
「日々のサービスを意味づけるもの。スタプラが掲げるValue<行動基準>をご紹介します。」今週の学び#85
Studyplus for Schoolのメンバーが、学習管理、自立学習、コミュニケーションに関する事例や気づきをTwitterで毎日更新中!noteでは、1週間の活動をダイジェストで振り返ります。
木曜担当の宮坂がお送りします!
7月21日
マネジメントでよく考えることを書いてみました。大学時代に内定と同時に、まったくの未経験で、インターネットメディア事業の責任者になってしまった私は、自信がなく失敗しないよう挑戦を避けてしまい、成果がでない時期が長くありました。しかし、2社、3社と経験する中で、自信を得て失敗をおそれず挑戦し、成果を上げられるようになりまして、そう考えると、この10年間は自己肯定感を獲得する10年だったなと最近よく思います。モチベーションの源泉は「肯定感」でも「劣等感」でも良くて、モチベーションに貴賤はないと思うんですよね。
「成果」を出すには「挑戦」が必要で、「挑戦」するには「自信」が必要、「自信」を得るには「成果」が必要だと思うのですが、こうなると「成果」と「自信」の鶏卵問題に。解決するには「根拠なき自信」で成果を出すか、それとも、自信はないし辛いけど挑戦し続けて成果を出すか。僕は後者のタイプ💦
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 21, 2019
前者は肯定感でドライブする人間で、後者は劣等感でドライブする人間。もちろん、前者が理想なんですが、みんながみんな最初からポジティブな性格ではないので、入口はどちらでもいいんじゃないかなぁと。僕は新卒の頃、本当に自信がなくて、飲み会になると社長の前でいつも泣きべそかいてました笑
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 21, 2019
7月23日
かつて予備校で4年間働いたことはありますが、教育現場を持っていない私にとって唯一の教育現場はマネジメントだと思っています。対象が大人と子供で違うだけであって、ある目的に向かって、自分の強みや弱みと付き合いながら努力するという意味では、本質は同じだと思うんです。日々メンバー相手に色々な感情や思考を巡らせて試行錯誤している中で、それこそが価値の本質なのではないかと最近よく考えています。
大人のマネジメントに苦労している私からしたら、子供のマネジメントはもっと大変なんじゃないかなと。大人のマネジメントをAIにできると思わないし、子供のマネジメントをAIになんて無理だと思うんです。最近、塾で増えている「AI導入」はプロモワードであって、価値の本質は別のところにあるかと
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 23, 2019
もちろん、今後の雇用情勢を考えると、「AI教材」や「映像教材」をはじめとしたデジタル教材は欠かせないと思います。念のため。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 23, 2019
7月24日
どこの大手学習塾さんも、水面下で自立指導モデルの実験教室をつくってますね…!ひとことで自立指導モデルといっても、目的、思想、地域、学年など変数はたくさんあるので、みなさんそれぞれの考えのもと試行錯誤されている印象です…!
今日は東京と横浜です。某個別指導塾さんによる、自立学習型の新ブランドに遭遇しました。「これからの雇用情勢を見据えて挑戦しているが、他塾を含めてまだまだ成功事例は少ないし、だからこそ早期に実験している」とのこと💦
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 24, 2019
7月25日
今月で33歳になるんですが、大学時代から事業責任者として働いていたので、マネジメント歴はもう10年近くになりますが、1社目で、事業は軌道にのりメンバーが増える中、マネジメントの右も左もわからないときに、某上場企業の最年少部長だった人がなぜか僕の部下になりまして、その時に助けてもらった時の話です。
誰もが弱みを持っていて、周囲が困っているけど、指摘しづらく、どんどんストレスが溜まっていく構造ってよくあると思うんですが、指摘しやすい雰囲気を作るしかなくて、明るくいじる雰囲気を作るのが良いと思うんです。明るくいじられると、本人も周囲に甘えられるし、弱みにも前向きに向き合えるので
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 25, 2019
ちなみに、私は新卒2,3年のとき、マネジメント経験もない中で、自分より年上かつ経験あるメンバーたちをマネジメントする立場になって、最初は弱みを隠そうと必死だったんですが、隠そうとすればするほど、コミュニケーションが難しくなってしまいまして。信頼も得られず。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 25, 2019
そんな中、メンバーの中で最も経験ある人が「宮坂って、ほんとコミュ障だよなー!ぜんぜん何言ってるかわからない!みんなで助けてあげようぜ!」と明るくいじってくれたり、僕の口癖をモノマネしたり。気持ちが楽になったし、コミュニケーションも活発になったんですよね。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 25, 2019
事業責任者が部下から「コミュニケーション障害」っていじられてるって言うと、たいぶカオスですが、いま振り返っても、良かったなぁと思います。ちょっとしたいじる勇気、いじられる勇気で、みんなの弱みをチームのコミュニケーションで乗り越えられるんですよね。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 25, 2019
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フルリニューアルやS-1グランプリなど挑戦が続いていたので、弊社のValue(行動基準)のひとつ「Fail Forward」のご紹介です。私達には、サービスを安定して提供する義務と、サービスをより良くするため挑戦する義務があると考えています。挑戦するということは、これまでの安定を捨てることとセットですから、皆様には、短期的にはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、長期的にはご満足いただけるように、挑戦していきたいと考えています。
弊社の行動基準に「Fail Forward」というものがあります。「どんどん失敗しよう、価値あるものをつくるには、たくさんの挑戦が必要です。私たちは、前向きな失敗を歓迎します。」というもの。Studyplus for Schoolも、最近は「Fail Forward」を体現したプロジェクトがいくつかでてきました。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 25, 2019
たとえば、フルリニューアルは、開発規模があまりに大きかったため、スケジュールの遅れ、不具合がたくさん出るなどお客さんに不利益があるかもしれない。でも、最新技術を取り入れ、挑戦していかなければ、古いシステムになり、それもお客さんに不利益になってしまう。だから怖いけど挑戦しようと。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 25, 2019
S-1グランプリも、全国の導入校さん、そして生徒さんを巻き込むため、失敗できないプロジェクト、実際にやってみないとわからないことも多く不安しかないのですが、導入校さん、そして生徒さんにできるだけご迷惑をおかけしないよう、@MayukoSawada が深夜まで試行錯誤をしています。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 25, 2019
時に、導入校の皆様にご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、失敗を積み重ねながら、1年後に「ああ、スタディプラスを信じて良かった」と思っていただけるよう、今後も挑戦していきたいと思います。
— 宮坂直 / スタディプラス取締役COO (@miyasakanao) July 25, 2019
私たちの日々の行動には、実はこのような背景が…!先日ついに迎えたフルリニューアルも、絶賛開催中のS-1グランプリにも「Fail Forward」の言葉のもと、実現致しました。今後も向き合うべきこと・挑戦すべきことにたくさん直面すると思いますが、失敗に対して前向きな姿勢で取り組んでいくと共に、「Fail Forward」の価値観を掲げているからこそのサービスを提供して参ります!
CXプランナーメンバーは、お客様との関わりを通して、学習管理、自立学習、コミュニケーションに関するノウハウを日々蓄積しています。
Studyplus for Schoolメンバーによる学びを、引き続きお楽しみに。
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