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シリーズ01.Compass Lab編|第2回:運用開始と思わぬメリット(前編)【Studyplus for School導入物語】

Studyplus for School導入物語とは?

Studyplus for Schoolは、生徒さんの学習管理やコミュニケーションの面で学習塾をサポートするICTツールです。本シリーズでは、特にStudyplus for Schoolの「導入」に焦点を当て、すでにStudyplus for Schoolを活用している塾の方が、どのような経緯で導入にいたったのか、お問い合わせから導入、その後Studyplus for Schoolを活用していただくまでの流れの中で、スタディプラスの担当者がどのようにサポートをしてきたかなど、実際に行われている定期的な打ち合わせの模様を通してご紹介します。

今回の記事で登場されるのは、第一回に引き続き、鳥取県にある学習塾「Compass Lab」の山田先生と、サポート担当であるスタディプラスの池上です。

左:Compass Lab 山田先生
右:Studyplus for School  CXプランナー 池上

前回までのあらすじ

大手学習塾の教室長を経験後、2021年6月に地元である鳥取県に「Compass Lab」という塾を開校した山田先生。初回となった前回のお打ち合わせではサポート担当である池上が、先生の目指す塾の方向性をお伺いし、まずはStudyplus for Schoolをトライアル運用することが決まりました。今回は、先生が実際に塾でStudyplus for Schoolを運用してみて初めての打ち合わせです。さっそく打ち合わせの模様をご紹介します。

・Compass Lab編 第1回:「はじめての打ち合わせ」はこちら

目標を達成するためにどのくらい塾に通うか、生徒が考えて設定する

池上:本日もよろしくお願いいたします。今日、山田先生と打ち合わせするにあたってCompass LabさんのHPを拝見したのですが、トップページに定期テストの結果を掲載されていましたね。

山田先生:嬉しいことに、ほとんどの生徒が5教科の合計点を上げる事ができ、さらにそのうち4人の生徒が、5教科全てで点数を上げることができました。4人全員が週6日通ってくれているので、これだけの成果が出たと思っています。

池上:すごいですね。御校は通い放題ですが、どのくらい塾に通うかはどうやって決めているんでしょうか。

山田先生:生徒自身に決めてもらっています。まずは目標を設定し、そのために何をすべきかとどのくらい通うべきかを考えてもらい、通塾日数を宣言してもらうスタイルです。

なかには部活が忙しいなどの理由で週2日程しか通えない生徒もいますが、成績がなかなか上がらない場合は、何が原因か分析を一緒に行い、その結果自ら通塾日数を増やす生徒が多かったです。

池上:では、ある程度は自分で決めてもらって、成果が出なければ一緒に考えるという形ですね。

山田先生:はい。これまでを振り返ると成績が上がった生徒の方が多いですし、直近で上がらなかったとしても、上げるためにもっと通おうとか、1日の計画を見直すなど前向きに取り組んでくれた子がほとんどです。

実際、成績を上げるのは大変なことなので、受験生を中心に多くの生徒は週5日以上通っています。

池上:それだけたくさん生徒が通うには教室の広さも必要だと思いますが、どのくらいのキャパシティですか?

山田先生:メインの部屋は25人入ります。そこが埋まると隣の部屋も使い、1階だけで42人入ります。体験生であっても生徒全員が毎日自分専用の机で勉強をしていて、それぞれの机に名前のシールを貼ったりしています。

Compass Labの教室内

池上:もともとは何が入っていたビルなんですか?

山田先生:パソコン教室だったようです。大通りに面していないので、広さのわりには家賃が安く済んでいます。住宅街にあるので静かですし、駐車場もあって塾に適した立地です。

開校から半年足らずで、すでに多くの生徒の成績が上がっていると嬉しそうに話してくれた山田先生。ここで池上から、集客などの経営面について具体的にお話を伺います。

高校受験だけでなく大学受験も見据え、保護者との長期的な信頼関係を構築する

池上:すでに22人の生徒さんがStudyplus for Schoolと連携していただいていますが、経営面には何か変化がありましたか?

山田先生:ありがたいことに生徒・保護者の方に恵まれて順調です。というのも、Studyplus for Schoolは集客にも役立つツールだと感じています。当塾は口コミから入塾する生徒が多いのですが、口コミを増やしていく上での保護者の方の満足度向上に、Studyplus for Schoolが寄与している気がしています。

池上:立地が住宅街ということもあり、保護者の方同士の口コミは大切ですね。

山田先生:はい、口コミはコストもかかりませんし、最もよい集客ツールだと思います。口コミを広げてもらうには成績を上げることも大切ですが、塾が信頼されていることも重要です。この2つの要素を支えているのが、Studyplus for Schoolだと思います。

池上:そう言っていただけて嬉しいです。具体的に、どのようにStudyplus for Schoolが役立っていますか?

山田先生:毎週月曜日に保護者へ前週分の記録を送っており、それが塾への信頼感の基礎になっているのではないかと思っています。

以前大手学習塾に勤めていた時は、生徒状況の報告といえば電話か、もしくは夏休み前、冬休み前、春休み前の面談のみとなっていました。そのタイミングでの面談となると、どうしても商談の要素が強くなってしまっているような気がしていて、それだけは絶対にしたくなく、塾の様子や生徒の頑張りは密に保護者に共有するようにしています。

Compass Labの保護者メッセージ画面
生徒の学習時間を保護者のLINEに毎週送っている

池上:保護者の方からすると、お子さんの頑張りや結果が見えるのは魅力ですね。

山田先生:そうだと思います。送信する情報の信頼性を高める意味でも、カルテ機能を使って、その生徒がその日に何を勉強したかを細かくメモしています。

池上:そこまで細かく対応していると、業務量的に大変ではないですか?

山田先生:以前務めていた学習塾では、生徒100人以上の保護者に対して電話でコミュニケーションをとっていたので、それと比較すると非常に楽になりました。

講師としては、生徒とだけではなく保護者の方ともよい三角関係を作らなければならないと思っています。せっかくなら途中でやめずに通ってほしいですし、中学受験・高校受験合格後も学びを止めずに続けてほしいので、信頼してもらうことが大切だと感じています。大学受験まで二人三脚で走っていきたいです。

池上:直近の高校受験だけではなく、その先のことも考えてらっしゃると。

山田先生:はい、地方の公立高校は倍率も高くありませんが、大学受験も見据えて高校1年生からしっかり勉強できる点をアピールしています。

池上:難関大学を目指す生徒は前倒しで勉強できますし、学校の成績を上げれば総合選抜の可能性も生まれますね。

山田先生:大学受験を見据えたとき、Studyplus for Schoolは全国にいる同じ志望校のライバルがどのくらい勉強しているかわかるので、重宝しています。先日、首都圏の難関大を目指している高校2年生の生徒が、都心の同級生が1日9時間くらい勉強していると知ってやる気を出していました。

Studyplus for SchoolのLINE連携機能を活用して、保護者の方との信頼関係の構築に努める山田先生。
一方で、生徒さんのとのコミュニケーションにはStudyplus for Schoolのタイムライン機能を積極的に活用されているようです。

続きは後編へ

後編は、1月28日(金)に公開予定です。お楽しみに!


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