先生の熱量を最大化し生徒に愛を伝えられるツール|藤井セミナー川西教室【Studyplus for School Award 2021】
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先生の熱量を最大化し生徒に愛を伝えられるツール|藤井セミナー川西教室【Studyplus for School Award 2021】

Studyplus for School Award 2021とは、少子化・採用難・地域格差という社会課題が広がる中で、未来の教育の在り方・先生の新しい働き方に果敢に挑戦する教育機関を表彰するものです。 

昨年に続き今年も、受賞校によるプレゼンテーションを含むイベントをオンラインで開催いたしました。その模様をnoteでもお伝えしていきます。
今回ご紹介するのは、集団指導部門で受賞された、藤井セミナー川西教室(兵庫県)の丑田先生の回です。 

 藤井セミナー川西教室のHPはこちら。 
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 ICTツールを活用し他教室よりも多くの生徒を集客 

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当塾は、兵庫県川西市に2教室あります。私は、もともと営業マンをしていましたが数年前に転職し、4年前から川西教室で教室長を務めています。

生徒数は、既卒生が6人、高校3年生が42人、高校2年生が24人、高校1年生が4人です。社員は3人、その他、卒塾生メインの学生スタッフ21人で運営しております。

当教室は、大学受験専門の英語長文専門塾です。英語以外の教科も扱っていますが、社員は英語指導に注力しています。授業形態は、集団指導がメインで、月謝は15000円と低料金です。

当塾は昨年、少子化やコロナ禍のあおりをうけ、厳しい状況が続いていますが、川西教室には多くの生徒が在籍しています。生徒数を集められている要因は、映像教材などのICTツールを導入し、Studyplus for Schoolで学習記録を一元管理をしていることです。

当教室で導入しているICTツールは、複数あります。まず、一つ目は、映像教材のベリタスアカデミーです。テキストが非常に充実しているため、映像授業を見るだけ、プリントを解くだけにならない仕組みになっていますし、授業動画に基づいたテキストで勉強できるため、高校生には勉強しやすい仕組みだと感じています。

次に、モノグサです。こちらは、まだまだ活用しきれていないのですが、オリジナルの単語帳を作り、古典単語をテストできるため非常に便利です。

中等部では、Assistを導入しています。教科書に対応しており、小テストもできるため非常に気に入っています。

そして、これらを一元化するStudyplus for Schoolです。塾の運営において、とても助けられています。私も管理がしやすいですし、生徒にとっても記録を入力しやすくなっています。

操作が簡単で管理しやすく保護者にも喜ばれる機能

私が思う、Studyplus for Schoolの魅力は、5つあります。

1つ目は、生徒も先生も使いやすいことです。私はいろいろなアプリを使いますが、使うときに「こうすればいいのだろう」と少し考えてから理解できるものが多いです。しかし、それでは使いにくく、生徒もすぐに飽きてしまいます。

その点、Studyplus for Schoolはわかりやすく、どう使えばいいか生徒に説明するのも簡単なためすぐに覚えてくれます。私から細かく言わず、「記録しといてね」とだけ伝えれば、生徒は自分で記入できます。

2つ目は、学習管理画面が見やすく、数字や色で可視化できることです。勉強時間が一定間を以上超えたら色が濃くなるなど、パッと見てわかるため助かります。

3つ目は、保護者にLINEで学習時間をデータ化したアナリティクスや学習状況や面談の詳細を記入したカルテを送れることです。塾運営において、保護者とのコミュニケーションツールが持てることは大きなメリットになります。

4つ目は、常に機能が進化していることです。新しい機能が出ると、これをどうやって使おうかとワクワクします。常に楽しく使える仕掛けがあるため、活用していて飽きません。

5つ目は、担当の方が優しいことです。塾は人が大切です。なのでICTツールも機能が優れているかはもちろん、つくっている人や携わっている人の情熱で選びたい と思っています。私もスタディプラスの担当の方にはとてもお世話になっており、この方がいなければ今の当塾の姿はないと感じています。

実は、今年の初めにいろいろなことがあり疲れていたのですが、担当の方に相談にのっていただき元気になりました。教室長という立場の方は、孤独になりやすいです。教室に社員が1~2人しかいないことも多いですし、内部の人間には話せないこともあります。そのため、外部に相談など気軽に話せる人がいることは、本当に良いことだと感じています。

学習管理を基本とするコースを新設し生徒全員が大学合格

次に、当教室でのStudyplus for School活用の歴史についてご紹介します。まず、導入理由は、多くの映像教材を使ってみたいと思ったこと、そして生徒とのコミュニケーションを増やしたいと考えたことです。

その際、モデル校として、ユニバースクールを参考にしました。ユニバースクールの先生の講演を聞いたとき、「未来の塾だ」という印象を受け、すぐに見学をさせていただきました。しかし、実際に足を運んでみてわかったことは、「未来の塾というより、ザ・塾というような、すごくあたたかい空間だ」ということです。

ICTツールを使っているとクールなイメージがあるかもしれませんが、ユニバースクールは、先生と生徒の距離感や温度感がよく、素敵な塾です。私の目指す方向性と似ていたので、部分部分で真似させていただき、F semi αという名前の学習管理コースをスタートさせました。

このコースは、Studyplus for Schoolの学習記録をベースに、月に2回学習コンサルを行うという内容です。あえて新コースを設立したのは、映像教材を入れたり、チューターをつけたりする必要があり、コストがかかるためです。もともと低料金で運営していたため、新しく独立したコースにしました。

Studyplus for Schoolを導入してみると、以前より良い面談ができるようになりました。例えば、浪人生に対して「朝から晩まで勉強するのが当たり前」と話していたところから、「1日12時間勉強するにはどうしたらいいか」など、具体的な数字で話せるようになりました。これは、大きな変化です。

また、スタディプラスが主催する、学習時間を競うS-1グランプリの存在もありがたいです。夏休みは不安感でいっぱいになることも多いのですが、S-1グランプリで勝つために、ものすごい時間勉強するようになり、「これだけやっているのだから、絶対に大丈夫」と自信につなげることができるようになっています。勉強の記録を可視化できること、S-1グランプリの上位に入ることは、生徒の安心感につながります。

導入1年目の結果として、学習管理コースの生徒たちの入試結果が非常に良かったため、導入してよかったと感じました。

導入2年目は、チューター制度導入にチャレンジしました。これは、スタディプラスのセミナーで多くの塾の事例を聞き、チューターと生徒がコミュニケーションを取ることで、様々な面白い発見が出てくるのではないかと感じたからです。当塾の学生スタッフは、ほとんどが塾の卒業生ですし、社員より若いため、もっとStudyplus for Schoolを活用できるのではなかという期待もありました。

チューターには毎週、生徒とミーティングをしてもらい、私は、月2回学習コンサルを行うという仕組みにしました。これにより、より細かな学習管理ができるようになりました。

チューターは、「いいね」やコメントなど、非常に積極的に使ってくれました。しかし、カルテに関しては、自由に書いてほしいと言っていたものの、最初はほとんど入力てもらえずに活用ができませんでした。

そこで、「こういう項目を意識して書いてほしい」と伝え、テンプレートを作ったところ、入力してもらえるようになりました。こちらからの指示をきちんと伝えるためにも、まずは、ある程度のフォーマットやマニュアルを決めておくことをおすすめします。

その結果、導入2年目の合格実績は非常に良く、関西学院大学を受験した生徒は全員合格しました。なかには厳しいだろうと思っていた生徒もいたのですが、Studyplus for Schoolを使い、チューターとタッグを組み、ものすごい熱量とサポートによって合格まで辿り着くことができたと感じています。

チューターの意識をそろえ、熱量を持たせる秘訣は、私自身が最高に楽しむことです。私は、自分が教室の一番のアイコンであるべきだと考えています。例えば、テーマパークに行き、マスコットキャラクターの調子が悪かったら、嫌な気持ちになりますよね。そうならないよう、常に熱量を持つようにしています。

そして、相手に足りないところがあればストレートに言います。これが信頼関係を構築するコツです。

「いいね」とコメントを毎日のルーティンにする

ここからは、Studyplus for Schoolを具体的にどう活用しているかをご説明します。まず、メッセージ機能は、生徒とチューターの連絡ツールとして使っています。タイムライン機能は、「いいね」やコメントを通してコミュニケーションを取るために役立たせています。アナリティクス機能を使うのは、チュータリングや学習コンサルの場面です。カレンダー機能は、学習習慣の形成に使用しています。カルテ機能は、チュータリングの報告ツールです。

私は、Studyplus for Schoolを開くと、まずアナリティクス画面をチェックします。そこで入力もれがないか探し、記録を忘れている生徒がいれば連絡しています。

次に見るのは、タイムライン画面です。サマリーとリアルタイムに分かれていますが、私はリアルタイムをよく見ます。内容を読みながら「いいね」を押していき、朝何時から勉強を始めているかにも注目します。

日にもよりますが、6時台に始める生徒が多いです。「朝練はないけど同じ時間に起きれた」という書き込みには、「早起きいいね!」などコメントします。コミュニケーションは、かなりざっくばらんです。簡単な文章でたくさんコメントしたいと考えています。

カルテ機能は、チュータリングの際に教科ごとに項目を設け、それぞれにどれだけ時間をかけるかなど書いていきます。そして、先週の内容のヒアリングを行い、課題を発見し、次週のプランニングにつなげるという流れです。

チューター向けのフォーマットには、質問例なども入れており、初回の生徒には自己紹介と志望大学、部活のことなどを聞いてもらいます。学習に関しては、前週の振り返りや、テストがあればその点数などについて話してもらいます。

Studyplus for School活用の秘訣は導入後の理想像を共有すること

Studyplus for Schoolを活用して成功した一方で、失敗もありました。川西教室でこれだけ成功したこともあり、他教室でも学習管理コースを開いてみたのですが、うまくいかず、1年で撤退が決まりました。失敗の原因は、4つあると考えています。

1つ目が、ICTツールを導入すれば何かが良くなると勘違いしたことです。ツールさえ入れれば改善されるという認識を、スタッフが持ってしまいました。実際には、導入するだけではなく、それをどう活用するかが重要です。

2つ目は、ツール活用術のサポートができなかったことです。導入タイミングが春だったため業務が忙しかったことに加え、コロナ禍もあってフォローアップがしっかりできませんでした。

3つ目は、コミュニケーションツールとしての活用ができなかったことです。個人的に、Studyplus for Schoolはコミュニケーションツールだと思っています。しかし、他教室では、保護者とのLINE連携ができておらず、メッセージも活用しきれませんでした。

4つ目は、活用後の未来まで思い描けなかったことです。これが最も大きな要因だと思います。組織においては、上の方で思い描いている内容を下まできちんと浸透させなければなりません。当塾の教室は小さな組織ですが、それでもこうした想いを共有できませんでした。

今年度の新しいチャレンジとして、中学生への運用を試みています。ipsim川西能勢口教室に在籍する中学3年生11人、中学2年生15人、中学1年生7人を対象に、他教室での失敗も踏まえ、Studyplus for Schoolの記録のつけ方や学習管理をする意味など、丁寧に伝えていく予定です。

スムーズな運用のため、Studyplus for Schoolの活用を4つのフェーズに分けて考えています。フェーズ1では授業後の記録を習慣づけます。現在はこのフェーズで、「今日は2時間半も頑張れたんだね、すごい」などの声かけを、1カ月半続けているところです。

フェーズ2は、保護者LINEの送信開始です。こちらについては、来月から始めるつもりで、アナリティクスやカルテの情報を送る予定です。

フェーズ3は、自宅学習や自習室利用の記録づけの定着です。

フェーズ4は、正直なところまだ具体的にどうするか決めていません。フェーズ3までできた段階で、次どうすべきか見えてくると思っています。

Studyplus for Schoolは熱量を最大化し生徒に愛を伝えるツール

ICTツール活用で大切なのは、「どう使うのか」「どう未来を作るか」ということです。単に記録するだけでなく、生徒も先生もどう活用していくか考えることが重要だと思います。

そして、どういう教室を作っていきたいのかまで考える必要があります。生徒にどうなってもらいたいか、教室がどうなったら嬉しいか、そこを突き詰めていきます。そして忘れてはならないのが、その理想像をスタッフ全員で共有して、一人ひとりがICTツールを使う意義や目的、ビジョンを理解することです。

私は前職でセールスフォースを使っており、とても便利だと思っていました。しかし、同期は「入力が面倒」と、嫌々使っていました。これでは、クリエイティブな活用はできません。社員のデータを集めることは、管理職にとっては有益です。ただ、そこにメリットがなければ記録をする側も手間に感じてしまいます。だからこそ、全員がビジョンを思い描けるようにすることが大切だと思います。

最後に、Studyplus for Schoolを一言で表すと、熱量を最大化するツールだと思っています。学習塾で大切なのは、人です。人が情熱を持って、言葉や行動で伝えていくことこそ大切だと思います。塾業界にいる人間は、誰でも情熱を持っています。その内なる炎を伝えるには、言葉や行動が必要です。

私は推しているアイドルがいました。握手会に行けばどれだけ相手が素敵か言葉で伝えるようにしていました。ただただ褒めちぎるのです。イベントやコンサートにも足を運び、何がどう良かったのかを言葉にして伝えてきました。アイドルを卒業した今でも、SNSに毎日コメントをしています。このように、日々行動したり言葉を伝えることは大切だと思っています。だからこそ生徒にもStudyplus for Schoolを通して「今日も頑張っているね」と今後も継続して伝えていきたいと思います。
また、Studyplus for Schoolは、コメントだけでなく、動画配信やZoom連携などの方法によってコミュニケーションをとることも可能です。そのため、先生は、自分の得意な形で熱量を最大化して伝えることができます。

コミュニケーションのコツは、数と質です。毎日、「いいね」やコメントをしながら、チュータリングや学習コンサルの際にアイスブレーキングとして活用できそうな、その生徒ならではの情報をキャッチするようにしています。

例えば、サッカー部の生徒が強豪校と試合をしたと聞いたら、「すごく良かったみたいだね」など話します。そして、こうした情報を忘れたころにぽろっと話すと、「この先生、自分のことを見てくれてるな」と思ってもらえ、信頼関係の構築にも繋がります。

最後に、私からお伝えしたいことは、Studyplus for Schoolを活用し、生徒に愛をしっかり伝えましょうということです。愛を伝えるのに、直接である必要性はありません。先述の推しているアイドルには、今は直接会えませんが、SNSにコメントなどしています。それでも十分伝わっていると感じています。同じように、Studyplus for Schoolを通して生徒へメッセージを送れば、想いはしっかりと伝わります。


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