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学習時間の可視化と生徒情報の共有で、一人ひとりに適した進路指導を実現

【公立】
天草高等学校(熊本県)
学 科:普通科
生徒数:1学年191名 2学年194名 3学年178名(2022年4月現在)

Studyplus for Schoolを生徒指導に日々ご活用いただいている学校様の事例やイベントレポートをご紹介するUser Story。
ここでは、進学指導に熱心に取り組まれている熊本県の公立学校天草高等学校の事例を『進路指導』『学習意欲向上』の2つのテーマに分けてご紹介します。今回は、『進路指導』編です。

生徒の「家庭学習の促進」のため、モチベーション維持に
適した「Studyplus for School」の導入を決定

本校は、東京大学や難関私立大学にも合格する生徒もいますが、専門学校に進学したり就職する生徒もおり、進路状況は多岐にわたります。そのため、一人ひとりにあった進路指導が求められています。

しかしながら昨今の働き方改革により、学校独自で取り組んでいた朝自学や放課後課外授業が縮小することになり、学校での指導に加えて「家庭学習の促進」が重要になってきました。加えて、1人1台の端末をどう積極的に活用していくのか、あらゆるICT教材をどう整備していくのかという課題も抱えていました。

そこで、生徒が自分に合った学びを選択できる新しい学びの方向性として授業動画サービスを導入したり、個別課題を動画で配信したり、長期休暇中の課題を出したり、授業内容の補充をしたりと、さまざまな取り組みをしてきました。

こうした取り組みの中で、モチベーションの保ち方についての生徒との面談で、高校3年生の成績上位の生徒から「Studyplus」について聞く機会がありました。さらに他の生徒にもヒアリングをしてみたところ、学習モチベーション維持のために、Studyplusなどのアプリを使ってる生徒が多いことが分かりました。

そこで、私も自分でアプリを使ってみたり、ネットでリサーチしたりする中で、「Studyplus for School」が生徒情報の収集や学習時間の可視化など、充実して充実した機能を持っていることを知りました。すぐに、管理職や学年の教員に投げかけ、まずは1学年220人に導入することが決まり、現在に至ります。

学習時間の可視化により生徒自身での「振り返り力」がUP

「Studyplus for School」ではいろいろな機能を活用していますが、まずアナログでやっていた学習記録を置き替えました。今までは学習時間の記録を用紙で管理していたため担任が用紙を回収して把握する形でしたが、「Studyplus for School」を使うことで生徒の記録がリアルタイムでタイムラインに表示されるため、いつどれくらいの勉強をしているか、全体像を把握することが可能になりました。

学習計画については、学習の振り返りができる手帳を活用し、生徒は毎日その日にやることを書き出して、それぞれどれぐらいの時間を取るのか予定を立てています。

生徒の変化としては、記録がタグごとに異なる色のグラフで学習時間が表示されるので、自分で教科のバランスを見直しながら、生徒自身がPDCAサイクルを回せるようになっています。

他にも、週間目標を設定したり、模試や共通テストまでの期間をカウントダウン機能で設定している生徒もおり、定期的に確認できることから「頑張ろう!」と思えているようです。

本校では、7割強の生徒が「Studyplus for School」を毎日使っており、9割の生徒が勉強のモチベーションが上がったと回答しています。実際に、5割の生徒の家庭学習時間が増えています。

SNS機能を活用している生徒からは、「同じ目標を持つ人同士で、刺激し合いながら頑張れる」「みんながいいねをくれるのでやる気が出る」「モチベーションが爆上がりした」といったコメントがありました。同じ大学を志望する生徒をフォローして、勉強方法を真似するなどしているようです。

本校では3年間を見通した「雛鵬プラン」というものを作っており、これに沿って進路指導を行ってます。年に5回以上の2者面談を実施して、学習状況の確認をしたり、定期考査・模擬試験の目標を決めたりしていました。ですが、その内容は担任しか知り得ないため、学年全体として把握できないという問題点がありました。

しかし、「Studyplus for School」のカルテ機能に入力するようになってからは、私たち進路指導部の教員も、生徒がどの大学を志望しているか、何に悩んでいるか、推薦についてはどう考えているのかなどを共有できるようになりました。それがきっかけで、生徒と会話をする機会も増えています。

「Studyplus for School」を導入してから、生徒のモチベーションは上がり、教員からも学習への取り組みが向上しているとの声をたくさん聞いています。本校でも活用できていない機能が他にもたくさんあるため、今までやっていた作業を置き換えつつ、どの機能を使ってどの機能を使わないのか、マネジメントをしていきながら今後も積極的に活用していきたいと思っています。

『学習意欲向上』編については以下よりご確認ください。
https://story.studyplus.co.jp/n/n06968b7f3529

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