9, 2019
7月10日
塾ブログフェスの出会いがきっかけで、京都私塾連盟さんの定例会でお話しさせていただきました。一緒に登壇させていただいたのが、兵庫県は山下の個別進学塾ipsimの山本玄さん。中学生の自立学習の事例は、私達まだまだですので、大変勉強になりました!
今日は、京都私塾連盟さんの定例会に参加させていただきました^^ IT活用に熱心な方々という印象で、なるほど弊社を導入している塾さんも多いわけだと腹落ちしました。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 10, 2019
そして、幸運にもある自立学習塾さんのプレゼンを聞けたのですが、「中学生に映像授業を2時間も見せ続けるのは難しいから、確認テスト島を作ったり、生徒が教室内を動く仕組みを作っている」という内容はとても学びになりました^^
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 10, 2019
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某著名経営者のtwitterアカウントの投稿ですが、いま社会で起きていることをうまくまとめられています。そして、教育業界に目を戻すと、同様の感覚のアップデートはたくさんありそうです。
これは教育にも同じことが言えそうです。ティーチングもいいけどコーチングも、対面授業もいいけど映像授業も、対面のコミュニケーションもいいけどオンラインコミュニケーションもetc. 少なくとも映像授業はこの10年で当たり前になりましたよね。 https://t.co/0jbMxmGW9M
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 10, 2019
7月11日
小中高併設で運営されている教室は、必ず言っていいほど、高校生のコミュニケーションに課題を感じていらっしゃいまして、業務の負荷なく解決できるよう、この夏とある機能を公開する予定です。
今日は横浜の塾に。これまで小中学生に注力していたか、高校生の持ち上げ強化に着手しはじめているものの、コミュニケーション不足が課題になっているとおっしゃっており、#StudyplusforSchool に期待していると。まだ賛否両論ありますが、オンラインコミュニケーションが当たり前になる時も近そうです
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 11, 2019
7月12日
IT企業と言ってもつくるだけが仕事ではなく、その他の企業にもあるような、人的サポートの品質向上にも日々取り組んでいます。人的サポート自体は、事業の手段に過ぎないので、事業の課題から人的サポートの目的を定義し、そこからいま足りない部分を明らかにすることで、人的サポートの解像度を高めていき、チームメンバー全員が同じ解像度で考えられているか、時間をかけて理解度を確認しながら進めています。
今日は10日ぶりのオフィスです💦 導入校サポートメンバーと4時間も打ち合わせし、より深いサポートを実現するオペレーションが決まりました。丸一日議論する効果を感じたので、今月から毎月やる予定です^^
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 12, 2019
今回のオペレーションは、ひとりひとりのメンバーが課題と課題をわかりやすく可視化するフォーマットになりまして、そのままナレッジの共有にもなるものです。最近はこういった共有フォーマットをこだわって作りこんでます。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 12, 2019
今夏にリニューアルを迎えるとともに新機能をリリースするStudyplus for School。業務の負荷を減らすお手伝いだけでなく、オンラインのコミュニケーションを活用して先生方と生徒さんとの関係・信頼構築に役立てたいただきたいです!新機能、乞うご期待ください!
CXプランナーメンバーは、お客様との関わりを通して、学習管理、自立学習、コミュニケーションに関するノウハウを日々蓄積しています。
Studyplus for Schoolメンバーによる学びを、引き続きお楽しみに。
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