
「頑張りたいのに集中できない。悩みを抱える生徒さんに臨機応変に対応する導入校さまの取り組みをご紹介します。」今週の学び#58
Studyplus for Schoolのメンバーが、学習管理、自立学習、コミュニケーションに関する事例や気づきをTwitterで毎日更新中!noteでは、1週間の活動をダイジェストで振り返ります。
月曜担当の池上がお送りします!
6月17日
「●●だから、私たちは不利・無理」という声が生徒さんから挙がることってありますよね。気を付けるべきは、思考停止に陥らせないこと。ピンチのときこそ、捉え方を変える、どうしたら打開策が見出せるか考える、そんな思考を引き出したいですよね!
この先生の「受験後も使えるアタマの使い方を鍛えたい」という想い、まさに「自立指導」の根幹ではないでしょうか。
地域によっては夏休み中も補講補習が猛烈に用意されている高校もあるんだとか。
— 池上昌洋/スタディプラス (@ike_masahiro) June 17, 2019
「自分自身のために自由に使える時間が少ないから不利」と感じていらっしゃる生徒さんが多いようで。
そんな生徒たちに対する、ある先生の指導の様子を伺いました。#StudyplusforSchool
まず、学校でどんな補講補習があるかヒアリングし、その補講補習が「どうしたら有意義な時間になるか」を一緒に考えるそう。
— 池上昌洋/スタディプラス (@ike_masahiro) June 17, 2019
「学校に縛られる」を、
「規則正しい生活ができる」
「時間が確保できる」といった前向きな捉え方に変え、
「工夫できることはないか?」という着眼点を持たせるそうです。
夏休みでも部活動が続くような時間のない受験生ほど、1分1秒を惜しみ、考えて時間を使い、短時間で成果を出すケースがあるもの。
— 池上昌洋/スタディプラス (@ike_masahiro) June 17, 2019
一見厳しい状況でも「考える」ことでチャンスを見出すトレーニングになる。受験後も使えるアタマの使い方を鍛えられたら、と仰る先生でした。
6月18日
高校生の生活は非常に多忙です。通学、部活、課題、友人との付き合い、などなど。常に「時間がない」生活を送っていると思います。高校生を指導する上では「時間がない」ことを前提として、常に「一緒に考える」「時間を見つける・工夫する」スタンスが必要なのかもしれません。
都心でも、夏休み明けに文化祭がある都立高校の3年生は、毎日学校に行き、伝統のクラス演劇の練習に全力投球。勉強ができるのは夕方~夜かスキマ時間、という生徒さんが少なくありません。
— 池上昌洋/スタディプラス (@ike_masahiro) June 18, 2019
一部の部活生(サッカー部やラグビー部など)も同様ですね。
「そんな彼らは限られた時間にも関わらず(だからこそ?)往々にして結果を出す。なぜか?「考えて」生活し学習するからさ。」
— 池上昌洋/スタディプラス (@ike_masahiro) June 18, 2019
「時間は平等。俺がコーチするから『考えて』の部分、一緒に取り組もう!まずはStudyplusで自分が何にどのくらい時間を使っているのか把握しよう!」#StudyplusforSchool
6月19日
6/19に第6回となる「CounterNight」を実施しました。
そこで導入塾の先生方から様々なことを教えていただきました。
学習塾は生徒が卒塾するため毎年新規募集と向き合わなくてはなりませんから、長期的なスパンで在籍を確保し続ける見通しや経営戦略が必要です。生徒数が少なくなっていく今、高等部や幼児教育の新設、日中の教室利用の開放など、様々な戦術が模索されているように感じます。
また社員や講師を確保するコストと、卒塾生をインターン式で採用(育成)することを天秤にかけ、後者を選択されている塾様も増えているように思います。
学習塾として生徒の学力を高めると共に、子どもたちが「自立」し自ら幸せになっていくためにできることは何か。先生方の柔軟な発想と取り組みを今後も勉強させていただきます!
弊社イベントにお越しいただいた先生方から様々なお話をお伺いし、今日(昨日)も学ぶ喜び✨
— 池上昌洋/スタディプラス (@ike_masahiro) June 19, 2019
特に「自然発生」する仕組みや仕掛けを持つ中小塾様は強いなと感じました。生徒募集然り、卒業生チューター採用然り。
そしてStudyplusヘビーユーザーの卒業生がいると尚強し。#StudyplusforSchool
6月20日
具体的に記録をつけてもらう。例えば例のように取り組んだ範囲やどんな取り組みをしたのか、分かったことや分からなかったこと、反省点や意気込みなど。それだけでもメタ認知力を鍛えられると思いますし、先生としても気づける幅が広がるのではないかと思いました。
「ポイントを置いている点は、なるべく具体的に学習記録を書いてもらい週間面談の時に計画と照らし合わせて生徒と話をしている点です!」と語る山口のある先生。
— 池上昌洋/スタディプラス (@ike_masahiro) June 20, 2019
学習の記録記入の意欲に繋がるように、また内容を把握できるように、日々なるべくコメントも返されているそうです!#StudyplusforSchool
「この生徒さんは丁寧に書いてくれていますね笑
— 池上昌洋/スタディプラス (@ike_masahiro) June 20, 2019
こちらとしてもしっかりと進捗がわかるとともに、生徒さんも自分がやったことが確認できて自信にも繋がると思っています!」
情報の質が一段引き上げられますし、生徒さんの自信にも繋がるんですね!
(どの程度メモを入れさせるかは判断が必要です) pic.twitter.com/NtOGRyEePr
6月21日
自立型運営の中での、生徒対応の優先度を決める1つの考え方なのかなと思います。
普段はデジタルベースに、「ここぞ!」というタイミングではアナログに、対応されていることもポイントのように感じました!
また、生徒たちは本当は頑張りたがっているが、物理的ないし心理的阻害要因により気持ちが曇ってしまうときがある、という捉え方共感しました。どうしたら生徒たちが晴れやかに頑張れるかに向き合っていらっしゃるんだなぁと感じました…!
先日お越しいただいたTASUKE塾崎山先生より。
— 池上昌洋/スタディプラス (@ike_masahiro) June 21, 2019
自立型運営の中で積極的に介入すべきは、
①Studyplusの学習記録がない(アナリティクスが青い)
②メッセージを送っても返答がない
という生徒だそう。
発見したら
・直に電話する(本人or自宅)
・直に面談する
などアナログに対処されているそうです。 https://t.co/5ItnpKl7sT pic.twitter.com/gGmBrtuys1
すると、物理的or心理的な阻害要因が見つかるそうです。
— 池上昌洋/スタディプラス (@ike_masahiro) June 21, 2019
・体調
・学校のテストや課題
・部活
・悩み(友人関係や恋愛)
・家庭事情 など
生徒たちは、本当は頑張りたがっているんだそう!
先生の気づきや寄り添いがあると、安心して自走スピードが維持できるんですね!#StudyplusforSchool
勉強が継続できていない生徒に「勉強しよう」と言うのではなく、「なぜ」をしっかり追求して生徒さんが勉強以前に抱えている問題に対し親身に寄り添ってくれる先生方の姿勢は、授業や部活で忙しく悩みが多い時期である生徒さんにとってはかなりの安心感を覚えるのではないでしょうか。
生徒さんのモチベーション取り戻せるように、生徒さんの状況に応じ、臨機応変にデジタルとアナログを使い分けるという点、とても学びになります!
CXプランナーメンバーは、お客様との関わりを通して、学習管理、自立学習、コミュニケーションに関するノウハウを日々蓄積しています。
Studyplus for Schoolメンバーによる学びを、引き続きお楽しみに。
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