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質・量ともに高いリアルコミュニケーションを支えるオンラインコミュニケーション(前編) #Customer Story17|ユニバースクール

Studyplus for Schoolを導入いただいた先生方に、お話を伺うコーナー。今回は川崎市のユニバースクールさんの代表である湯浅先生と、もともと生徒として通っており今はユニバースクールの講師として活躍している桑野さんにお話を伺いました。

大手の集団授業塾の講師をしていた経験から「ICTの活用が必要だ」と気が付き、より効率化された授業を実現。Studyplus for Schoolを使って、より細やかな生徒のマネジメントを行っているそうです。今回は、先生の気づきやStudyplus for Schoolの効果などについてお伺いしました。

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―学習塾ユニバースクールの創業について教えてください。

湯浅:大手で集団指導塾の講師をしていた頃、「ICTを活用すればもっと良い環境で生徒指導できるのでは」と考えたことがきっかけです。ホワイトボードで指導していると授業がメインになりますが、私はそれだけでは成績が伸びないと思っています。

もっと一人ひとりにあった学習時間や自習時間の活用方法を指導する必要があるし、授業時間以外のマネジメントが重要なんです。そのためには時間が必要だから、もっとICTで授業を効率化したいと思っていました。こういう考えが色々と出てきて、なら自分でやってしまおうということで創業しました。

―塾はどんなコンセプトなのでしょうか?

湯浅:「頑張る生徒を全力で応援しよう」です。私たちはTeacherというよりも生徒の力を信じて応援してあげるサポーターであるというスタンス。

―ICTはどのように活用していったのですか?

湯浅:はじめはICTを投入して、集団指導の効率化を図りました。塾を始めて2年目を迎えたころから、徐々に映像授業を取り入れ始めました。まずはビックパッドを使って「書く」という行為を省略していったんです。

書く時間が短縮できた分は、演習に回しました。生徒がよりたくさんの問題を解けるようにしたんですね。
 

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―集団授業メインから自立型の塾の形を確立していったとのことですが、どんなきっかけがあったんですか?

湯浅:集団指導を続けていても、マンパワーでやっていては限界がくると感じたことがきっかけでした。当時私は休みなく働いていたんです。しかも基本的に、12時間ずっと塾にいました。

うちは面倒見がいいというか、「家でなんてやらなくていいですよ」というのがウリで。今でも同じですが、とにかく全部塾でやらせます。それで知名度も上がって、高評価もいただけるようになっていたんです。

今はこれでよくても10年、20年先のビジョンを考えていたときに、ずっとこれができるのかと。それに、生徒のためになるのかとか、新しくスタッフが増えるのかと、悩みました。

―先が見えなかったんですね。

湯浅:そうです。ちょうどその頃、塾がブラックと言われたり訴えられたりしていて、「確かにな」と気づいていったんですね。そこから「自立」を意識するようになりました。

-実際に自立型の塾を始めるとき、何を大切にしましたか?

湯浅:自立型の塾で結果を出すには、自立の度合いを見極めることが重要です。やることのリストも作りますし、勉強の進め方もこちらで決めています。

自由にするのはいいんですが、大学受験で自由にさせすぎると合否が分かれるから不合格を生んでしまうこともあります。だからあまりに好きに「あれもこれも」やらせるのではなく、あえてこちらでルートを決めて、その中で余ったところは自由にという形にしています。

―基本的にルートは一通りで、そのスピード進度が違うのでしょうか?

湯浅:はい、進路はあれもこれもとたくさん作っていないです。ただ、9月からは志望校にそってやってもらうのでみんな違います。

―ただ自由にやらせるわけではないんですね。

湯浅:そうですね。たとえば生徒に半年先や3か月のことを言っても先過ぎるので、基本は1か月ごとに立てています。もちろん私たちはもっと先を目処にしているので、中期的に考えていますよ。ただ、わざわざ生徒には言いません。生徒はこの後何をやるのか知らないから、まずは目の前のことをちゃんとやってもらえればいいよと。複雑にならないよう気を付けています。

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―高等部は途中から設立されたコースだと伺いました。

湯浅:そうです、中3の子が卒業した後に、「高校生になっても面倒をみてほしい」と言ってもらえたので設立しました。

-新たなコースを設立したということで、何か課題はありませんでしたか?

湯浅:高等部を運営して、高校生は本当に忙しいということがわかりました。特に運動部だと朝練もあるし、放課後は20時まで練習していて。だんだん勉強時間を確保するのが難しくなるし、モチベーションを保つのも難しいんですね。

初めは「第一志望校に入るぞ」と思っていても、部活や学校の授業、バイト、友達との関係などがあって、そういうものと勉強を比べると負けてしまうんです。

―小中時代よりモチベーションが下がりやすい環境なんですね

湯浅:そうなんですよ。だから先生としてではなくトレーナーとして関わっていくことが大切です。具体的なオペレーションとしては、まず生徒には映像授業を見てもらいます。そこで分からない部分が出て来たり、問題集をやっていて解けないところが出てきたら「ここを見て調べてみよう」と私たちがアドバイスするという流れです。

―映像授業の導入は課題解決に役立ちましたか?

湯浅:学習の効率化のために2年目から映像授業を取り入れましたが、最初は使い方が下手で画期的な解決には至りませんでした。「映像授業さえあればいい」という勘違いから始まったんですね。

―上手く使いこなせなかったんですね。

湯浅:はい、映像授業もただ観せてお終いでした。小中学部にプラスアルファで高等部があるという形だったので、そこまで本気で投入できずにいたんです。だから生徒とのコミュニケーションも希薄になったし、辞める生徒も増えていました。「勉強をやりたくないからやめたい」「大学受験の勉強は高3からでいい」と言われてしまって。

2年目からも、アナログでちょっと管理をしていたくらいです。チェックリストを作って、その通りにやって、チェックテストで確認して、ということを徐々に始めていった感じです。問題集のチェックリストも作っていて、全てリスト通りにやっていくと。使う問題集もこれからちょっと絞っていこうとなっています。そうしたら問題集のチェックリストも作れますから。

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―色々と課題を抱えていた3年目にStudyplus for Schoolを導入されたんですね。

湯浅:はい。導入しようと思ったきっかけは、パーソナルトレーニング・ジムでした。なぜあのジムがあれだけ結果にコミットできるか考えた時、日々のマネジメントが徹底しているからだと思ったんです。だから高等部を運営するうえで、毎日のようにアドバイスできる環境を作りたいと思って。そういう理想を掲げてツールを探している中で、Studyplus for Schoolを知りました。

生徒がスマホから入力できることと、記録をつけるとグラフできれいに表示されてゲーム感覚でできそうなところが決め手となって導入しました。生徒が使いにくいと継続しませんが、今の子たちはアプリを本当に簡単に扱いますよね。

―生徒や保護者の反応はいかがでしたか?

湯浅:保護者には「ただ映像授業をみせているだけ」と思われて退会されるケースも起きていたのですが、Studyplus for Schoolを導入して学習記録データをみせることで「きちんと学習管理してくれてるんだ」と納得してもらえるようになりました。

桑野:生徒時代を振り返ると、Studyplus for Schoolで勉強を管理してくれているという安心感があって。それがあるから自然と勉強の方に気持ちが向いて、このままやっていけば大丈夫だなと思えました。

―学習管理が確立したことで、保護者と生徒の両方に満足してもらえたようですね。

湯浅:そうですね。こちらとしても、生徒が塾に来ない日でもどのくらい勉強したのかわかるようになりました。塾であった時もただ「最近どう?」と聞くのではなく、「昨日はこれくらいがんばったんだね」と声掛けできるようになりました。

生徒側からも「こんなにやったよ」と報告してくれるようになったんです。スマホの画面を見せられるから、言いやすいのでしょう。

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―高等部ではどんなオペレーションで指導しているか教えてください。

湯浅:先ほども説明した通り、生徒ごとにいくつかの勉強パターンがあり、生徒にあった計画に落とし込んでいきます。学習内容はだいたい共通していて、順番やスピードなどだけがイメージです。授業自体は映像授業で、その後に振り返りテストを受ける形です。

―計画を立てる面談において、Studyplus for Schoolを活用しているんですよね。実際に運用をしてから感じた良さやメリットはありますか?

湯浅:コミュニケーションを増やすきっかけになるのはいいですね。Studyplus for Schoolなしで面談するのは結構大変ですが、これを使えば面談が効率化するし、情報をスタッフ間で共有もできて便利です。

コミュニケーションといっても、重要なのはリアルな、直接会った時のコミュニケーションなんですよ。だから、Studyplus for Schoolはそこにつなげるためのきっかけ作りとして利用しています。オンラインでいいねするのも良いんですけど、直接「いいね」って言われた方が嬉しいじゃないですか。

―たしかに、直接だからこそ伝わるものはありますね。

湯浅:そうなんです。リアルなコミュニケーションは絶対に必要なんですよ、だから塾は、コミュニケーションの場なんです。

―その考えが、通塾頻度の高さにも表れているんでしょうか。

湯浅:そうですね、高3は週6~7で来ています。高2もほとんど週6で来ていて、高1は今始まったばかりだから、まだ週2ですがあとは徐々に増やしていいよと行っています。

―先生は面談もされているんですよね。

湯浅:そうです、基本的には隔週で、高3はほとんど毎週やっています。内容は時期にも寄りますが、計画表を書いているのでその通りできたかとか。私はどちらかというと、計画表の見直しを一緒にしていますね。

一時間ごとに何をやるかまで見ています。今日はこの時間にこれやるとかを一緒に書いておいて、一週間ごとにちゃんとできているかとか確認する形です。もう一人面談を担当している先生がいて、その方にはさらに中身をチェックしてもらっています。どうやって暗記するかとか、勉強のやり方についてですね。

―進捗が遅れた時、どんな会話になるんですか?

湯浅:まずは遅れている理由があるので、そこを聞いてあげます。遅れることは私もありますし、どこで取り戻すかの話をしていく形です。そうすると、見込みが甘かったとか、そういう話になります。ではそこで日曜日をまく使ってそこを埋め合わせできるか、といった解決策を出していきます。

―湯浅先生は、生徒が決定して実行するためのサポートをするんですね。

湯浅:そうですね。去年の反省としては、時間さえやればいいという感覚が根付いてしまったことです。桑野くんの場合はただ勉強していたから成績が上がったわけではなく、中身の濃い1時間を過ごしていたから結果が出たと思うんです。ただ座って時間を過ごしても成績は伸びません。

コミュニケーションしながらそこを見破っていくっていうのは、塾だからこそできることだと思います。報告を見てから「その1時間ってあまり意味ないよね」と指摘していく。これからはタスクベースにどんどん変えていきたいです。

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ICTを活用して効率化を進め、Studyplus for Schoolを使ったオンラインのコミュニケーションと塾でのリアルコミュニケーションで生徒のモチベーションを刺激するユニバースクールさん。「学年ごとにチームを組んでお互いを刺激しあう」という環境が整っているとのことですので、後編ではそちらのお話も伺っていきます。

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