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教室長自らがコミュニケーションを生み出す声かけの作法(後編) Customer Story#12|熱き情熱コーポレーション


Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。第12回は、九州で13校舎を運営する株式会社熱き情熱コーポレーションの後編です。

宮崎青葉町教室で教室長を務める吉永秀海先生と、宮崎大宮教室で同じく教室長を務める染矢結希先生(以下敬称略)の2名に、お話を伺っています。

※前編は、「スタプラで語れるきっかけを生み出す。生徒の定着率向上のワケ(前編)#Customer Story11」をご覧ください。


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ーー東セミさんでは個別指導も加えた授業をやっていらっしゃるのですか?

染矢:はい。大分の校舎では、個別指導も行なっています。1対4の「スタンダードコース」を基本コースとし、1対1の「プレミアムコース」、1対2の「プラチナコース」を用意していますね。ただし、宮崎青葉町教室、宮崎大宮教室では、AI教材を活用した授業に切り替え、先生は学習のサポートに注力していきます。それによって面談に時間を割きやすくなりました。

吉永:私の校舎ではわがままを行って、全部切り替える形を取らせてもらいましたね。中途半端じゃなんでも続かない気がしたので。。。
春の面談のときには保護者の方々を説得しました。「Studyplusでお子さんの状況をしっかり把握します。授業はAIを使って質を高めます。受験に関してのノウハウは受験コンパスを活用します」と。この3つを明確に話して、ご理解いただいたんですよ。

東セミの個別新しい個別指導として先行モデルを作るためにも思い切ってやってみました。失敗するのもうちが先かもしれないけど、成功するのもうちが一番先だと思って。

染矢:うちの教室でも、高校生は全員AI教材を使っています。うちの教室は受験コンパスを使っていないので、Studyplus for Schoolでサポートをしています。面談をして、日々の学習を記録してねとお願いして、という運用がスタートしたところです。


ーー3月までは個別指導だったと思うのですが、Studyplusはどのように活用されていましたか?

吉永個別の時も授業の冒頭にアプリを開いてもらっていましたね。だから今とさほど変わらない気がします。授業でAI教材を活用するだけで、その授業の始まりにストップウォッチを起動して、授業が終わった後に記録とかコメントとかするっていうのはまったく変わらないです。面談の時間もストップウォッチで記録しています。

ーー他に何か記録するルールはありますか?

吉永学校で受ける授業以外は全て記録してもらうように伝えています。5分とか3分とか、スキマ時間での学習も。最初は授業とか面談の記録だけしか記録しなかった生徒が多かったのですが、だんだんとほかの教材も記録してくれるようになりました。


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ーーICTを積極的に導入した結果の反応はいかがでしたか?保護者の反応とか、周辺の塾からの反応など。

染矢:保護者の方には心配される方も多いのかなと予想していたのですが、想定よりは「すごいですね」と言ってくださる保護者の方が多かったです。

吉永:最初の面談のときには「えっ、機械なの?」と懐疑的な保護者さんが多かったです。でも紙とAIとの違いを分かりやすく話したら納得していただけました。生徒さんの中に「AIって面白いよね」と肯定的な人がいたのもあり、そんなに苦労はなかったですね。


ーー Studyplus for Schoolは、受験に関係のない時期も活用いただけていますか?。特に高校1、2年生はどのように使っているのでしょうか。


吉永:塾に来てもらうための声かけにつかっています。部活のある生徒は通塾頻度が限られがちだったんですけど、Studyplusのメッセージで「明日の部活は何時?」「では、何時から来れるね」という風に送って、なるべく来てもらうようにしています。ですから、部活をしていても週に3回、4回は通っていますね。
Studyplusを導入する前は、定期テストで絶対取らせるっていうことに心血を注いでいました。休みの日でも塾を開けて、教え込む。できるまで帰らせんぞっていう勢いでやってたんですけど、それがいいとはいえません。部下にも同じやり方を強いるわけにもいきません。

1年生から受験を意識した学習管理を行うことが大切で、定期テストも自分の力で勉強してもらう。そのための学習管理ツールですよ。テストが近づいてきたとたん、焦った生徒が塾にやって来て、先生も対応してあげて……の繰り返しでは、当然成績は上がっていくんですけど本質的な解決ではありません。


ーー直接追い込んで教えるというよりは、進捗管理やコーチングに徹しているんですね。Studyplus for schoolの導入によって通塾頻度上がった感覚はありますか?


吉永:あります。授業がある日以外はまったく塾に来ない子が、忙しい合間をぬってきてくれるようになりました。真っ黒に日焼けしたソフトボールしている女の子なんですけど、授業がある日は授業の1時間以上前に来て、学校の宿題をやり、授業を受け、面談やり、塾が閉まるまで勉強してから帰るという流れができました。
メッセージや面談で本人とたくさん語りました。Studyplusは語れる材料を提供してくれました。

染矢:吉永はメッセージをよく活用している印象です。受け取った生徒からすると、今までは「疲れて今日はやめておこうかな」と帰宅してしまうところ、ちょうど部活が終わったくらいのタイミングでメッセージを送っているので、行かざるを得ない気持ちになるのかもしれません。

最初は渋々来ている部分もあったと思うのですが、通塾習慣が最終的には当たり前になっていく様子は素晴らしいものでした。青葉町の校舎は特に通塾の頻度は上がりました。地域周辺からも、「あの塾はいつも高校生が勉強している」というイメージを持ってもらえるようになったので、よかったと思います。

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ーー個別指導のお話に戻りますが、1対4のコースでは、4人の生徒さんがいらっしゃって、みんな同時に記録や振り返りを行うんですか?

染矢:うちの場合は、授業前後のコミュニケーションの中でアナリティクスの確認を取り入れています。1人あたり1回15分から20分くらいかけています。次回授業までの方向性を示していますね。

とくに今は生徒たちもツールに慣れていないので、しっかり使いこなせているかどうかの確認をしていく段階です。これから先は、面談を取り入れてでさらに詳しく話を聞いていければと思います。

ーー個別指導でStudyplus for Schoolを活用されてみて、どんな感想をお持ちですか?

染矢:授業の中で家庭学習の振り返りをやらずに、休憩時間とかを使ってコミュニケーションをとっていくことが大事だと思います。私の校舎はまだ人数が少ないので、しっかり目が届くという部分もあるとは思うんですけど。これからは高校生が増えていくので、Studyplusを使ってコメントの残す習慣をつけたいです。

おそらく生徒たちも、授業時間外の学習の仕方に悩んでいるはずです。授業に来るときは明確な目的がありますが、自宅学習だと目の前の具体的な目標を見つけづらいので。そんなときに、リアルタイムで相談しやすいツールとして使っていければいいなと考えています。

吉永:染谷は授業後に、プチ面談みたいなことをしています。授業は授業、面談は面談としてわけるのが個別の場合はいいのかな。

染矢:私は基本的に授業を持ちません。様子をうかがって生徒の休憩時間に呼んで話をしています。私の場合、受験コンパスのようなシステムを使って、面談の中で問題点を探り出して、悩みを引き出して解決策を提示していくのは当然相当時間がかかるので、普段の会話を中心にしています。今日は学習の記録について昨日、今日は学校のことを聞こう、など、テーマを決めて話しかけています。


ーーヒアリングするテーマの仮説を立てるときに、Studyplusを見ていただいているのでしょうか?

染矢:そうですね。生徒がスタプラに頻繁に入力してくれるようになれば、最初の探り合いがなく、いきなり本題で入っていけるようになります。生徒の発信をこっちが拾っていくだけで話が進んでいくので、いいコミュニケーションが広がるなと思います。

ーー自立学習に力を入れていらっしゃる塾さんの多くは、忙しくてあまり塾に来れない生徒が孤独になってしまうというリスクがあって、それを防ぐための浅く広いコミュニケーションが重要とされています。

染矢:個別の場合、導入初期に先生がアプリの利用を浸透させることで学習記録がどんどん蓄積され、結果的に声をかけやすくなっていくのかなと思います。


ーー大学生講師などが個別指導をすると同時に、教室長が全体を見てまわっているということですね。

吉永:そうですね。生徒たちとコミュニケーションを取るために見回りをしています。ちょっとした会話を全員に対してするのが仕事だと思っています。「最近どう?」という声かけだけでは、指導報告書に上がってくる情報だけで十分です。最近の状況はあらかじめ知っておいて、そのさきに踏み込んだ会話ができるといいですよね。

染矢:高校生は、塾の大人たちに慣れるまでに時間がかかりますからね。高校生の方が大人の対応してくれるから、本音の部分がなかなか出なかったりします。Studyplusなら、記録をつけるという行為にすり替えて、結果コミュニケーションのきっかけを作れるので、助かっています。


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ーー御社ではStudyplusを活用して、勉強時間コンテストを実施してくださいましたよね。いかがでしたか?

吉永:めちゃくちゃ盛り上がりました。ものすごく勉強している2年生の生徒がいるのですが、その子がダントツ一位でしたね。別の教室の先生から「本当にこんなにしてるのかな?」と言われるくらい。


ーー生徒が頑張る姿を他校舎とも共有できたんですね。

吉永:そうですね。その子は、「誰にも負けたくないんや」と言いながら頑張ってました。その生徒はずっと成績が悪く、学校でも先生たちから虐げられてきたという不憫な過去がありました。それを跳ね返すように火がついて、勉強をし始めました。2年になってからは、選抜クラスに入ったんですよ。浪人生かなってくらい勉強しています。

ーー何がその生徒を変えたのでしょうか。

吉永:「学習の質や成績は後からついてくるはずだから、まず量が大切」だという考えを以前から伝えていたのですが、それを守ってくれているのだと思います。確かに短時間でも学習の質をあげればいいのですが、初めからそのスタイルでは志望校に届きませんからね。

ーーその生徒は「学習時間量」というわかりやすい目標を得たことで、やるべきことが定まったのかもしれませんね。あついお話をありがとうございました!


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