シリーズ01.Compass Lab編|第3回:開校から3ヶ月で作り上げた、塾運営の型(前編)【Studyplus for School導入物語】
Studyplus for School導入物語とは?
Studyplus for Schoolは、生徒さんの学習管理やコミュニケーションの面で学習塾をサポートするICTツールです。本シリーズでは、特にStudyplus for Schoolの「導入」に焦点を当て、すでにStudyplus for Schoolを活用している塾の方が、どうのような経緯で導入にいたったのか、お問い合わせから導入、その後実際にStudyplus for Schoolを活用していただくまでの流れの中で、スタディプラスの担当者がどのようにサポートをしてきたかなど、実際に行われている定期的な打ち合わせの模様を通してご紹介します。
今回の記事で登場いただくのは、第2回に引き続き鳥取県にある学習塾「Compass Lab」の山田先生と、サポート担当であるスタディプラスの池上です。
前回までのあらすじ
前回のお打ち合わせの様子はこちら
第2回:運用開始と思わぬメリット(前編)
第2回:運用開始と思わぬメリット(後編)
声掛けやコメントの徹底により生徒の入力率が向上
池上:本日もよろしくお願いいたします!早速ですが、Studyplus for School導入からまだ間もない段階で、すでに入力率が非常に高く、僕も嬉しいです。
山田先生:初めのうちは記録を忘れる生徒もいたので、教室のドアに「勉強の記録はつけましたか」と書いて貼りました。また、私からも「記録をつけましょう」と声かけをしています。
声をかける時には、「単なる記録ではなく、今日勉強した要約をメモ欄に載せて、記述力や国語力もアップさせよう」と言ってます。
池上:なるほど!御校の7月から11月までの記録を見ると、100%に近い月もありました。生徒数が増えているのに入力率が高いままというのが素晴らしいですね。
先生の「いいね」数もしっかり増えていて、生徒は「先生が記録を見てくれている」という実感がわいていると思います。さらに、保護者へのメッセージ数も非常に多いことが印象的です。
山田先生:「いいね」はほぼすべての勉強記録に押してますし、何か書いてくれたら必ずコメントを返しています。生徒が「英語をやりました」「一般動詞の映像授業を見ました」と書いていたら、「分かったことや学んだことを具体的に書いて」などアドバイスもしています。勉強時間だけの入力ではもったいないので、今日やったことの復習のつもりで記入するように伝えています。
池上:いいですね。そこまで徹底すると、運用する上で大変なことはありませんか。
山田先生:「いいね」やコメントについては、そこまで負担はかかっていません。
それとは別のことですが、生徒の出欠を取るための、QRコードの読み取りを今は私が全員のを読み取っていて、結構大変だと感じていました。ただ、その時間で昨日やったことや今日やる事の確認、先週の振り返りや今週できるようにしたいことなどを生徒と話すいい時間になっていて、すぐにデメリットとは感じなくなりましたね。
池上:現在は各生徒のQRコードを読み取るしかありませんが、4月からは生徒のスマートフォンから、校舎のQRコードを読み取ることができるようになります。
山田先生:その新機能は楽しみです。本当は、今も生徒に自分でやってもらえばいいのかもしれませんが、塾に来たらなるべく早く勉強してほしいと思って私がやっています。
池上:そうなんですね。今後も、もし何か不便なことや困ったことがあれば教えてください。開発チームと相談して、なるべくユーザーである先生方にとって使いやすい形に改良していきます!
S-1グランプリを通じて勉強のモチベーションを上げる
池上:先生のSNSを拝見したのですが、S-1グランプリのポスターを貼っていただいてありがとうございました!
山田先生:はい、生徒の目標カードも続々と記入してもらっています。
池上:ありがとうございます!前回はStudyplus for Schoolを導入してすぐというタイミングだったので、S-1グランプリがどんなものか知るという意味合いが強かったと思いますが、今回はぜひチーム賞にもエントリーしてみてください。
山田先生:甲子園に初出場する学校のような感覚で楽しみです。
池上:ぜひ鳥取を代表する気持ちで参加してみてください!
山田先生:頑張ります!自分たちの名前がランキングに入っていたら嬉しいですよね。前回の結果を見ましたが、関東や関西のチームの勉強時間がすごいですね。
池上:現状として、首都圏が強いです。まずは四国・中国地方でのランキング入りを目指していきましょう。私としては、御校なら十分トップ5に入ると思っています。
山田先生:入れるように頑張りたいです。ランキングを見ていると、やはり地方格差のようなものを感じますね。私はStudyplus for Schoolはツールとしてすごくいいと思っていますが、地方ではまだ活用できている塾が少ないのでしょうか。
池上:勉強時間で競い合わせることを良しとしない方針の先生もいらっしゃいますので、S-1グランプリを活用するかどうかというのは、塾の教育方針や先生方の捉え方によっても分かれているところです。
山田先生:勉強は量だけが重要なわけではなく、長い時間やれば必ず成績が上がるということでもないですしね。ただ、ある程度量をこなさないと、質を上げることもなかなか難しいですよね。
池上:まさにその通りですね。僕らがS-1グランプリを開催している大きな理由は、こういったイベントを通して、生徒さんに楽しく学習習慣をつけてもらいたいと思っているからです。ぜひCompass Labの生徒さんにも楽しんで参加してもらえると嬉しいです!
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